
また、ホクレン商事に委託しているエーコープ事業のウイズ店(上富良野)が赤字経営のため3月24日で閉店したと報告。同店舗の賃貸先をツルハドラッグと契約し、5月から開店する予定。また、春日店は今年度1000万円かけて改修し、棚の増設、生鮮の充実を行い、利用者の利便性を上げていくことにしていく。
このほか、ポテトチップス工場「シレラ」(南富良野)は順調な操業を続けており、昨年比102%の生産を行った。製品の「ふらのっち」は富良野地域限定で販売してきたが3月からは全国販売を開始しており、売れ行きは好調という。
平成24年度の販売取扱高実績をみると、青果部門が133億9969万円で前年度比96・2%。米穀部門は54億9832万円で同122・9%。畜産部門は48億850万円、同103・6%。利用・加工・直販部門は43億1492万円、同99・5%。
同組合は平成25年度事業策定にあたり、①全道ナンバーワンの生産地の確立「新たな『ふらの農業』の創造」②全道ナンバーワンの職場の確立③全道ナンバーワンのJA―を重点目標に掲げ、中期経営計画を策定し事業を展開していくことを確認した。
平成25年度の販売取扱計画は総額で275億2396万円。内訳は青果部門で141億3896万円、米穀部門で約50億円、畜産部門で約41億円、加工食品部門で約36億円をそれぞれを見込んでいる。
なお、同年度の正組合員数は2270人で戸数は1453。準組合員数は9370人。また職員数は348人、準職員が94人の計442人。
静寂の中5時間にわたり熱戦

同弓道会は大正15年に発足した歴史ある競技団体。道立富良野工業高校(現富良野緑峰高校)の男子が全道大会で見事優勝を飾ったことなどから、昭和59年11月にスポーツセンターに弓道場が併設され現在に至っている。愛好者は4月の道場開き、8月の富良野神社祭典、10月の体育の日の年3回、近郊市町村の愛好者に呼び掛けて大会を開催している。
競技は28メートル先に設置された直径36センチの的を射ぬく。時間制限はなく、それぞれのペース配分で行われ、午前9時から競技が開始され、終了したのが午後3時近くになった。出場者が少なかったため、1人20射で行われ、静寂に包まれた道場内で熱戦が繰り広げられた。
一般男子の部では20射中13射をあてたのが東さんと三笠の竹田征夫さん。同射となったことから射抜き勝負となり、1回目で勝負が決まり、東さんが会長杯を手にした。また一般女子の部では篠嶋さんが20射中17射をあてるハイレベルの実力をみせた。
一般男子の部で惜しくも準優勝だった竹田さん(71)は妻の千恵子さん(64)と夫婦での出場。千恵子さんは夫と同じく13射をあて、仲良く準優勝を飾った。夫が5段で妻が6段の腕前。20年前から弓道の魅力に魅せられ、道内各地の大会に夫婦で出場し、常に好成績を収めている。
征夫さんは「弓道は妨害する人がいない。自分との闘い。失敗は自分の責任で実力がない証拠。いかに集中して競技に臨むことができるかが勝負の分かれ道。それだけに魅力のある競技です」と語る。
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