2012年10月2日火曜日

ことぶき大学開校40周年 あす記念式典開く

 富良野市ことぶき大学(学長・宇佐見正光教育長)の開校40周年記念式典があす3日午前9時半から、文化会館で開かれる。同大学は生きがいのある人生観を確立するのを目的に、昭和47年8月1日に開校し、入学したのは43人だった。40年間で学んだ学生は約1300人に上っている。
 同大学の入学資格は満60歳以上の市民。修業年数は本科が4年、大学院が2年、研究科1年の計7年に及ぶ。当初は本科のみで修業年数が2年だったが、昭和53年に山部と東山に分校が開校したのに伴い、同55年4月から本科の修業年数を4年とし、さらに平成7年からは山部・東山両分校は、山部校、東山校に改称された。
 そして卒業後も学びたいという要望に対応するため、本科卒業生を対象にした大学院を富良野、山部、東山にそれぞれ設置した。さらに平成15年からは、本科、大学院の卒業生を対象にした研究科を設置し、現在に至っている。
 同大学の年間学習日数は約30日。様々な分野の専門家が講師を務め、意欲的な授業とクラブ活動が40年間にわたり行われてきた。
 同大学の4月10日現在の在籍者数は本科1年が21人(富良野校15人、山部校1人、東山校5人)、同2年が12人(同10人、同2人、同0人)、同3年が22人(同9人、同10人、同3人)、同4年が7人(同6人、同1人、同0人)、大学院1年が5人(同4人、同0人、同1人)、同2年が12人(同10人、同0人、同2人)、研究生が17人(同15人、同2人、同0人)で計96人。
 なお、式典終了後に記念講演が行われる。講師は旭川医科大学病院緩和ケア診療部副部長の阿部泰之さん。演題は「人生の花道の決め方」。



力強く堂々と 39回目の富良野市小中学校音楽発表会

 富良野市教育研究会(宮下敏会長)主催の「第39回富良野市小中学校音楽発表会」が9月27日、文化会館大ホールで開かれた。小学校9校、中学校7校の児童生徒計753人が出演し、合唱、器楽合奏、リコーダー演奏、スクールバンド、吹奏楽で、日頃の練習成果を発表した。会場には保護者も多数詰めかけ、演奏曲目が終わるごとに拍手を送っていた。
 同発表会は、市民総合文化祭協賛事業の一環として毎年開かれており、市内の児童生徒が一堂に会して音楽の祭典を催している。
 午前は小学生の部。9時25分から麓郷小の19人による合唱と器楽合奏を皮切りに始まった。この後、布部小、布礼別小、山部小、鳥沼小、樹海小、扇山小、東小、富良野小の順で計347人が出演し、力強い発表を行い、最後に「音楽のおくりもの」の曲を全員で合唱した。
 午後1時からは中学生の部が行われた。はじめに出演者406人全員による「心と心で」の曲目を合唱した。この後、布礼別中の3人による「さくらさくら」の器楽演奏を皮切りに、布礼別中と麓郷中の合同合唱、麓郷中11人のリコーダー演奏、布部中、樹海中、山部中、富良野西中、富良野東中の順で合唱を行い、美しいハーモニーを披露した。
 この後、山部中(25人)、富良野西中(35人)、富良野東中(49人)の順で吹奏楽部の生徒が力強い演奏を行い、詰めかけた保護者らを楽しませた。

0 件のコメント:

コメントを投稿