2012年7月17日火曜日

安全・安心三本の矢作戦

 上川管内商工会連合会富良野ブロック(ブロック長・曽慶一介=南富良野町商工会長)主催の1市3町1村横断「安全・安心三本の矢作戦」車両パレードが6日、上富良野町役場前をスタートに沿線5市町村で実施され、住民や通過ドライバーに安全運転を呼びかけた。
 同作戦は今年で4回目。富良野管内1市3町1村が交通安全など管内の安全・安心を住民にアピールするのを目的に行われている。同作戦はライトを点けた車で走行し、富良野警察署長からの「安全・安心三本の矢作戦」のメッセージをリレー方式で各自治体首長に伝えている。
 沿線5自治体のほか、上富良野町商工会、中富良野町交通安全協会、富良野地方交通安全協会、南富良野町防犯協会、占冠村交通安全協会など24団体が参加した。出発式は午前10時、上富良野町役場駐車場で行われた。この後、中富良野―富良野―南富良野―占冠の115キロ間で行われた。
 富良野の引き継ぎ式は午前11時過ぎから市役所前で行われ、中富良野町の荒井政幸副町長から石井隆副市長に富良野警察署長からのメッセージ、さらに交通安全のタスキが手渡された。この後、主催者側で用意した交通安全の願いを込めた短冊を松の木に吊るし、南富良野町へ引き継いだ。
 なお、富良野警察署長からのメッセージの骨子は次のとおり。
 「管内では家人が就寝中の深夜から未明にかけて、無締まりの玄関や勝手口などから屋内に侵入して金品を摂取する、いわゆる忍び込みという手口の窃盗事件が頻発している。この種の事件は凶悪事件に発展する可能性が高い犯罪であり、加えて全道的には女性や子供が被害となる悪質な各種犯罪が多発する時期。管内における重大事件・事故抑止の正念場とも言える時期を迎え、『安全・安心三本の矢作戦』として管内1市3町1村の関係機関・団体の皆様が一丸となって安全・安心のメッセージを広く内外に発信し、その輪を広げていくという諸活動が実施されるにあたり、警察署としてもこれまで以上に連携していくことが必要であると考えている」



老人クラブ「あかつき長寿会」
50周年に向け盛大に資金造成ビールパーティ開く

 市内老人クラブの中で最多会員数を誇る「あかつき長寿会」(川村尚会長、会員数140人)の創立50周年記念資金造成ビールパーティーが8日夜、東部児童センターで開かれ、会員をはじめ大勢の地域住民が楽しく交流した。
 市内の老人クラブ数は32で、会員数は1486人(4月1日時点)。その中で息の長い活動を展開しているのが同長寿会だ。東部第一、第二の9町内で構成。親睦交流をはじめ様々な地域活動を行っており、来年4月で設立50周年を迎える。このため記念式典や記念誌発行に向けて準備を進めており、昨年から同パーティーを盛大に開催している。
 会員をはじめ地域住民約280人が参加した。能登芳昭市長や北猛俊市議会議長も来賓として招かれ、同長寿会の活発な活動に賛辞をおくった。パーティーでは大抽選会が約2時間半にわたり行われ、当選番号が発表されるたびに会場から大きな歓声があがっていた。
 川村会長(81)は「今年は記念誌に掲載する東部第一、第二連合地域の上空写真をオートパラグライダー愛好者の協力で撮影することができました。記念式典は来年4月に開催し、半世紀にわたる老人クラブ活動を振り返り、会員や地域住民と共に祝いたい」と話している。

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