2011年10月4日火曜日

第49回北海道障害者スポーツ大会 低温、雨天の中で熱戦

 北海道障害者スポーツ振興協会、富良野市など主催の「第49回北海道障害者スポーツ大会」が2日、富良野市、上富良野町、中富良野町、南富良野町の4市町で開催され、陸上競技や車椅子バスケットボールなど6競技に計602人の選手が出場して日頃の練習成果を競い合った。しかし、同日は最低気温が富良野で1・9度、最高気温が12・1度、加えて断続的に降雨になるなど最悪のコンディションの中で行われ、南富良野町営湖畔球場で開かれる予定だったフットベースボール競技は中止となった。
 同大会は「富良野から 汗と笑顔と感動を!」をスローガンに開催された。昭和38年に第1回大会が開かれて以来、富良野圏域では初めて。競技別の出場選手は個人競技の陸上競技に341人、団体競技の車椅子バスケットボールに5チーム37人、サッカーに3チーム43人、バスケットボール男子に5チーム49人、同女子に2チーム10人、ソフトボールに7チーム87人、フットベースボールに3チーム35人。
 富良野市からは陸上競技に9人、ソフトボール競技に13人の計22人が出場した。また、上川地区管内からは陸上競技に5人、ソフトボール競技に23人、フットベースボール競技に15人の計43人。
 陸上競技は富良野陸上競技場で開かれた。午前10時から男子1500メートルを皮切りに開始されたが、午後から予定されていた競技は降雨と強風のため中止となった。
 車椅子バスケットボール競技は富良野スポーツセンターで開かれた。午前9時から開会式が行われ、10時から1回戦。旭川リバーズ、ハダーズ函館元町ライオンズWBC、苫小牧WBC、札幌ノースウィンド、釧路FREEZZの5チームが出場した。熱戦の結果、決勝で旭川リバーズが釧路FREEZZを60―37で下し優勝。
 サッカー競技は富良野市河川少年サッカー場で開かれた。釧路ヘリオス、北海道雨竜高等養護学校、あいわF・Cの3チームが出場し、北海道雨竜高等養護学校が2勝を挙げ優勝。
 バスケットボール競技は中富良野町総合スポーツセンターで開かれた。男子の部に白樺エナジーA、江別バスケットボールクラブ、北海道雨竜高等養護学校、バスケ555旭川、白樺エナジーBの5チームが出場。熱戦の結果、決勝で白樺エナジーAが白樺エナジーBを50―41で下し優勝。女子の部ではバスケ555旭川、北海道雨竜高等養護学校の2チームが出場し、バスケ555旭川が北海道雨竜高等養護学校を65―6で下した。
 ソフトボール競技は上富良野町島津球場で開かれた。ふるびらマリンズ、北海道雨竜高等養護学校、北の峯学園、初山別・風連別、のぞみドリームス、剣渕北斗会、爽やかネットワークの7チームが出場。熱戦の結果、決勝で爽やかネットワーク(美唄)がふるびらマリンズ(古平)を8―1で下し優勝。



赤い羽根共同募金運動始まる

 平成23年度の赤い羽根共同募金運動が1日から始まった。富良野市共同募金委員会(飯塚太平会長)は同日午前9時45分から、同募金の開始式をホクレンショップ朝日店前で行った。この後、中央婦人会、白菊会、社会福祉協議会など関係者約20人が中心市街地で街頭募金を行い、市民に浄財を呼びかけた。
 開始式では飯塚会長が「赤い羽根共同募金運動が始まって今年で65回目。富良野市は1世帯当たりの実績額が9年連続全道1位。これは富良野市民が非常に温かい心を持っている表われです。今年も目標額を100%上回り、10年連続全道一の実績を達成するため今年も市民の協力をお願いします」などと参加した関係者に改めて協力を求めた。
 この後、開始式に参加した関係者が中心市街地の交差点付近に立ち「赤い羽根共同募金に協力をお願いします」とショッピング中の主婦などに募金を呼びかけていた。街頭募金はあす5日まで中心市街地で主に行われるが、今月末までは土、日曜日にも街頭募金活動が行われ、市民に浄財を呼びかける。
 今年度の富良野市の募金目標額は、前年度を下回る600万4000円。10、11月の2ヵ月間にわたり、法人、戸別募金、さらに職場、地域の募金を併せて企業や団体、個人に協力を呼びかける。また、このほかに11月中旬から12月末にかけて、歳末たすけあい募金運動を併行して行う。募金目標額は220万円。

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