2011年6月27日月曜日

防犯功労ボランティア団体表彰 春日東町連合会が受賞

 長年にわたる防犯ボランティア活動の功績で富良野市春日東町連合会(桐澤博会長、戸数638世帯)が、北海道警察本部長と北海道防犯協会連合会会長から「防犯功労ボランティア団体」として表彰され、23日、桐澤会長と事務局長の平尾安雄さんの2人が市役所を訪れて、能登芳昭市長に受賞報告を行った。
 同連合会は春日第1町内会、東町1町内会など7町内会で構成され、昭和48年4月に結成。55年度に防犯モデル地域指定を受けたのに伴い、56年4月に「防犯と青少年非行化防止推進地域宣言」を行った。さらに宣言に伴い、関連の立て看板を地域内に設置したり、地域内防犯パレードを実施、また防犯懇談会を現在まで開催してきている。
 現在の主な活動は、地域安全懇談会を5月と10月の年2回。防犯パトロールは6月から10月にかけて年9回実施している。
 また、平成18年5月からは「春日東町連合会パトロール隊」を結成し、7町内会が交代で地域安全パトロールを行っている。19年8月からは車両3台、パトロール実施者6人と会員(延べ200人)で青色回転灯装備車両を始動させ、地域安全活動を強化するなど犯罪抑止と少年非行防止に尽力してきている。
 同ボランティア団体表彰は、今年度から新設された。表彰式は20日、北海道警察本部庁舎内で行われ、桐澤会長に表彰状が授与された。
 桐澤会長は「地域の協力があって長年にわたり防犯活動が行われています。その活動の取り組みが評価されました」と能登市長に受賞報告。これに対して同市長は「長い間にわたり継続して地域防犯活動の推進を行ってきていることは素晴らしい。これからもよろしくお願いします」と受賞を喜び、改めて地域防犯活動の大切さを訴えた。



布礼別小1~4年生が集落センター花壇で花植え

 布礼別小学校の1~4年生12人が今月9日午前、校舎近くにある布礼別集落センター前の花壇で花の苗を移植し、環境美化に協力した。同日は27度を超える暑さになったが、児童たちは元気にマリーゴールドなど花の苗を植えた。
 この花壇への花の移植は布礼別老人クラブ(大島克己会長、会員21人)が毎年実施しているが、布礼別小学校の子供たちも全面的に協力している。会員の平均年齢が85歳と高齢化しているため、今年の移植作業は難しい状況だったが、教職員も協力したことで実施することができたという。
 植えられた花の苗はマリーゴールドのほかサルビア、ペチュニア、ベコニアの4種類9色計450本。昨年までは1、2年生のみの移植だったが児童数が減ったことから今年は3、4年生も加わった。移植作業は30分ほどで終了した。1年生の堀端祐里さん(7)は「きれいな花がいっぱい。とても楽しかったです」と笑顔を見せていた。
 大島会長は「会員の年齢が高齢化しており、花壇の整備が厳しい状況になってきている。子供たちの協力を得ることができ、今年も立派な花壇作りができました。また、富良野市街地で生活している会員もおり、今日わざわざ来て作業に加わってくれました」とお礼を述べ、子供たちにはノートをプレゼントし感謝した。

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