2011年10月25日火曜日

第20回ふらのいい歯のコンクール 最優秀賞に富良野市の渡邊希さん

 富良野歯科医師会(高橋博志会長)、富良野保健所共催の「第20回ふらのいい歯のコンクール」表彰式が22日、富良野文化会館で開かれ、富良野市の渡邊希さん(5)が最優秀賞に選ばれた。
 同コンクールは、口腔衛生キャンペーンの一環として毎年実施されている。今年度は平成17年4月2日から19年4月1日までの4~6歳の幼児を対象に行われた。応募したのは富良野、上富良野、中富良野、南富良野から計19人。
 同日、文化会館で歯科医師がむし歯の有無や、歯並びなど口の中の健康状態を検診して「ふらのいい歯」の審査が行われた。この結果、今年度は渡邊さんが最優秀賞、優秀賞に富良野市の佐藤鳴さん(6)、同、金光羽海さん(5)、富良野歯科医師会会長賞に、同、田鎖ほのかさん(5)がそれぞれ選ばれ、高橋会長が表彰状と記念品を授与した。
 この後、長山正数・ふらの小児歯科矯正歯科院長が講評を行い、「きょう検診を受けた幼児にはむし歯は1本もありませんでした。いずれも健康な歯ばかり。しかし最近は電動歯ブラシを使用することが多いが、磨きすぎて歯ぐきを痛めないようにして下さい。また、歯磨き粉は電動歯ブラシ専用のものを使用すること。保護者の生活習慣が子供にも影響するので規則正しい生活をして下さい」などと指摘し、80歳までに20本の歯を残す「8020運動」を改めて呼びかけた。



28回目の富良野民謡発表会 自慢の美声を披露

 今年で28回目となる「富良野民謡発表会」(実行委員会主催)が今月16日、文化会館大会議室で開かれ、市内の民謡サークル5団体の愛好者が一堂に会して美声を披露し、詰めかけた民謡ファンを楽しませた。
 同発表会には、好謡会(宍戸義美会長)、岳勝会(高橋昇会長)、新風会(池田利幸会長)、一友会(鈴木隆会長)、錦富会(中村スエノ会長)の5団体から会員計50人が出演して、日頃の練習成果を発表した。出演者の最年少は、好謡会に所属する富良野小3年生の宮地星佳さんで、「石狩川流れ節」を堂々と熱唱した。また最年長は90歳を超える中村スエノさん。講師特別出演の部で「外山節」を歌い、長年にわたる実力を披露した。
 会場には会員の家族をはじめ、民謡ファンや一般市民など230人が詰めかけた。開会式には来賓として能登芳昭市長、北猛俊市議会議長、本間勲道議会議員が出席、息の長い活動に対して敬意を表し、激励した。
 この後、出演者全員による「道南ナット節」、「花笠音頭」の開幕演奏を行った後、小蕎寿子さん(好謡会)の「生保内節」を皮切りに、各団体の会員たちが次々に出演して自慢ののどを披露した。また午前の部の最後には、富良野舞華チームがよさこい踊りを披露。
 さらに午後の部では会員たちが歌謡曲を熱唱し、舞踊も行うなど発表会を盛り上げた。最後に山内富子さん(錦富会)ら各団体の講師たちが特別出演するなど、約6時間にわたる民謡フェスティバルを楽しんだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