2011年6月21日火曜日

全道高校電卓競技大会団体の部 緑峰高が全国大会出場

 第64回北海道高等学校珠算・電卓競技大会兼第58回全国高等学校珠算・電卓競技大会北海道予選の電卓部門の団体で、富良野緑峰高校が初優勝を飾り、8月2日、東京都立荒川商業高校で開催される全国大会に出場する。
 同競技大会は今月3日、北見市で開催され、11校から44人の生徒が出場し、珠算と電卓に分かれて実力を競い合った。富良野緑峰からは情報ビジネス科2年の工藤冬花さん(16)、同、岩渕佳代子さん(16)、流通経済科2年の松田知恵さん(16)が出場し、乗算・除算・見取算・応用計算の4競技で総得点1310点を挙げ、準優勝の旭川商業に210点の大差をつけ、念願の全国大会出場権を手にした。
 また、個人戦でも工藤さんが2等、岩渕さんと松田さんが3等に入賞。このほか流通経済科1年の鎌田千夏さん(15)、情報ビジネス科1年の佐藤まど佳さん(16)が佳良賞(10位以内)を受賞した。
 同競技は乗算・除算・見取算の計300点と応用計算300点の計600点を競い、出場選手の上位3人の合計点で団体の部を競い合った。この結果、工藤さんが510点、岩渕さんが410点、松田さんが390点を挙げ、見事初優勝を飾った。3人は3月から全国出場を目標に、他の商業クラブ員と放課後2時間余りの練習を積み重ねてきた。さらに3月に函館、4月に札幌の高校へ遠征し、また5月には帯広から生徒を迎え入れて競技会を開き、実力を徐々に高めていった。
 全国大会に向け工藤さんは「練習では560点が最高。自己ベストを目指したい」、岩渕さんは「全道大会では失点が多かった。全国では失点を少なくしたい」、松田さんは「全道大会では雰囲気に飲み込まれ、十分に力を発揮することができなかった。全国では飲み込まれないよう普段の力を発揮したい」とそれぞれ意気込みを語った。
 顧問の保坂雅裕教諭(36)は「生徒たちは全国大会出場を目標に連日猛練習を行ってきた。その成果が実りました。全国大会では出題される問題が全道大会より難しくなるが、練習では3人の合計得点が1600点台なので、さらに練習を積み重ねて入賞(3位以内)を目指したい」などと話し、全道大会での活躍をたたえ、全国大会へ向けて大きな期待を寄せている。



富良野市音楽大行進 15団体509人参加

 富良野市内の児童生徒が一堂に会した「富良野市音楽大行進」(実行委主催)が15日午後、中心市街地で行われた。小学校9校、中学校3校、高校2校とPLMBAバトンクラブ富良野教室の計15団体から509人の児童生徒が参加し、郷土の発展と平和を願う音楽行進を1時間余りにわたり行い、沿道に詰めかけた保護者や市民を楽しませた。
 同日は午後から雨の予報が出されていたが予報は外れ、予定通り実施することができた。富良野小学校グラウンドで午後1時15分から開会式が行われ、能登芳昭市長が「今日は音楽演奏の発表の場。日頃の練習成果を沿道の市民に披露して下さい」と激励し、各学校で取り組んだ東日本大震災の義援金活動にお礼を述べた。
 この後、樹海小の25人の児童を先頭に、布礼別小、布部小、麓郷小、鳥沼小、山部小、扇山小、東小、富良野小、山部中、富良野西中、富良野東中、PLバトンクラブ富良野教室、富良野緑峰高、富良野高が南3丁目通→東5条通→相生通→西2条通の市街地で威風堂々と演奏を行った。沿道には児童生徒の保護者や大勢の市民が詰めかけ、ビデオカメラやデジカメで子供たちの力強い演奏を撮影していた。

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