2012年11月13日火曜日

ゲートキーパーの役割とは 自殺予防の養成講座に30人

 富良野保健所主催の「富良野地域『自殺予防ゲートキーパー』養成講座」(富良野心といのち見守り隊養成講座)が8日午後、富良野市総合保健センターで開かれ、民生児童委員や公務員、主婦など約30人が参加し、自殺の現状や総合的な対策の理解、さらにゲートキーパーの役割などについて知識を深めた。
 全国の自殺者は平成10年以降毎年3万人を超え、北海道でも毎年1500人前後が命を絶っている。富良野管内でもここ10年間で毎年7~20人が自殺で命を失っている。
 自殺は健康や経済的な問題など、様々な要因が複雑に関係して心理的に追い込まれた末の死で、自殺を考えている人は悩みを抱えながらもサインを発している。
 こうした状況から北海道では平成21年度から全道14か所で「自殺予防ゲートキーパー研修」を実施している。富良野保健所管内でも行っており、今年度は2回(2回目は11月14日)開く。



オムカレーウォーキング楽しむ 家族連れの市民ら63人が参加

 富良野オムカレー推進協議会(谷口正也会長)は、快晴に恵まれた11日、初めての「富良野オムカレーウォーキング」をフラノ・マルシェを発着に開催した。家族連れやグループの市民ら63人が参加し、街中にある富良野オムカレー提供店(5店舗)と菓子店(1店舗)をウォーキングで周り、各提供店自慢の一品をトッピングしたボリューム満点のオリジナルオムカレーに舌鼓を打った。
 同協議会は、これまで道内外のイベントに積極的に出展するなど、「富良野」をPRしていたが、市民から「地元でも是非イベント開催を!」という要望が相次ぎ、地元市民を対象にしたイベントを検討し、①地元還元・定着②街中の魅力発見③健康増進の3つのコンセプトで富良野オムカレーウォーキングを企画した。
 同日は北風が吹く肌寒い天候となったが、青空が空一面に広がる絶好のアウトドアイベント日和に恵まれた。参加者たちは午前10時にフラノ・マルシェを一斉にスタートし、街中にある富良野オムカレー提供店(まさ屋・笑楽亭・くんえん工房yamadori・なんまら・山香食堂)と菓子司「ろっこう」の6店舗でスタンプを押してもらい、ほぼ1時間ほどでゴールした。
 参加者は、同施設の中央広場でベンチやテーブルに座り、富良野オムカレー全提供店(13店舗)のカレーソースをブレンドしたオリジナルオムカレーに、各提供店自慢の一品(豚トロ、サラダ・漬物、ソーセージ、焼き鳥、トンカツ)をトッピングしたボリューム満点のオムカレーに舌鼓を打った。また、帰り際には、お菓子、JAふらのにんじんジュース、富良野産の玉葱・人参・馬鈴薯・米、カレールウを付けた「おうちでカレーセット」のお土産がプレゼントされた。
 子供を連れた30歳代のグループは「きょうは天候に恵まれ、大変楽しく参加できました。トッピングが多くて食べきれませんでした。さらにお土産まで付いて得した気分です。来年も開かれたらぜひ参加したいです」と笑顔で感想を述べていた。
 同協議会は、「今回の結果を踏まえ、次年度以降は、北の峰コースや市街地コースなど、参加者がさらに満足していただけるような魅力あるウォーキングイベントを企画し、市民還元事業の一環として、継続開催していきたい」と話している。

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