2013年1月21日月曜日

タグラグビー全道大会で初優勝 扇山小キセキゲッターズ

 全国大会の出場権を懸けた、今年で9回目を数える「北海道小学生タグラグビー選手権大会」が今月14日、北広島市総合体育館で開催され、富良野支部代表の扇山小4~6年生10人で編成する「扇山小キセキゲッターズ」が見事初優勝を飾った。同チームは2月23日から、東京都秩父宮ラグビー場と国立競技場で開催される全国大会に出場し、今度は日本一を目指す。なお、富良野勢の全道優勝は3年連続で6度目。
 同大会には全道10支部から予選を勝ち抜いた12チームが出場。富良野支部からは同チームと富良野小へそタグズが出場した。富良野小へそタグズチームは3連覇、6度目の全国出場を狙ったが、決勝トーナメントの準々決勝で旭川支部代表の当麻小TRCに5―7で惜しくも敗れた。
 しかし、扇山小キセキゲッターズは、予選リーグ1試合目で釧路支部代表の中標津開陽台クラブを10―1の大差で下した。続く2試合目では十勝支部代表の柳町ブラックナイトと接戦となり、6―6の引き分けとなったが、同リーグの得失点差で1位となり、決勝トーナメントに駒を進めた。
 決勝トーナメントでは、1回戦で空知支部代表の秩父別チベールズを9―4で下し、続く準決勝でも札幌支部代表の強豪、大麻泉小イエローレジェンドを接戦の末、8―6で破り、決勝戦に進出。
 対戦相手は1回戦で富良野小へそタグズを破った当麻小TRC。前半戦は5―3でリードし、後半戦も常に優勢に試合を進め9―5で勝利し、念願の全国大会出場の切符を手にした。
 主将を務めた松本大君(6年生)ら選手10人が17日午後、市役所を訪れ、能登芳昭市長に優勝報告を行い、全国出場に向けた意気込みを語った。
 松本主将は「チームワークで十分に力を発揮することができました。全国出場を狙っていたので優勝することができ非常に嬉しいです」と笑顔いっぱいで報告。そのほかの選手も「全国大会では多くの点数を取りたい」「タグをたくさん取りたい」「アシストして勝ちたい」などと全国大会に向けての決意をそれぞれ述べた。
 これに対して能登市長は「市内児童生徒の運動面での活躍は近年素晴らしいものがある。全道大会で優勝したり、全国大会でも活躍している。そんな中で扇山小の全道優勝は大変嬉しい。風邪をひかないようにベストコンディションで臨み、全国大会でも優勝を目指して下さい」とエールを送った。
 扇山小では昨年10月、同大会出場に向け、2チームを結成した。互いに練習試合を行いながら12月にスポーツセンターで行われた富良野支部大会に出場し、扇山キセキゲッターズが見事初優勝を飾った。またもう1チームも3位に入賞し、2チームとも互角の実力だった。
 監督の下村英治教諭(33)は「冬休み期間中も年末年始を除いて毎日、練習した。校内にもう1チームあるので十分に試合感覚を身につけることができ、全道大会では予想以上にタグを奪うことができた。全国大会に向けて、土日曜日に集中して練習を行いたい」と選手たちの活躍を期待している。



心に響く道徳教育 児童生徒から好評

 富良野市教育委員会は「児童生徒の心に響く道徳教育」の一環として、市内外で活躍している知識人に講師を要請し、小中高校で「特別課外授業」を行い、児童生徒たちから好評を博している。
 同授業は平成20年度から始まった。当初は富良野商工会議所会頭の荒木毅さんと北海道大学農学研究院長、農学院長で「ふるさと大使」の松井博和さんの2人だった。しかし平成24年度は2人のほかに、富良野自然塾副塾長・専務理事の林原博光さん、静琴書道学院主宰の大橋静琴さん、富良野高卒業生で旭川医科大学麻酔・蘇生学講座教授の岩崎寛さんの計5人が講師を務めた。
 荒木さんら5人は昨年11月26日、山部中を皮切りに始まり12月17日にかけて、富良野西中、麓郷中、扇山小、富良野小、樹海中、布部中、樹海小、鳥沼小、東小、麓郷小、布礼別小中の12校で授業をそれぞれ行った。小学校では1、2、3年生と5、6年生、中学校では全学年を対象に実施した。
 このほかにもこれまでに富良野高校と富良野緑峰高校でも講演を行い、卒業生の一人として、生徒たちに進路に向けた適切なアドバイスを送っている。
 12月14日に東小で行われた授業では、大橋静琴さんが講師を務めた。5年生53人を前に得意の書の実演を行った後、「想」を黒板に書き、その意味を説明した後、「私は小学校の時に習字が好きになりました。私が開いている書道教室には大勢の子供たちが通っています。習字を習う前に玄関で脱いだ靴を並べる。教室ではみんなができるように準備をする。また物に対しても感謝することを教えている。普通のことを普通にできることが一番大事です。そうすれば夢が少しずつ近づいてきます」などと愛情を込めて、5年生に訴えた。

