湖水まつり、北海へそ祭り、花と炎の四季彩まつり
きょうから1市2町で多彩に
きょうから3日間にわたり富良野、上富良野、南富良野で「夏祭り」が多彩に開催される。富良野では28、29の両日、「第45回北海へそ祭り」、上富良野で28日、「第35回花と炎の四季彩まつり」、南富良野できょうから2日間、「第42回湖水まつり」がそれぞれ特設会場で催される。
北海へそ祭りの会場は新相生通り。今年も28日午前11時から中心標公園(富良野小グラウンド)で行われる「中心祭」を皮切りに始まる。
同日の主なプログラムは、小中学生の「音楽パレード」、富良野高書道部の「書道パフォーマンス」、「弥栄太鼓の演奏」、「オープニングセレモニー&もちまき」が行われ、「北海へそ踊りの実演」、「子どもへそ踊り大会」と続く。この後、午後6時からビールパーティーが始まり、7時から1回目の「北海へそ踊り大会」が始まる。
2日目は午前10時に祭り会場が開場。主なプログラムは「赤ちゃんハイハイレース」をはじめ「臍バンクボウリング」「へそ輪(りん)ピック」「ちびっ子カラオケ大会」「フラダンス」「ベリーダンス」など次々に繰り広げられる。続いて午後7時から2回目の「北海へそ踊り大会」。
今年の同大会は28日がワンウェイ方式、29日が相互通行で踊る。また、昨年から始まった「へそグルメ」はビールパーティー会場(本通り)に設営され、15店舗が出店する。ワンコインで来場者にそれぞれ自慢のグルメを提供する。時間は28日が午後3時から同9時、29日が午前10時から午後9時。
花と炎の四季彩まつりの会場は日の出公園・市街地公道。午前10時にオープニングトーク。この後、キャラクターショー、ステージショー、安政太鼓、フラ&タヒチアンショーなど午後7時にかけて次々に繰り広げられる。また、恒例の行灯行列が市街地を練り歩き、9時から花火大会が開かれ、日の出公園の夜空を彩る。
「湖水まつり」の会場は、かなやま湖畔キャンプ場。きょう27日午後1時からの「第6回ロック・フェスティバル」で開幕。道内のロックバンド10組が出演し、午後8時半まで繰り広げられる。
28日は午前9時に開会式。オープニングのもちまきを皮切りに、ウィンドサーフィン大会、陸上自衛隊上富良野駐屯地音楽隊の演奏、仮面ライダーウィザード・ショー、南富良野町出身の石上久美子歌謡ショーなど午後8時にかけて楽しいイベントが繰り広げられる。
そして最終を飾るのが午後8時からの「納涼花火大会」。今年も2000発の花火が打ち上げられ、かなやま湖畔の夜空と湖面を彩る。中でも全長700メートルにわたる「大ナイアガラの滝」の仕掛け花火が圧巻だ。
夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会 老若男女1400人参加
株式会社かんぽ生命保険、NHKなどが主催する、NHK旭川放送局開局80周年記念「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」が25日午前6時から、富良野市陸上競技場で開催され、市民約1400人が参加し、へそのまち富良野から全国、海外に向けて元気いっぱいに発信した。
富良野市では開基90年、100年に次いで3度目。同日は曇り空で肌寒い気温となったが、午前5時半頃から続々と市民が詰めかけた。開会式で石井隆副市長が市長のメッセージ「多くの皆様がラジオ体操に親しまれ、連日続くこの暑い夏に負けないよう体力をつけて下さい」などと読み上げ、さらに主催者を代表して株式会社かんぽ生命保険旭川支店の佐藤文彦支店長らがあいさつし、改めてラジオ体操の普及を訴えた。この後、NHKテレビ・ラジオでおなじみの多胡肇さんとピアノ演奏の加藤由美子さんが壇上に上がり、準備体操とラジオ体操の歌のリハーサルを行った。
多胡さんは「ラジオ体操は昭和3年から始まっており、全国、さらに海外にも放送されています。ラジオ体操は普段使わない部分を動かすのでとても体に良いです。きょうは北海道のへそのまちから元気いっぱいに届けましょう」などと参加者に協力を求めた。この後、6時半からラジオ体操第一、同第二が行われ、参加者たちは早朝にもかかわらず元気いっぱいにラジオ体操を楽しんでいた。
参加した扇山小の少年野球チームレッドペッカーズの17人、山部中学校女子バレー部の部員4人は「少し眠いけどきょうは元気に体操したい」、また60歳代と70歳代の夫婦は「ラジオ体操は毎日しているので体の調子がいいです」などと楽しそうに感想を述べていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