ソチ五輪を目指す上富良野町出身の吉岡健太郎さん
ロードバイクで東京へ
2014ソチ五輪スノーボードアルペン種目の出場を目指している上富良野町出身の吉岡健太郎さん(24)が今月20日、郷里から東京までの1500キロをロードバイクで縦断する。同縦断には同じく同五輪を目指している選手が参加し、9月5日の到着を予定している。
吉岡さんはスノーボードアルペン種目で2011年に全日本選手権で優勝、2013年のFIS欧州選手権オーストリア大会で3位、同FISW杯スペイン大会で22位など全日本のトップ選手としてソチ五輪出場を目指している。もう一人の選手は山形県出身の斯波正樹さん(27)。2010年の全日本選手権で優勝、2009、2010年のFIS世界選手権に出場。2012年FISW杯スペイン大会で10位。
2人は「2014ソチ五輪スノーボードアルペン種目に出場することが目標。この目標を達成するにはワールドカップである一定の基準をクリアしなければならない。その基準は決して簡単なものではないが、あとひと踏ん張りで出場できる希望がある。そんな中、2011年3月11日、未曾有の事態が日本を襲った。それは我々日本人にとって決して忘れてはならないこと。私たちに何ができるか、スポーツを通して次世代の子供たちに私たちの思いを伝えていくこと、そして3・11を風化させないこと。そこで私たちは北海道から東京まで約1500キロ、ロードバイクで縦断し、出会う人々とのご縁を大切にして被災地の次世代を担う子供たちに対する思いを集めた応援メッセージを311枚の短冊に込め、贈りたいと考えた。あえて311枚という数字にしたのも思い出したくない数字だが、忘れてはならない数字だからだ。道中出会う方々、そして子供たちがより笑顔になれるきっかけになりたい」と同縦断を企画した。
今回の北海道―東京縦断企画に対して、2人は支援する企業を募っている。協賛金額5万円からジャージに会社のロゴをプリントする。メインスポンサーは20万円で、胸に大きく会社のロゴを入れる。現段階でメインスポンサーは2社。個人は1000円から募っている。
吉岡さんは「私たちは皆さまのおかげで何とか競技生活ができています。そんな出会いは本当に凄いことで、大きな財産だと思っています。そこでたくさんの人たちの気持ちや思いをのせて、北海道から東京まで縦断することになりましたので、ぜひ賛同して下さい」と協力を呼びかけている。
なお、振込先はゆうちょ銀行 店名九七八 店番978 普通0545012 吉岡健太郎
好天の中、第33回ふらのへそマラソン開催
北海へそ祭り実行委員会主催の「第33回ふらのへそマラソン」が好天に恵まれた7月28日、ふらのワインロードコースで開催され、小学生から70歳を超える高齢者まで約340人の市民ランナーが健脚を競い合った。
午前8時15分から開会式がふらのワインハウス駐車場で行われた。はじめに大会長の野嶋重克・ふらの体育協会理事長、続いて能登芳昭市長、北猛俊市議会議長らがそれぞれの立場であいさつを行い、参加者を激励した。これに対して麓郷中の前田理沙さんが参加者を代表して力強く選手宣誓を行った。
この後、9時から小学3・4年男女など3キロコースと絆ペアマラソン、ファンラン、ラベンダーウォーク、ノルディックウォーキングの出場者が、30分後に一般男子の8キロと同4キロの出場者がそれぞれ一斉にスタートし、日頃の練習成果を競い合った。また、絆ペアマラソンやウォーキングの参加者はそれぞれ自分の体力に合わせ、周りの景観を楽しみながら歩いた。
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