2013年1月17日木曜日

「はたちの門出」共に祝う 約200人の新成人集う

 「はたちの門出」を祝う富良野市の成人式が13日午後、文化会館大ホールで華やかに開催され、約200人の新成人が集い、共に祝い合った。
 式典は、郷土芸能の富良野弥栄太鼓の勇壮な演奏で始まった。この後、多数の保護者など関係者が見守る中、新成人代表の本間和人さん、有原美緒さんが市民憲章を朗読。
 続いて、能登芳昭市長が「これまで支えてもらった人への感謝の気持ちを忘れることなく、明日の社会を支える力として歩んでいただきたいと願っています」などと前置きした後、「ふるさとに誇りと愛着を持ちながら、新しい時代の富良野市を築いていくために、積極的にまちづくりに参加され、将来の富良野を担う人材として、大きく成長されることを心より期待しております」と式辞。
 また、来賓の北猛俊市議会議長が「これからは自ら切り拓き、責任を自覚し大いに飛躍して下さい」、本間勲道義会議員が「お父さん、お母さんに一言ありがとうと言って下さい。人生には目標が必要です。それは夢を持つこと。夢に向かって進んで下さい」などと、それぞれの立場で激励し、新成人の新たな門出にエールを送った。
 この後、新成人の20年間を振り返る、幼児期や小・中学校の入学式、スキー授業、見学旅行などの懐かしい映像が壇上のスクリーンに映し出されると、場内から大きな歓声が上がっていた。
 続いて、福士昇眞さん、辰己栞さん、磯江太生さんの3人が「はたちの誓い」をそれぞれ力強く述べた。
 福士さんは「友人、家族、職場のみんなが支えてくれます。笑顔にさせてくれます。そんな大切な人たちのように人を笑顔にすることができる人間になりたい」、辰己さんは「人に甘えてばかりでなく、自分が様々な人たちを手助けできるような大人になっていきたい」、磯江さんは「これからは一社会人として責任を持って生きて行かなければなりません」とそれぞれ熱く新成人として心構えを訴えた。
 この後、富良野市無形民俗文化財の勇壮な富良野獅子舞が披露され、新成人たちの新たな門出を祝福した。最後に亀岡大河さんがお礼の言葉を述べ、成人式のセレモニーを終えた。
 なお、今年の富良野市の新成人は男性131人、女性130人の計261人。このうち、成人式には男女合わせて198人が出席した。出席率は75・8%(男性74・8%、女性76・9%)で、過去最高の出席率だった昨年より7ポイント下回った。



