富良野市議会定例会本会議6日目の9日は、市政に関する一般質問が行われ、渋谷正文議員(ふらの未来の会)と黒岩岳雄議員(同)が質問に立った。渋谷議員が「高校進学者の確保、富良野高校に導入される単位制」、黒岩議員が「富良野地方の活断層と防災対策」などについて理事者側の考えをただした。また同日、富良野こどもの未来を守る会(斉藤真智子会長)から提出された「総合こども園(仮称)の建設見直しに関する請願」は、あす14日から始まる予算特別委員会(日里雅至委員長)に付託された。
一般質問では宇佐見正光教育長が渋谷議員の質問に対し、「平成21年2月に『富良野地区の高校教育を考える』提言書を取りまとめ、道教委に対して次期『公立高等学校適正配置計画』に意見反映されるよう要望してきている。平成25年度から富良野高校に導入される単位制科目については、現在、富良野高校において協議・検討中と聞いている」などと答弁。
また黒岩議員の質問に対しては「富良野地域においても『富良野活断層帯西部及び東部』の存在が確認されているので、地震防災対策の参考にしなければならないものと認識している。昨年の東日本大震災や本市における大雨被害により、市民の災害に対する意識が高まってきている。各種の防災講演会にも多くの市民が参加する状況になってきており、年度内に自主防災組織2団体が新たに組織化される。また昨年11月には、国土地理院が新たに知見を踏まえた富良野断層帯に関する『都市圏活断層帯図』を公表し、市民の間には新聞記事を通じ、地震に関する意識が高まっている。これを機に地震に関する防災意識啓発に努めたい」などと答弁した。
なお、予算特別委員会に付託された請願の骨子は①今回の計画はいったん白紙に戻す②保護者をはじめ関係者、地域住民と十分に話し合い、総合こども園建設計画を進める③子供たちが健やかに育める環境づくりを基本に進める―としている。
大回転、回転で見事、高校日本一
第24回全国高等学校選抜スキー大会(アルペン)が9日のスーパー大回転を皮切りに始まり、大回転、回転競技が11日まで3日間にわたり、富良野スキー場・富良野ゾーンスピースコースで開催された。33都道府県122校から男子154人、女子118人の計272人がエントリーし熱戦を繰り広げた結果、市内の高校生が大回転、回転で見事日本一に輝いた。特に最終日の回転競技では、出場選手4人全員が入賞する素晴らしい活躍を見せた。
初日のスーパー大回転では富良野高2年の武田一将選手(17)の10位入賞が最高位だったが、同選手は得意の大回転では1、2本とも納得のいく滑りを見せ、初優勝を飾り、見事日本一に輝いた。
さらに回転でも富良野緑峰高校2年の佐藤優選手(17)が果敢な滑りを見せ、2本とも安定したレースを展開し同じく念願の初優勝を手にした。
この結果、総合成績でも武田選手が3位、佐藤選手が4位に入賞し嬉しい表彰となった。
また最終日の回転では、武田選手が5位、南富良野高1年の高橋勇次選手が7位、富良野緑峰高1年の今野有哉選手が9位に食い込み入賞し、富良野勢が上位を占める大健闘だった。
初日のスーパー大回転では富良野高2年の武田一将選手(17)の10位入賞が最高位だったが、同選手は得意の大回転では1、2本とも納得のいく滑りを見せ、初優勝を飾り、見事日本一に輝いた。
さらに回転でも富良野緑峰高校2年の佐藤優選手(17)が果敢な滑りを見せ、2本とも安定したレースを展開し同じく念願の初優勝を手にした。
この結果、総合成績でも武田選手が3位、佐藤選手が4位に入賞し嬉しい表彰となった。
また最終日の回転では、武田選手が5位、南富良野高1年の高橋勇次選手が7位、富良野緑峰高1年の今野有哉選手が9位に食い込み入賞し、富良野勢が上位を占める大健闘だった。
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