
式典では川村会長が5代目会長の井下光幸さん、8代目会長の三浦幸一さん、9代目会長の永桶政美さんにそれぞれ感謝状を贈呈し、長年にわたりクラブの発展に尽くした功績を称えた。
この後、川村会長が50年間にわたる活動を振り返り、「今後更に進む高齢化社会で一人暮らしや高齢者のみの世帯が増え、孤立や老老介護など、多様な課題が多い中、本会の役割は会員相互をつなぐことによって、孤立を防ぎ、お互いを支え合う素地を作ることにあると考えています。これからは仲間づくりを通じて生きがいと健康づくり、そして生活を豊かにする楽しい活動、さらに地域の皆さんと共に地域を豊かにする活動に取り組みたい」などと式辞を述べ、「健康な高齢者像」「新たな高齢者文化」「夢を語り合う地域社会」の3つの創造を強く訴えた。
続いて、能登芳昭市長、吉田薫・富良野市老人クラブ連合会会長、北猛俊・富良野市議会議長がそれぞれの立場で祝辞を述べ、高齢者社会の中で活発な事業と会員の交流・親睦を図っている同クラブが果たしている功績を称え、今後一層の発展活躍に期待を寄せた。
これに対して永桶政美さんが受賞者を代表し、今後も会員のひとりとして地域活動に貢献していきたいと、謝辞を述べた。この後、小玉將臣・富良野市社会福祉協議会会長が乾杯の音頭をとり、祝宴に入り、約120人が同クラブの50周年を共に祝い、和やかに情報交換を行っていた。
今年度も積極的に普及活動
富良野オムカレー推進協議会で総会

この後、平成24年度の事業、収支決算報告が行われた。それによると、平成24年度は13店舗でスタートしたが、正会員の病気療養に伴う長期休業や、ランチタイムの営業休止などで、11店舗による提供となった。富良野オムカレーの提供数は8万3040食に上り、平成18年3月の誕生からの累計で43万9440食となった。
平成25年度の主な事業計画によると、富良野地域内のイベントでは、北海へそ祭り(7月28、29日)、ふらのワインぶどう祭り(9月15日)への協賛協力。道内イベントでは、カレーアクション北海道フォーラム(5月31日、札幌市)、新・ご当地グルメグランプリ2013in芽室(7月6、7日、芽室町)、さっぽろオータムフェスト2013(9月中旬~10月上旬、札幌市)への参加。道外イベントでは、よこすかカレーフェスティバル2013(5月11、12日、神奈川県横須賀市)への参加。
そのほかでは、市内小中学校をはじめ、行政や観光協会、商工会議所、農業団体などと連携した企画事業を実施する。この中でお土産品として個食向けのレトルトカレーの開発を検討する。
また独自イベントとしては、友好都市西脇市との「食」と「衣」の文化交流や地域に根ざしたオムカレーの食文化醸成に向けた事業の実施を行い、さらに富良野オムカレーウォーキング(10月6日)、ビールパーティー(5月21日)を開く。
事業収支予算は900万円(前年度の決算額は975万円)。
なお、そのほかの新役員は次のとおり(〇は新)。
▽副会長 〇本間智(くんえん工房Yamadori)、橋本誠二(なんまら)▽監事 〇鏡味あつ子(ふらわ)、〇出倉勝紀(笑楽亭)▽事務局長 松野健吾▽同次長 北條祐邦▽会計 上坂雅史
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