櫻井嵩選手 堂々の2冠
第45回北海道中学校スキー大会アルペン競技

 4年振りに富良野市での開催となった「第45回北海道中学校スキー大会アルペン競技」が12、13の両日、富良野スキー場・北の峰ゾーンジャイアントコースで開催され、男子の部で富良野東中3年の櫻井嵩選手が大回転、回転を制し2冠に輝く素晴らしい成績を挙げた。また、男子回転で同、亀渕哲平選手が3位に入賞した。さらに旭川市で開催されたノルディック競技で、麓郷中2年の頓所達也選手と前田理沙選手も上位に食い込み、2月2日から富山県立山山麓スキー場で開催される全国大会にそれぞれ駒を進めた。
 アルペン競技の富良野市での開催は8度目。出場した選手は159校から男子184人、女子93人の計277人。このうち富良野地区からは男子12人、女子3人が出場し、全国大会出場を目指し、道内の強豪選手とスピードを競い合った。
 この結果、12日に行われた男子大回転で櫻井選手がホームコースの利を生かし、果敢な滑りを見せ、2位以下に大差を付けた。1本目46秒11、2本目46秒81、合計タイム1分32秒92。2位の選手とは2秒近い大差だった。このほかは富良野西中2年の安井章博選手が19位、南富良野中2年の加藤樹選手が31位、富良野西中1年の尾崎翔汰選手が42位。
 13日の回転でも櫻井選手が大回転に続き、2位以下に圧倒的な力の差を見せつけた。1本目44秒11、2本目39秒63。合計タイム1分23秒74。2位の選手とは2秒以上の大差だった。また、前日の大回転で無念の転倒となった亀渕選手は1本目、櫻井選手に続く44秒23の2位のタイムだったが、2本目は41秒61で滑り、3位に入賞する健闘を見せた。
 櫻井選手は「コーチからはベストの滑りではなかったと言われたが、大回転、回転とも思い切ってレースに臨んだ。この勢いで全国大会でも大回転と回転で優勝を狙いたい」と更なる意気込みを語った。
 亀渕選手は「大回転では気負い過ぎて転倒してしまった。昨年、全国大会の回転に出場し14位だった。今度は優勝したい」と闘志を燃やしている。
 一方、ノルディック競技に出場した頓所選手はクラシカル(5キロ)で7位に入賞、フリー(同)で12位に食い込み、2年連続、全国大会に出場する。前田選手はクラシカル(3キロ)で8位に入賞し、同じく2年連続、全国大会出場を果たした。

2013年1月11日金曜日

傷者数は過去最少の73人
富良野警察署管内交通事故発生状況

 富良野警察署は昨年1年間の管内交通事故発生状況をまとめた。それによると、発生59件、死者7人、傷者73人。発生件数は前年より2件増えたが、傷者数は8人の減で、本格的に交通統計が開始された昭和41年以降最少を記録した。死者数は前年より1人の減だが、複数の死亡事故が相次ぎ、前年に続き死亡事故抑止にはつなぐことができなかった。



全国大会出場を懸けて熱戦へ
第45回全道中学校スキー大会アルペン競技会

 北海道中学校体育連盟、富良野市教育委員会、北海道スキー連盟などが主催する「第45回北海道中学校スキー大会アルペン競技会」が11日、富良野市で開幕した。同日は開会式が午後2時15分から、文化会館大ホールで開かれ、出場選手277人(159校、男子184人、女子93人)を代表して、富良野東中3年の亀渕哲平選手と同、櫻井嵩選手が「感謝を忘れず、明るく正々堂々と戦うことを誓います」と力強く選手宣誓を行い、2日間にわたる熱戦の火蓋を切った。

2013年1月10日木曜日

全道JA青年部大会で東山支部の大野寛之さんが最優秀賞

 第61回全道JA青年部大会で、JAふらの青年部東山支部(幕田桂一支部長)の大野寛之さん(31)が「青年部活動実績」部門で最優秀賞を受賞した。大野さんは2月14日に東京で開かれる全国大会出場を目指し、あす11日、宮城県仙台市で開かれる北海道・東北ブロック大会に挑む。
 受賞した大野さんと、発表に向けて支援している同支部長の幕田さん(27)、JAふらの青年部長の北壮肇さん(32)の3人が年末に市役所を訪れ、能登芳昭市長に受賞報告と北海道・東北ブロック大会に出場する意気込みを伝え、さらに「全国出場を目指したい」と抱負を語った。
 同大会には、上川をはじめ函館、釧路、北見、留萌、石狩の6管内から選ばれた農業青年が「青年の主張」と「青年部活動実績」の2部門で北海道・東北ブロック大会に向けて競い合った。見事、最優秀賞に選ばれた大野さんの発表は「こちら、過疎最前線」でサブタイトルが「東山でそばを作り始めた男たちの物語」。
 大野さんは10年前の2002年から、地域の農業青年22人と連携し、耕作放棄地の有効利用とこれ以上耕作放棄地を増やさないのを目指し、そばの栽培を開始した。初年度はわずか90アールだったが、10年後の昨年は11ヘクタールまで拡大。「家の仕事をしながらの共同作業を連携しながらするのは大変だった。試行錯誤を繰り返しているうちに青年部が成り立っていることが分かった。そばの栽培を通じて地域活性化の一翼を担う活動に発展してきている」という。
 大野さんら3人は「今回の受賞はみんなのチームワークの結果。それぞれ役割分担を行いながら、10年が過ぎた。今回の発表でも全員の協力で成り立った。北海道・東北ブロック大会も突破し、全国大会進出を目指したい」と意気込みを能登市長に伝えた。これに対して同市長は「素晴らしい成績です。地域で頑張っている農業青年に対して行政としても対応していきたい。ぜひ、全国大会を目指してほしい」と称賛し、一層の奮起を促した。



