2011年10月18日火曜日

「倉本聰・森のドラマ館」来年1月中旬にオープン

 新富良野プリンスホテル・パン工房前に、新しい売店が建設されることになり、14日、関係者多数が参列して地鎮祭が行われた。
 同売店は、ニングルテラスの一角で営業を行っていた「森のドラマ館」が今年6月末で閉店したのに伴い、株式会社プリンスホテルが建築主となり、「倉本聰・森のドラマ館」として、来年1月中旬にオープンを予定している。新店舗では、「北の国から」、「優しい時間」、「風のガーデン」のドラマで使用した資料の展示やグッズを販売する。
 地鎮祭には来賓の倉本聰さんをはじめ、株式会社プリンスホテル北海道・東北統括総支配人の時田實さん、同新富良野プリンスホテル総支配人の峰廻賢さん、設計・施工者の株式会社那知組代表取締役の平澤幸雄さんら関係者約30人が参列し、工事の安全を祈願した。建物は鉄骨造、地上1階建て。総建築面積は約73平方メートル。



道北ブロック交通安全指導員研修会に280人

 北海道交通安全指導員連絡協議会など主催、富良野市交通安全指導員会など主管の「平成23年度道北ブロック交通安全指導員研修会」が今月7日、富良野市内のホテルで開かれ、道北管内35市町村から約280人の交通安全指導員が参加、現況報告、講演、事例紹介などを通して、今後の活動に対応する研修を集中して行った。
 はじめに主催者を代表して渡邉修・北海道交通安全指導員連絡協議会会長が「高齢者の死亡事故は増加しているのが実態。指導するに当たっては平服で歩いている時も必ず夜光反射材を身に付けて下さい」などと話し、指導員として日頃からの心構えの大切さを改めて強調した。続いて遠藤國雄・上川総合振興局保健環境部長、北川幸一・富良野警察署署長、能登芳昭富良野市長がそれぞれの立場で交通安全を訴え、交通指導員が果たしている役割について改めて労をねぎらい、一層の活動に期待を寄せた。
 この後、旭川方面本部企画指導統括官の佐々木好明氏が「道北地方における交通事故の現況報告」と題して報告を行い、今年に入ってから道北管内で多発している交通死亡事故の実態を明らかにした。この中で佐々木氏は「交通事故防止の啓発で一番効果的なのは車両の上に赤色灯を積載して走行するパトライト作戦。また高齢者の事故防止対策では、夜光反射材の普及を様々な場所で訴えていかなければならない」などと強調した。
 続いて上川地区交通安全推進協議会交通安全推進員の飯森修氏が「交通安全教室を通じて高齢者から学んだこと」をテーマに講演。この中で飯森氏も夜光反射材の重要性を訴えた。続いて北海道交通安全推進委員会事務局次長の三田村栄幸氏が、「平成23年度における交通安全運動の推進方針」をテーマに講演し、高齢歩行者や高齢自転車利用者の交通事故の実態と指導のポイントなど概要を説明し、「歩行者事故が死に至る危険性が最も高い」、「歩行者事故の大半は自宅近辺の道路で発生」と実態を明らかにした。
 最後に富良野市の「さわやかグループ」代表の会田真知子さんが「チャイルド・ビジョンについて」の事例紹介を行い、参加者全員にチャイルド・ビジョンの作り方を教え、子どもの視野がいかに狭いかを確認してもらった。なお、同研修会の次年度開催地は留萌市。

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