2012年7月4日水曜日

富良野建設産業安全大会に500人

 富良野建設業協会(平沢幸雄会長)主催の「第19回富良野建設産業安全大会」が6月27日午後、文化会館大ホールで開かれた。富良野管工事業協会、道北電気工事業協同組合富良野支部など6団体に所属する従業員約500人が参加し、労働無災害と交通安全、暴力追放の決意宣言をそれぞれ行った。
 はじめに平沢会長が「この1年間、震災をはじめ台風、洪水、竜巻など災害が非常に多かった。そんな中、富良野圏域では平穏で幸せな日々が続いている。これを守るために私たちが何を考えるかが今日の安全大会です。また1年間、皆さんと共に無災害を誓いたい」などとあいさつし、参加者に改めて無災害、交通事故防止を訴えた。
 続いて能登芳昭市長が「仕事を作るのが行政の役割だが、労働災害はあると聞いている。それぞれの企業で安全について十分配慮していると思うが、これから繁忙期を迎える。それだけに作業現場ではより気持ちを引き締め、事故のないよう努め、交通事故に気をつけてほしい」などとあいさつ。
 また高橋徹・富良野警察署副署長が今年に入ってからの管内の犯罪と交通事故の発生状況について触れ、「昨年から深夜の住宅侵入等が相次いでいる。犯人と遭遇すると凶悪事件に発生する危険性が考えられる。戸締りに細心の注意を払ってほしい」と警告し、また観光シーズンを迎えたことから「市道や町道でも交通量が増え、危険が伴う」と訴え、事故防止を訴えた。
 この後、中山和雄・旭川労働基準監督署署長、森谷昭英・富良野警察署交通課長、髙木智也・富良野警察署生活安全係長が、それぞれの立場で労働災害防止、交通事故防止、犯罪についての講演を行い、作業現場での事故防止をはじめ、交通事故、犯罪防止を訴えた。
 続いて参加者を代表して旭川地区トラック協会富良野部会の袰主和仁さんが「地域・職場ごとの安全管理体制を充実し、安全確保の徹底をします」「悲惨な交通死亡事故発生の撲滅に努めます」など3項目にわたる「労働・交通安全」の決意、富良野地区生コンクリート協同組合の田上和也さんが「暴力団を恐れない」など3項目の「暴力追放」の決議をそれぞれ宣言した。
 最後に富良野建設業青年会の斉藤正憲さんが1年間の無災害、交通事故ゼロを訴えた「安全コール」を行い閉会した。



今年も台湾と親善交流
少年野球国際交流事業実行委員会で受け入れ

 少年野球国際交流事業実行委員会(会長・野嶋重克ふらの体育協会理事長)が6月25日、文化会館で開かれ、昨年度に続いて富良野市少年野球チームと台湾少年野球チームとの国際交流事業を行うことを決めた。
 来富する台湾少年野球チームは選手16人のほか、学校長、引率教諭、監督、コーチなど23人。滞在期間は8月8日から12日までの4泊5日。富良野市からは東中、西中、山部中、樹海中、麓郷中、占冠中、トマム中の選手と顧問など116人が参加する。
 少年野球国際交流事業は平成20年度から始まり、2年続けてアメリカから少年野球チームが来富したが、アメリカ側から軟式野球への対応ができないとして22年度は中止となった。しかし昨年度からは台湾チームとの交流が始まり、今年度で2回目。
 台湾チームは、9日に富良野市長を表敬訪問した後、若葉球場で午前11時と午後1時半から、10日は午前9時からと11時半から富良野市少年野球チームと計4回の交流試合を行う。
 11日は市内観光を行った後、文化会館で開かれる「さよならパーティー」に出席する。選手たちは期間中、市内の民宿に泊まり、またホームステイしながら富良野の文化を楽しむ。同チームは12日早朝帰国する。
 なお、富良野市少年野球チームの選手は、富良野東中36人、富良野西中37人、山部中15人、樹海中10人、麓郷中3人、占冠中4人、トマム中1人。交流事業収支予算は110万円。

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