2011年8月12日金曜日

上富良野町議会議員選挙 1人オーバーの少数激戦に

 任期満了に伴う上富良野町議会議員選挙(定数14)が9日告示され、1人オーバーの少数激戦となった。立候補者は、現職11人、元職3人、新人1人の計15人で14日の投開票に向け、5日間にわたる選挙戦に突入した。
 今回の町議選には、事前に17陣営が立候補に必要な書類を選管から受け取ってはいたが、前日に行われた車両の検査には13陣営しか現れなかった。加えて、書類の事前審査でも14陣営だけが受けていたため、選挙戦に突入するか微妙な情勢になっていた。
 しかし、告示当日になり水面下で擁立作業をしていた新人候補が立候補を正式に届け出た。これらを受けて立起に向け町内の有力者らと最終調整を行っていた元職2人が改めて協議を行い、結果元職1人が立候補を見送るなど告示当日まで態度を明確にするのに手間取った。
 期日前投票は10日から始まり、13日まで午前8時半から午後8時まで役場で受け付けている。投開票は14日午後8時40分から上富良野消防署2階大会議室で行われる。午後10時前には大勢が判明する見通し。なお、投票は一部の投票所を除き、午前7時から午後8時まで、町内10ヵ所で行われる。
 告示当日の選挙人名簿登録者数は9617人(男4852人、女4765人)。



大盛会、夏祭りin扇山 真夏の夜のイベント楽しむ

 扇山小おやじの会、扇山小PTA財務部主催の「第8回夏祭りin扇山・子ども盆踊り大会」が5日夜、扇山小グラウンドで開催された。同校の児童や保護者、地域住民が大勢参加し、子ども盆踊り大会をはじめ、ギターと尺八によるライブショー、そしてグラウンドの上空を彩った花火大会など真夏の夜のイベントを存分に楽しんだ。
 同祭りは地域の人たちが大勢集まり、昔あった盆踊りを再現し、屋台があり、子供たちが矢倉の下で楽しく踊り、大人たちもその輪に加わり、地域の人たちが大勢集まって真夏の夜を存分に楽しむのを目的に毎年盛大に開かれている。
 会場となったグラウンドには校下の企業が協力してナイター設備が設営された。中央には矢倉が設置され、屋台は校舎と市営若葉球場側にずらりと出店し、夏祭りの雰囲気を盛り上げた。
 同夜は午後7時からの開会を前に雨が降り出す天候となったが、直前に雨がぴたりと止み、澄み切った星空が見える絶好の夏祭りとなった。女の子たちは浴衣で、また男の子たちはじんべいなどを着て矢倉の周りを軽快な盆太鼓に合わせ大きな輪を描いて楽しそうに踊りはじめた。保護者も多数輪の中に入り、次第にその輪が大きくなり盆踊りが佳境に入った。
 終了後はギターと尺八によるライブショー。北島三郎の「祭り」など30分間にわたり演奏が行われ、真夏の夜のイベントを盛り上げた。また、屋台コーナーではわたあめや焼き鳥、フランクフルト、焼きそば、ビールなどの販売も行われ入場者たちは列を作って買い求めていた。
 さらに最後を飾ったのが花火大会。主催者側の担当者がグラウンド中央で企業協賛の花火を次々に打ち上げた。間を置かず連続しての打ち上げだったため参加者たちを十分に楽しませた。60歳代の女性は「毎年扇山の夏祭りを楽しみにしています。特に花火大会は規模は小さいものの大人も十分楽しめる華やかさでした」と会場を後にした。

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