少林寺拳法の青木賢祥、佐藤佑亮両選手
12月の全国大会で堂々の3位

 今年は全国優勝と世界制覇だ―少林寺拳法富良野光明寺道院拳友会(青木賢隆道院長)に所属する富良野西中1年の青木賢祥君(15)と富良野東中1年の佐藤佑亮君(15)が、12月1、2日に神奈川県横浜市で開催された「2012少林寺拳法全国大会」の組演武中学生男子の部で見事第3位となる優良賞を受賞した。優勝ペアと1点差、2位のペアとは同点の僅差で惜しくも全国優勝を逃した。それだけに両君は「今年の大会では全国制覇、そして4年に1度日本で開かれる世界大会でも優勝を飾りたい」と新年早々、大きな目標に向かって挑戦する。
 全国大会には各都道府県から選抜された55組が出場。3ブロックに分かれて1回のみの演武、約1分半で実力を競い合った。審査は5人で行われ、1人の審査員が技術度60点、表現40点の計100点の採点をつける。そして5人の最高点と最低点を除いた3人の合計点(300点)で優劣をつける。
 この結果、青木・佐藤ペアは263点を得点した。優勝した大阪府代表のペアは264点で、僅か1点差だった。また準優勝の岡山県代表のペアとは同点だった。同点の場合は技術度の採点で順位を決める。このため、技術度の低かった青木・佐藤ペアが3位となった。青木・佐藤ペアは「緊張することもなく普段どおりの演武ができました。優勝は逃したが力の差はほとんどなかったと思うので、今年の全国大会では優勝、そして世界大会でも制覇したい」と新たな闘志を燃やしている。
 青木・佐藤ペアは小学2年からペアを組んでおり、ともに初段の腕前。普段からとても仲が良く、学年が上がるに合わせて、より演武に磨きがかかっている。今では2段の上級生を破るほどの実力という。
 観戦していた父親で道院長の賢隆さんは「全国大会では優勝、準優勝したペアより技術度が劣っているとは思えない出来ばえだった。惜しくも3位となったが、チャンピオンとの差はほとんどなかったと思う。1年生での成績としては素晴らしかった。私も中学生の時に全国優勝と世界制覇を達成している。今後の2人の活躍が大いに楽しみです」と両ペアに対して一層の活躍に期待を寄せている。

