2012年5月22日火曜日

100年の木プロジェクト

 シーニックバイウェイ&ガーデン街道 美しい北海道景観を育てる会主催の「人と未来をつなぐ100年の木プロジェクト(旭川~十勝間」の植樹祭が19日、富良野市西達布駐車帯ほか新得町、芽室町、中札内村の3会場で開かれ、地域住民や関係者多数が参加して、ヤマナラシ・エレクタの苗木をそれぞれ植樹した。
 同プロジェクトは、シーニックバイウェイ北海道と北海道ガーデン街道協議会が連携し、訪れる人々に「地域の要所、景観の優れた箇所、並木、花壇や庭園」を案内する「サインツリー」を旭川~十勝間の幹線道路の沿道(延長110キロ)で植樹を行うのが目的。
 富良野会場では、富良野市街地から約30キロ帯広寄りの国道38号線西達布駐車帯で午前9時半から行われた。植樹を行った老節布北進の伊藤幸一さん(39)親子4人、東山光陽の小笠原博さん(37)親子4人、西達布すみれの中村和彦さん(35)親子4人をはじめ、能登芳昭市長、荒木毅・富良野商工会議所会頭など関係者約60人が参加。
 はじめに主催者を代表してシーニックバイウェイ北海道大雪・富良野ルート代表理事の加藤祐一さんが「きょう植樹する苗木はロケットのように天高く成長します。観光客へのおもてなしとなり、さらに未来に続く子供たちへの大きな贈り物としたい」とあいさつした。続いて北海道ガーデン街道協議会副会長の上野砂由紀さんがプロジェクト概要を説明した。
 この後、植樹が行われ、すでに掘られた3か所の穴に高さ4メートルのヤマナラシ・エレクタの苗木を伊藤さんら3家族が協力して植えた。さらに同駐車帯の左側にも3本の苗木が植えられた。ヤマナラシ・エレクタは病害虫に強く40年後には高さ10メートル、直径60センチの高木に成長するという。



ナイター野球・中学野球・朝野球リーグ戦総合開会式

 富良野軟式野球連盟(高橋尚志会長)が主催する「平成24年度ナイター野球・中学野球・朝野球リーグ戦総合開会式」が好天に恵まれた20日、市営若葉球場で開かれた。今シーズンは昨年より3チーム多い計25チーム、約450人の選手がエントリーし、9月までの約4か月間にわたり朝、夕、夜に熱戦を繰り広げる。
 午前10時、朝野球7チーム、ナイター野球7チーム、中学野球11チームの選手が入場行進。この後、昨シーズンのリーグ戦と秋季選手権大会の優勝旗と準優勝、3位のカップが高橋会長に返還された。
 続いて高橋会長が「今年も開幕しました。リーグ戦は野球を楽しみ、チームの親睦と交流、そして仲間作りが目的です。今シーズンは151試合の日程で行われますが、フェアプレーで明日への活力と地域の活性化につなげて下さい」などとあいさつし、今シーズンの活躍に期待を寄せた。続いて能登芳昭市長、横山久仁雄市議会副議長、本間勲道議会議員の来賓がそれぞれの立場で祝辞を述べた。
 これに対して選手を代表し、富良野西中A主将の高橋歩選手(14)が「我々選手一同は、日頃の練習の成果を発揮するとともに、私たちを支え、励まし、指導してくれる全ての方々に対して感謝の気持ちを忘れず、一戦、一戦全力で戦い抜くことを誓います」と力強く選手宣誓を行い、今シーズンの開幕を宣言した。
 この後、同球場で中学リーグの山部中対南富良野中、樹海・麓郷・占冠・トマム対富良野東中Bなど初戦3試合が行われた。選手たちは好天の中、お互いに大きな声を出し、ハツラツと今シーズンの開幕ゲームを楽しんでいた。

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