2013年8月22日木曜日

富良野地区戦没者追悼法要 457柱の御霊を慰める

 富良野遺族会(稲田寛会長)が主催する「富良野地区戦没者追悼法要」が20日午前、興仁寺=幸町11番1号=で厳かに執り行われ、来賓、遺族、関係者合わせて約40人が日清、日露戦争と先の世界大戦で戦死した457柱の御霊(みたま)を慰めた。
 執行委員長の稲田会長が「今年の全国戦没者追悼式において、参列した遺族の中で100歳を迎える妻が1人、遺児の参加も70~80歳代がほとんどであり、減少が続いているのが現状です。戦後68年の歳月が流れても遺族の悲しみは消えることはありません」などと前置きした後、「あの悲惨な歴史は私たちの時代で終わりにしよう。戦争を起こさない、遭わないの心を顕彰することをお誓い申し上げます」と追悼の言葉を述べた。
 この後、能登芳昭市長と北猛俊・市議会議長が来賓として追悼の言葉を述べた。この中で能登市長は「先の大戦において国難に殉じ、数多くの方々が国の内外において散華されたことは、私たち日本国民にとって永久に忘れることのできない深い悲しみで、痛恨の極み」と前置きした後、「戦後68年を迎えた今日、戦争の記憶が風化されつつある中で、改めて戦争の悲惨さをしっかりと心に刻み、ここに戦没者の御霊前に皆様とともに哀悼の誠を捧げ、恒久平和を祈り、明日の富良野の更なる発展のため、市民とともに心を合わせて努力することを誓います」などと追悼の言葉を述べた。
 この後、僧侶の読経に合わせて、稲田会長を皮切りに、来賓、遺族の順に焼香を行い、457柱の御霊を心から慰めた。戦後68年の歳月が流れたことから、遺族の高齢化がさらに進み、参列者が年々減ってきている。



ペンフレンドの住む富良野を訪問

 アメリカのアラスカ州アンカレッジ州立大学の女性教授が20日午前、市立扇山小学校(澤井陽一校長、児童数237人)を表敬訪問、児童たちに終始笑顔で接し楽しく授業参観を行った。
 訪問したのはドナ・ゲイル・ショーさん(57)。州立大学教育学部の教授で自然科学と物理を専攻している。10代の時に富良野に住む三上陽子さん(57)とペンフレンドになった。
 三上さんは布部小学校の教諭。14歳の時、英語雑誌のペンフレンドとしてドナさんとの交流が始まった。20代の時、2度、ドナさんの住むアンカレッジを訪問しているが、その際、ドナさんは「富良野をどうしても訪れてみたい」と何度も何度も三上さんに伝えていたという。
 その長い間のドナさんの思いが実現し、今月13日に来富した。富良野市内の観光名所を皮切りに道内各地を訪れて楽しんだという。帰国する直前の同日、扇山小学校を訪問した。ドナさんは澤井校長の案内で6年生のクラスを皮切りに順に各教室を回った。
 ドナさんは子供たちに「ナイストゥー、ミーチュー」と笑顔であいさつすると、子供たちも即、「ナイストゥー、ミーチュー」と元気にあいさつ。突然、ドナさんが教室に入ってきた時、子供たちは少し驚きながらも、英語を習っているため自然に英語で応えるなど笑顔で接していた。
 ドナさんは「富良野は素晴らしいところ。食べ物もおいしく、景色も山も花もとても美しい。また接する人たちも心優しい人ばかりでした。子供たちとはきょう出会ったばかりですが元気いっぱいで、笑顔で応えてくれた」などと富良野と子供たちの印象を語った。

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