2011年9月29日木曜日

第11回ふらのチーズ祭り 過去最多の約3000人

 ㈱ふらの農産公社と富良野消費者協会主催の「第11回ふらのチーズ祭り」が好天に恵まれた25日、富良野チーズ工房とチーズ公園で多彩に開かれた。同日は早朝から無風快晴の絶好のイベント日和となったことから家族連れの市民や観光客がマイカーや大型バスでぞくぞくと訪れ、イベント会場は終始賑わいを見せた。主催者発表によると過去最多の約3000人が訪れ、チーズを満載した秋の味覚祭りを存分に楽しんだ。
 同祭りは午前10時から午後4時まで6時間にわたり開かれた。イベント会場は屋内と屋外に設定され、チーズ祭りでしか食べられない野外模擬店の出店やバター手作り体験、ミニ生活展をはじめ、牛乳缶の輪投げやポニー騎乗体験など盛りだくさんに行われた。
 このほか工房売店では全商品の10%割り引きや、チーズのつかみ取り、アイスミルク券、ピッツァ券、チーズ詰め合わせセットなどが当たるお楽しみ福引きが行われたが、特に人気を集めたのがチーズフォンデュ。また日中の気温が20度を超えたこともあり、アイスミルクが飛ぶように売れていた。
 主催者側では「今年の富良野のお祭りは、北海へそ祭りとワインぶどう祭りは生憎の雨に見舞われた。しかし、チーズ祭りは素晴らしいイベント日和に恵まれたこともあり、予想以上の入場者数になった。小さなイベントだったが訪れた市民や観光客には十分に楽しんでいただけたと思います」と話す。



第5回全国中学生少林寺拳法大会 青木蓮弥さん(富西中)準優勝飾る

 少林寺拳法富良野道院(青木賢隆道院長、27人)に所属する富良野西中学校3年の青木蓮弥さん(14)が、「第5回全国中学生少林寺拳法大会」で初出場で見事準優勝を飾った。青木さんは「日頃の練習成果を十分に発揮することができた。全国一にはなれなかったけれど来シーズンは高校生になるのでインターハイに出場し優勝を目指したい」と早くも来季に向けて闘志を燃やしている。
 同大会は8月20、21日、香川県多度津町で開催された。全国の予選を勝ち抜いた拳士876人が出場し、男女に分かれ、単独演武、組演武、団体演武の各種目で全国一の実力を競い合った。
 青木さんは男子単独演武に出場した。同種目には北海道から選出された青木拳士をはじめ全国の精鋭105人が出場して日頃の練習成果を2日間にわたり競い合った。初日は予選が行われた。演武は約1分間で6種類の形を演じる。
 青木さんは小学生の時から父親の道院長から指導を受けており初段の腕前。6月に行われた北海道予選会で準優勝を飾り、全国大会に臨んだ。青木さんは夏休みを返上して毎日3時間以上の猛練習を行った。北海道予選会では審査員から「全国大会でも高得点が取れる」とその実力が評価されていた。
 20日に行われた予選会では、その練習の成果を十分に発揮することができ、グループでトップの成績を挙げ21日の本戦に臨んだ。本戦では各ブロックの上位選手12人で全国一を競い合った。その結果、青木さんは261点の高得点を挙げ準優勝を飾った。同種目では1位から3位まで北海道が独占した。北海道予選会での成績が全国大会でもそのままの順位となった。
 青木さんは「優勝した拳士とはわずか1点差だったのでとても悔しい。また3位との差も1点差の激戦だった。北海道の3選手が揃って全国大会でも上位を独占したことは、今後に向けて大きな刺激になります。来シーズンは高校生になるのでもっと練習を積み重ね、インターハイなど大きな大会に積極的に出場し、全国一を目指したい」と気持ちを新たにしている。

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