2013年1月8日火曜日

アイスワインの仕込み始まる

 今冬は例年になく厳しい冷え込みの日が続いている。このため、例年1月中旬から2月上旬にかけて行われていた、アイスワインの原料となる越冬ぶどうの収穫作業が年末の27日早朝、清水山のぶどう畑で行われた。
 作業は午前7時から開始された。鳥やアライグマなど鳥獣からの被害を防止するネットを取り外した後、氷点下11度の厳しい冷え込みの中、ワイン工場職員をはじめ家族連れの外国人5人や市民ボランティアの計31人が、1時間半にわたりコチコチに凍ったぶどうをハサミで一房一房摘み取った。
 初めて参加した外国人家族は「こんな朝早くからぶどうを収穫できラッキーです。とても寒かったが楽しかった」と頬を赤らめながら笑顔で語った
 アイスワインは富良野市ぶどう果樹研究所が8年前、国内で初めて発売。珍しさもあり毎年、全国から注文が殺到し大きな反響を呼んでいる。
 アイスワインは自然凍結したぶどうを原料とするため、秋の収穫時期を厳冬の1月中旬ごろまで遅らせている。4年前は暖冬の影響で原料ぶどうの収穫ができないこともあったが、今冬は年末に氷点下28度を下回る厳しい寒波が到来したことで、連続24時間氷点下8度以下の条件が満たされたため、過去最も早い収穫作業となった。
 収穫したぶどうは「羆(ひぐま)の晩酌」の原料としている「ふらの2号」の品種。栽培面積は約20アールで15年ほど経過している。今年の収量は970キロで昨年より270キロも多い過去最高となった。予想を上回る豊作となったのは、4月の受粉時期に好天に恵まれたことと、秋にアライグマによる被害を防止できたためという。
 収穫された原料ぶどうは、同日、工場内で小型圧搾機を使用して搾汁作業を行い、夕刻までに完了した。搾汁されたぶどうは約270リットルで昨年より70リットルを超える大幅な増加となった。搾ったぶどうは約1ヵ月半ほどかけてゆっくり発酵させる。その後、秋までの清澄期間を経て、11月末から12月上旬頃にビン詰め作業を行い、12月中旬にアイスワインとして発売する。
 同果樹研究所では「今年の糖度は昨年と同じ39度。搾汁量が大幅に増えたことから、昨年より200本ほど多い900本余りのアイスワインが醸造できる見込み。12月中旬頃までに、おいしいアイスワインを提供することができます」と話している。



ふらの歓寒村 3月10日まで開設

 今年の冬も「ふらの歓寒村」で存分に遊んで下さい―富良野冬期体験観光促進協議会が運営するスノーナイト・ファンタジー「ふらの歓寒村」が今シーズンも新富良野プリンスホテル内ニングルテラス隣に12月22日オープンした。3月10日までの期間開設される。真冬の闇夜にライトアップされた同村は幻想的、ロマンチックな雰囲気を常に醸し出しており、冬の富良野の観光スポットとして今シーズンも人気を集めそうだ。
 歓寒村は、3年前まで富良野スキー場北の峰ゾーンで冬季間開設していた「ふらの寒々村」をリニューアルし、会場を移した。ホテルの宿泊客をはじめ、スキー客、外国人観光客、さらに家族連れの市民など大勢の人たちに冬の常設会場として楽しんでもらうのを目的に開設している。
 入場時間は午後4時から8時までの4時間。入場料は1人300円だが、小学生以下は保護者同伴に限り無料。入場料にはスノーチュービング体験料1回分(100円)が含まれている。
 今シーズンもアイスミュージアム&カフェの「スノードーム」をはじめ、「スーパースノーチュービング」「かまくら」「スノープレイランド」「雪華の路」「雪のすべり台」を設営し、毎週土曜日には「村のお祭り」が開かれる。
 スノードームは雪のブロック2000個で作り上げた。その中にはムード満点のアイスミュージアムとカフェコーナーがあり、ビール、ワイン、ソフトドリンクを販売する。また、スーパースノーチュービングは全長が201メートルもある日本一の長さ(1回100円)。スノープレイランドではバナナボート、スノーモービル乗車の体験ができる(大人500円、子供300円)。
 村のお祭りは毎週土曜日午後5時から6時まで開かれる。雪華の路はLED照明でライトアップされ、幻想的な森の中を散策できる。このほか熱気球の体験搭乗は、毎週土日のみで午後7時から8時まで。料金は1回大人2000円、子供1500円。
 なお、期間中、リゾートシャトルバスが毎日、JR富良野駅から新富良野プリンスホテル(北の峰経由)まで運行している。富良野駅発は午後4時40分、6時、7時。

