2012年8月9日木曜日

中村さん世界第14位 パソコン操作のエクセル部門で好成績

 ワード、エクセル、パワーポイントのパソコン操作を競う「MOS(モス)世界学生大会2012」が7月31日、米ラスベガスで行われ、日本代表の富良野緑峰高校3年、中村彰宏さん(17)が表計算のエクセル2010部門で14位に入賞する好成績を収めた。世界53か国から延べ52万人の学生が出場する中での入賞という素晴らしい成績だった。
 同大会は国際的に活躍できる人材育成を目的にマイクロソフトから委託を受けた米社が開いており、今年で10回目。オフィスに組み込まれているワープロ、表計算、図・文字表示の3種ごとに要求された操作を早く確実に行えるかを競う。
 日本では延べ6万5000人が世界大会出場に向け実力を競い合い、日本代表5人の中にただ1人の高校生として、同校情報ビジネス科に在籍する中村さんが選ばれた。中村さんは小学2年生からパソコンを覚えはじめ、中学、高校のパソコン授業に加え、帰宅後も独学で技術を磨いてきたという。国内の試験では常に満点(1000点)の実力を備えるまでになっていた。
 中村さんは世界大会出場の功績を称えられ、能登芳昭市長から特別奨励賞が授与されている。渡米前に中村さんは「世界大会に向け怠らず、パソコン操作の技術を磨いてきた。世界チャンピオンになって富良野に帰ってきたい」と意気込みを話していた。
 世界大会は7月29日から8月1日(米国時間)にかけて開かれ、31日に決勝戦に臨んだ。中村さんは試験以外でも各国の若者と交流し、観光地を訪れるなど見聞を広めたという。



今年も台湾から少年野球チーム来富

 台湾の少年野球チームを迎えた「少年野球国際交流事業」がきょう9日から始まる。8日午後、台湾新北市立(たいわんしんほくしりつ)新泰國中棒球隊(しんたいこくちゅうぼうきゅうたい)の団長以下関係者・選手計24人が来富した。4泊5日の日程で12日まで滞在し、市内の中学生との交流試合をはじめ、市内観光などを行う。
 同事業は少年野球国際交流事業実行委員会(会長・野嶋重克ふらの体育協会理事長)が主催し、昨年度から台湾の少年野球チームとの交流を行っている。選手たちはきょう、能登芳昭市長を表敬訪問した後、午前11時から富良野東中、午後1時半から山部中とそれぞれ交流試合を市営若葉球場で行う。あす10日も午前9時から交流試合が同球場で行われ、第1試合目に樹海・麓郷・占冠・トマム合同チーム、第2試合目に富良野西中と対戦する。
 交流試合に出場する市内の選手は富良野東中36人、富良野西中37人、山部中15人、樹海中10人、麓郷中3人、占冠中4人、トマム中1人の計106人と監督ら計12人。
 11日は午前中、市内観光。午後0時半から、さよならパーティーが文化会館大会議室で行われる。台湾チームは12日に帰国する。

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