5日、富良野市内の小中学校で一斉に平成25年度入学式が行われ、小学校で188人、中学校で211人の新入生が元気いっぱいに式に臨み、上級生をはじめ教職員、保護者から温かい拍手で迎えられた。今年度から麓郷小中学校が併置校として新たにスタートし、小学生5人、中学生3人が入学した。小中併置校は布部小中、布礼別小中に次いで3校目。また入学生がゼロとなったのは布部小と布礼別中の2校。
麓郷小中学校(髙木司校長)の入学式では、髙木校長が「66年振りに小学校と中学校が同じ校舎を使うことになります。そして今日は新1年生の入学を祝い、小・中学生、教職員、保護者、地域の皆様全員が力を合わせ、麓郷小中学校としてのスタートの日でもあります」と前置きした後、新1年生に対しては「元気な声であいさつをしよう、自分のことは一人でしよう、ルールを守って安全に」と呼びかけた。また、中学生になった3人に対しては「友人を大切にする、自分を大切にする、時間を大切にする」と3つの約束を求め、「人間として大きく輝ける土台づくりを行って下さい」と訴えた。続いて、宇佐見正光教育長が「麓郷小中学校は地域の拠点として新たな一歩を踏み出すことになりました。初めての新入生を迎えたことで新しい校風を作り上げ、楽しい学校生活を過ごして下さい。年度内には新しい体育館も完成します。笑顔が溢れ、歌声の響く学校生活を楽しんで下さい」とお祝いの言葉を述べた。
さらに麓郷小、中学校統合に向け、尽力した整備委員長の今昭弘さんが新1年生に対しては「分からないことがあれば先生や上級生に何度も聞いて下さい」と優しく語りかけ、中学1年生には「一段上を目指し、一日一日を大切に」などと激励した。また、北海道議会議員の本間勲さんは「子供は地域の宝です。先生、家族、地域の協力でピカピカに光るようにして下さい」などとお祝いの言葉を述べた。
この後、新1年生5人と新中学生3人がそれぞれ入学の決意を述べた。これに対して児童会会長の小瀬那月さん(6年)が「皆さんが入学するのを楽しみに待っていました。学校ではみんなで力を合わせてすることがたくさんあります。今日から私たちは仲間です。私たちと一緒に思いっきり楽しみましょう」、生徒会会長の前田理沙さん(3年)が「併置校として新しいスタートを切り、皆さんは最初の中学生です。気持ちを引き締め、一緒に頑張りましょう」などとそれぞれ歓迎の言葉を述べた。各小中学校の新入生数は次のとおり。
▽富良野小98人▽扇山小34人▽東小32人▽麓郷小5人▽鳥沼小7人▽布礼別小1人▽樹海小6人▽山部小5人
▽富良野東中94人▽富良野西中92人▽麓郷中3人▽布部中1人▽樹海中8人▽山部中13人
富良野高2年青木蓮弥さん 全国で堂々の3位入賞
今年で第16回目の全国高等学校少林寺拳法選抜大会(一般財団法人少林寺拳法連盟、公益財団法人全国高等学校体育連盟少林寺拳法専門部の主催)が3月23、24の2日間、香川県仲多度郡多度津町で開催され、北海道代表で富良野光明寺道院拳友会(青木賢隆道院長)に所属する富良野高2年の青木蓮弥さん(16)=2段=が堂々の3位に入賞し、銅メダルを獲得した。青木さんは「夏に行われる全国大会に向け、さらに練習を重ね、優勝を目指したい」と新たな闘志を燃やしている。
同大会には全国都道府県の206校から選抜された1、2年生790人が出場し、自由単独演武、規定単独演武、団体演武で全国一の実力を競い合った。
青木さんは男子自由単独演武の部に出場した。同部には62人が出場。23日は予選が2コートに分かれて行われた。24日の本選に向け、熱戦が繰り広げられベスト16が選ばれた。青木さんは予選をコート1位で通過し本選に臨んだ。
競技時間約1分30秒。5人の審判員が技術度60点、表現40点の計100点の採点をそれぞれつけ、最高点と最低点を除いた3人の審査員の合計点で実力を競い合う。この結果、青木さんは258点を挙げ、3位に入賞した。優勝した京都の選手とはわずか2点差だった。中には最高点をつけた審査員もいた。
青木さんは昨年夏の全国大会で5位に入賞している。選抜大会に北海道代表の選手(2人)として選ばれたことで本番に向け練習を重ねてきた。しかし、練習中に腰を痛め、思うような演武ができなかったという。「優勝を目指していたので悔しい。6月に高体連北海道大会が開かれる。必ず全国大会出場を果たし、再度、挑戦したい」と新たな闘志を燃やしている。
同大会には全国都道府県の206校から選抜された1、2年生790人が出場し、自由単独演武、規定単独演武、団体演武で全国一の実力を競い合った。
青木さんは男子自由単独演武の部に出場した。同部には62人が出場。23日は予選が2コートに分かれて行われた。24日の本選に向け、熱戦が繰り広げられベスト16が選ばれた。青木さんは予選をコート1位で通過し本選に臨んだ。
競技時間約1分30秒。5人の審判員が技術度60点、表現40点の計100点の採点をそれぞれつけ、最高点と最低点を除いた3人の審査員の合計点で実力を競い合う。この結果、青木さんは258点を挙げ、3位に入賞した。優勝した京都の選手とはわずか2点差だった。中には最高点をつけた審査員もいた。
青木さんは昨年夏の全国大会で5位に入賞している。選抜大会に北海道代表の選手(2人)として選ばれたことで本番に向け練習を重ねてきた。しかし、練習中に腰を痛め、思うような演武ができなかったという。「優勝を目指していたので悔しい。6月に高体連北海道大会が開かれる。必ず全国大会出場を果たし、再度、挑戦したい」と新たな闘志を燃やしている。
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