2012年12月20日木曜日

富良野スキー場 記念式典開く 開設50年振り返る

 富良野スキー場の開設記念日に合わせた12月15日、同スキー場開設50周年記念式典が富良野プリンスホテルで開催され、当時の状況を知る人やスキー場運営、ワールドカップ開催の競技役員として尽力した関係者など約100人が参加し、半世紀にわたるスキー場の歩みを振り返り、今後一層の飛躍発展を願った。
 はじめに富良野スキー連盟会長の黒岩岳雄さんが、開設当時の北の峰スキー場や列を作ってリフトに乗り込むスキー客をはじめ、10回にわたり開かれたワールドカップアルペン競技大会、2回開かれた同スノーボード競技大会など、当時を偲ぶ懐かしい写真を50分間にわたり映像で紹介し、50年の歩みを振り返った。
 この後、主催者を代表して富良野スキー場開設50周年記念式典実行委員会の荒木毅実行委員長が「富良野スキー場は富良野市の大きな財産でまちづくりの原点。唯一、民間主導で作ったスキー場。会社の設立時には160人の市民が株主となった。北海道でナンバーワンのスキー場。雇用を生み出し、市の発展に大きく貢献してきた」などとあいさつした。
 続いて荒木実行委員長が、富良野商工会議所会頭として北の峰スキー場の開設に尽力し、今日の「スキーのまち富良野」の基礎を作り上げた、故鴨田茂さん、北の峰プリンスホテル(当時)の支配人として活躍した故菅原良晴さん、富良野プリンスホテル総支配人を務めた故福岡正さん、数度にわたるスキー大会、スノーボード大会等を誘致した株式会社プリンスホテル、富良野スキー場で開催する諸大会やスキー祭りにおけるコース整備や舞台雪像製作などに尽力している陸上自衛隊上富良野駐屯地第4特科群第104特科大隊、富良野スキー連盟、富良野地区スキーパトロール赤十字奉仕団の3個人と4団体に感謝状をそれぞれ授与し、長年にわたる功績を称えた。
 この後、来賓の能登芳昭市長が「富良野スキー場の存在は大変大きい。地元の協力がなければここまで発展してこなかった。今、スキー場の経営は厳しい状況だが、今シーズンは台湾やオーストラリアから大勢のスキー観光客が見込まれている。50周年を節目に一層の協力体制が必要」などとあいさつし、同スキー場の更なる発展に期待した。

2012年12月18日火曜日

衆院総選挙 富良野市の投票率60・71% 過去2番目に低い

 第46回衆議院議員総選挙の投票が16日行われ、自民党が予想通り圧勝し、再び自公による新政権が間もなく誕生する。しかし、投票率は戦後最低だった。富良野市でも昭和44年以降に行われた選挙で2番目に低い60・71%(小選挙区、比例代表とも)。前回より13・52ポイントの大幅な低下となった。中でも女性の投票率が58・23%(同)で6割を下回った。
 投票所は市役所など21か所に設けられ、原則午前7時から午後8時まで投票を受け付けた。また、5日から15日にかけて行われた期日前投票者数が3007人で前回より400人近く下回り、投票率の低下が懸念されていた。加えて同日は早朝から夜にかけて断続的に雪が降る悪天候となったため、投票率は第32回(昭和44年12月27日)の59・27%に次ぐ2番目の低さとなった。
 開票作業は午後8時50分から市役所大会議室で行われ、同11時半までに全作業が終了した。
 この結果、道内第6区の小選挙区では今津寛氏(自民党前)が佐々木隆博氏(民主党前)に2000票以上の大差をつけて当選を果たした。佐々木氏は逆風の中で苦しい戦いとなり、日本維新の会、みんなの党、新党大地などの第3極に票が流れ、富良野市でも予想を上回る厳しい選挙結果となった。
 一方、比例代表では、今津氏が5500台の票を得票したが、自民党には3500票台の得票に終わった。また、民主党も佐々木氏の得票数より約1000票も下回った。これに対して第3極の日本維新の会が1200票を超え、新党大地へも1200票を上回り、さらにみんなの党へも800票近くの票が流れ、自民党、民主党への批判票となった。
 沿線4町村の投票率は上富良野町64・80%(前回78・66%)、中富良野町70・14%(同79・43%)、南富良野町71・30%(同79・57%)、占冠村71・49%(同80・40%)。いずれの町村とも前回より投票率が大幅に下回った。
 なお、富良野市の小選挙区と比例代表の開票結果は次のとおり。
 ▽小選挙区 今津寛氏(自民党前)5524票、佐々木隆博氏(民主党前)3470票、安住太伸氏(みんなの党新)1730票、荻生和敏氏(日本共産党新)781票
 ▽比例代表 自由民主党3537票、民主党2467票、新党大地1227票、日本維新の会1222票、公明党1055票、みんなの党799票、日本共産党649票、日本未来の党278票、社会民主党207票、幸福実現党45票