2011年4月26日火曜日

18人の新市議決まる

 新しい富良野市議会議員の議席が決まった。任期満了に伴う同選の投開票が24日行われた結果、現職11人、新人7人の当選が確定した。トップ当選を果たしたのは戦前の予想通り、新人の澁谷正文氏(42)=無所属。さらに新人5人が上位を占め、また、前回無投票当選だった3氏も上位の得票を獲得する健闘を見せた。党派別では無所属15人、民主党2人、公明党1人。共産党は議席を失った。投票率は昭和42年以降に行われた選挙で最低の72・24%、前回より約10ポイントも下回った。



排水路に転落した93歳の女性助ける

 富良野広域連合消防本部(原一志消防長)は20日、人命救助を行った上富良野町東町4丁目の遠藤豪さん(69)と同東3線の末永千之さん(71)の2人を表彰(消防長表彰)した。
 同本部の発表によると、3月31日午後、遠藤さんが東3線の町道を散歩中に「助けてくれ、助けてくれ」という声を聞き、近くまで行ってみると、道路から約2メートル下の排水路の中でずぶ濡れになっている93歳の女性を発見した。
 すぐに携帯電話で119番通報し救急要請を行い、さらに近くで農作業をしていた末永さん夫婦に援助を求め、流れの強い排水路の中から女性を抱き上げて救助した後、末永さんの大型ハウスまで背負い、冷えた体を温めるなど、救急車が到着するまで保護した。
 救出された時、女性の体温は31度まで下がり、低体温状態だった。女性は旭川市内の病院に運ばれ、現在は上富良野町内の病院に入院しているが、命に別状はないという。
 第1発見者の遠藤さんは散歩を日課にしているが、その日は初めてのコースだった。2人のスピーディーな連係プレーで人命救助につながったが、同本部では「遠藤さんに発見される時間がもう少し遅かったなら、命の危険もあった」と話している。人命救助を行った遠藤さんらは「当たり前のことをしたまでです」と話している。

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