2012年8月2日木曜日

能登市長、農作物生育概況を調査

 富良野市は31日午前、農作物生育概況調査を行い、能登芳昭市長や農業委員会の東谷正会長、上川農業改良普及センター富良野支所の笠井博文所長らが園芸作物をはじめ、水稲、スイートコーン、玉ねぎなど畑作物の生育状況を見て回った。
 はじめに山部東15線のメロン農家を訪れた。この農家では大型ハウス20棟以上で栽培している。能登市長が生育状況を聞くと「今年は好天に恵まれ、順調。まずまずの収穫量が見込まれます。価格は当初安かったがこのところ徐々に高くなってきており、お盆に向けて期待が持てるのではないか」と答えていた。
 この後、山部西24線の水稲農家を訪れ、ななつぼしのほ場で生育状況を調査した。同農家では12<CODE NUM=012A>を栽培。生育状況は5月以来の好天続きで順調という。同農家では「生育は平年より2日ほど早い。早く田植えを行った地域では豊作が期待されそう。私のほ場でも順調に生育しており、出来秋が楽しみ」などと笑顔で話していた。
 富良野市内の農作物は3年前は冷湿害、2年前は高温多雨、さらに昨年は低温・ゲリラ豪雨に見舞われ3年連続の凶作だった。
 今年も春先は低温で農作物への影響が心配されていた。しかし5月以降、好天に恵まれており、7月15日時点の作況では水稲、畑作全般にわたり、平年並みか平年をやや上回っている。それだけに能登市長をはじめ概況調査に同行した関係者の表情は明るかった。



西脇高校から4人の女子生徒

 友好都市西脇市の西脇高校生活情報科の女子生徒が7月28日来富し、富良野緑峰高校園芸科学科女子生徒で編成する8代目カレンジャー娘と交流した。また夜に開かれた「北海へそ踊り大会」に播州織の浴衣を着て参加し楽しんだ。さらに丹精込めて製作した播州織オリジナルグッズ(オブジェ)を富良野オムカレー推進協議会の加盟13店舗に贈呈するなど、友好都市の新たな使者としての役割も果たしていた。
 来富したのは手嶋彩乃さんら4人の2年生。富良野オムカレー推進協議会が新しい試みとして取り組んでいる「食」と「衣」の文化交流の一環として、高校生同士の交流が実現し、富良野で毎年開催されている「北海へそ踊り」を体験した。
 手嶋さんら4人は、引率の教師らと一緒に同日昼、富良野緑峰高校を訪問、カレンジャー娘代表の岡田彩美さんら4人と対面した。はじめにそれぞれの活動を発表するなど楽しく情報交換を行った。そして夜開かれたへそ踊り大会に参加し、播州織の浴衣で楽しく踊っていた。
 手嶋さんは「富良野は自然が美しく、空気が綺麗だと聞いており、富良野を訪れるのを大変楽しみにしていました。オブジェは放課後みんなで協力して製作したものです。気に入っていただければ嬉しい」などと話していた。

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