2013年8月16日金曜日

新外国語指導助手が着任

 富良野市教育委員会は、新外国語指導助手の着任式を12日、市立富良野図書館2階多目的ホールで行い、2学期から始まる英語学習での活躍に期待を寄せた。着任したのは、オーストラリア国籍のピアソン・ジョーダンさん(24)、イギリス国籍のイビットソン・チェルシーさん(22)。
 ジョーダンさんは、ワーキングホリデービザを使って1年半ほど、日本に滞在経験がある。大学の日本語プログラムの生徒として日本語専攻科課程を修了。また10代の頃、空手で州3位に入賞する活躍をみせたという。特技はスノーボード、バスケットボール、バンジージャンプ。趣味は映画鑑賞やクラリネット、サックスの演奏。
 チェルシーさんは、英国空軍士官学校生として飛行機の操縦訓練の体験を持ち、飛行時間は約20時間という。また、昨年開催されたロンドンオリンピックのボランティアスタッフに選ばれ、フランス語、ドイツ語も話す。趣味は乗馬と絵。子供用の絵本などを手がけている。
 着任式では、はじめに宇佐見正光教育長がジョーダンさんとチェルシーさんの経歴をエピソードを交えながら紹介。この後、能登芳昭市長が「富良野市では、英語が話せるふらのっ子の授業に取り組んでおり、英語やドイツ語が小さい時から話せる状況づくりを行っている。これからは言葉を通して国際交流できる人材を育てていきたい。今後の2人の活躍に対して多くの市民が理解できるようなおもてなしをしていきたい。また日本文化にも積極的に挑戦して下さい」、宮下敏・富良野市校長会会長が、「子供たちは英語に対して興味を高めている。子供たちは非常に柔軟。能力を活かし、子供たちと接して下さい。13校の子供たちはとても心待ちにしています。素晴らしい先生になることを期待します」などとそれぞれの立場で歓迎の言葉を述べた。
 これに対してジョーダンさんは「私はこれからALTの皆様と一緒に子供たちにいろんな外国の文化や言語を教えることを楽しみにしています。そして、オフィスからスキー場を一目見た時から、スノーボードがやりたくて仕方ありません。早く雪が降ることを楽しみにしています」、チェルシーさんは「温かく私を迎えて下さり、ありがとうございます。私は他のALTと共に富良野の子供たちに英語の本当の楽しさを伝え、イギリス文化を伝えるために頑張ります。そして姉妹都市であるオーストリアとの交流の手伝いができることを大変楽しみにしています。このようなチャンスを下さりありがとうございます」などとそれぞれ着任の抱負を述べた。
 着任式には市内の小中学校の校長など関係者30人が出席した。ジョーダンさんとチェルシーさんは少し緊張しながらも、終始笑顔を絶やさなかった。ジョーダンさんは小学校、チェルシーさんは中学校を担当する。



今年も熱く熱く演奏 32回目の「ゆうふれ音楽祭」

 真夏のアマチュアバンドイベント「ゆうふれ音楽祭」(実行委員会主催)が今月3、4の両日、山部太陽の里野外音楽堂で盛大に開催され、道内をはじめ、道外からも多くの出演者、観客が訪れ、音楽で満たされた2日間を思い思いに過ごした。連日真夏日が続く今年の富良野を象徴するかのように、晴天に恵まれた会場は両日共30度を超え、文字通り熱いイベントとなった。
 3日は朝早くから関係者が集合して機材搬入、会場設営等の準備が行われた。午後6時からスタートした「前夜祭」では、札幌から来た「マリモ」を皮切りに、同じく札幌から来た「玲緒丸」「ポン」といった道内外でも活動する実力派常連組が顔をそろえる。夕闇が落ちる頃には、地元のロックバンド「トラッドロック」や帯広のメンバーも在籍する「トラッシュ」が出演。ロックの名曲を演奏し、会場を更に盛り上げた。
 この日のトリは地元の大御所「ホリデーアンサンブル」。総勢10人を数えるメンバーが入れ替わり立ち代わりステージで演奏する光景は実に圧巻。ベンチャーズから懐メロ、ポップスまで幅広く演奏し、すっかり日が落ちた会場を盛り上げ、初日を終えた。
 2日目は「ザ・ラベンダーズ」「オーバードーズ」といった若手地元勢でスタート。釧路から来た「グルーヴ・グルーブ」は去年まで「プラスアルファ」というバンドで、富良野で長い間活動していたギターの本間雄大さんが進学先の釧路の大学で組んだバンド。文字通りの凱旋に、客席の懐かしい顔ぶれから温かい声援がとんでいた。午後の日差しがきつくなり、この日一番の暑さを迎える頃、ステージにあがったのは札幌、旭川の混合バンド「ドン☆バンド」。メンバーの事情により3年間活動を休止していたが、活動再開に選んだのがこのイベント。
 ボーカルのスガデガスの「帰ってきましたドン☆バンド!」の声に、この日を待っていたファンから惜しみない声援が送られていた。後半には実行委員長の磯江信幸さんに「富良野代表というより、すでに北海道代表といっても過言ではない」と紹介されたラップの「AGO23」。機材トラブルに見舞われ、バックの音が出ない状況ながらもアカペラで即興で言葉を紡いで歌い、それをはねのけるパフォーマンスを展開し、会場を沸かせた。
 この日の大トリにはプロフォークシンガーでギタリストの松山隆宏さんがゲストとして登場。松山さんは「20数年前に別のイベントでこの会場で演奏したことがあります。ここはのどかで、なおかつ熱いイベント。またここに戻って来れて嬉しい」と感慨深く語り、とアンコールの声にも応えてイベントの幕を閉じた。
 実行委員長の磯江さんは「今回で32回を迎えたゆうふれ音楽祭。毎回たった25分程度の演奏の為に一年中このイベントの事を考えています。歴代の実行委員の方々がずっと続けてきてくれたおかげで20年前に出演した仲間とまたこの会場で会う事ができた。この想いを今後代々伝えていきたい」と語り、来年のゆうふれ音楽祭に向けての想いを新たにしていた。

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