2012年2月6日月曜日

東アジア最大の『スキー博覧会』目指す

 東アジア最大の『スキー博覧会』を目指す「北海道スノートラベルエキスポ2012in FURANO」があす5日から、新富良野プリンスホテルを主会場にして開催される。台湾、韓国、中国、香港、オーストラリア、インドネシア、マレーシアなどアジアを中心にした旅行会社やメディアから約40人が参加する予定。
 同イベントは富良野を皮切りに今後道内の主要都市を持ち回りで開催する計画だ。将来的には日本各地をはじめ、韓国や中国など東アジアの国々から出展を図り、東アジア最大のスキー博覧会を目指す。
 開催日程は7日までの3日間。5日は開会式が午後5時から新富良野プリンスホテルで開かれる。プロスキーヤーの三浦雄一郎さんが「北海道スキーの魅力」(仮題)をテーマに基調講演を行う。このほか、道内12か所のスキー場紹介とウェルカムパーティーが開かれる。
 2日目は午前8時半から、富良野スキー場富良野ゾーンでスキースクールによるレッスン体験。引き続きスキーウェアニューモデルの試着やスキーニューモデルの試乗などが行われる。この後、富良野市内視察、トマム視察、サホロ視察など4コースに分かれて、観光ツアーが行われる。また同夜は市内の飲食店でガイドツアーを楽しむ。
 最終日は商談会が午前9時から、新富良野プリンスホテルで開かれた後、情報交換。この後、再度スキースクールによるレッスン体験、スキーウェアニューモデルの試着やスキーニューモデルの試乗などが行われる。そして夜にはフェアウェルパーティーが富良野スキー場北の峰ターミナルで開かれる。



コミュニケーション能力を高めよう

 富良野市教育委員会主催の「教員研修会」が1月31日から始まり、今月21日まで全4回の日程で開かれる。同研修はコミュニケーション教育研修事業の一環として初めて開催される。参加しているのは高校教師を含め市内の小中学校から24人。
 第1回目では脚本家の倉本聰さんが「今、先生に必要なこと」をテーマに講話を行った。この後、人と人とのわだかまりを解いたり、話し合うきっかけをつくるためのちょっとしたゲームやクイズを行う「アイスブレークゲーム」が行われ、話す基本の音量、発声、目線、姿勢などを研修した。
 同研修は小中学校でいじめや不登校、児童虐待、社会における他者とのコミュニケーションの希薄化など、コミュニケーション能力の育成が大きな社会問題となっていることから開かれた。
 この問題を解決するため北海道教育大学では倉本さんに対して「教師を目指す学生のための演劇的コミュニケーション講座」の開発と実施を要請しており、昨年度から旭川校、札幌校、釧路校で講座が開かれた。今年度からは文部科学省の助成を受け、富良野市で初めての開催となった。
 同研修は先月31日に次いで今月7日、16日、21日の日程で開かれる。講師は北海道教育大非常勤講師で富良野GROUPの久保隆徳さんと同特任教授で富良野自然塾副塾長の林原博光さん。
 初回の研修では倉本さんの講話の後、受講者の自己紹介が行われた。その時に撮影した受講者の話し方や目線、姿勢など良い点や悪い点について検証した。さらに2班に分かれアイスブレークゲームを通してコミュニケーション能力を高めるための話し方などを学んだ。2日目、3日目もアイスブレークゲームを中心に、最終日には企画から発表までの「劇を創る」の研修がそれぞれ行われる。

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