富良野市教委主催「富良野高・富良野緑峰高合同説明会」
富良野市教育委員会が主催する「平成25年度富良野高等学校・富良野緑峰高等学校合同説明会」が6月24日、富良野文化会館で開催され、両高校の校長や指導部教諭がそれぞれの学校の特徴的な取り組みなど、進学や就職に向けた細かな説明を参加した小中学校の生徒・保護者や教育関係者に行った。
今年で3回目。富良野高校・富良野緑峰高校の情報を正しく発信し、両校の教育活動への理解を深めてもらう機会とするとともに、各学校との連携を図り、一人でも多くの生徒が富良野市内の2校を受験してもらえるよう働きかけるのが目的。
冒頭、主催者を代表して宇佐見正光富良野市教育長が「今年、中学校を卒業した生徒は216人。そのうち、富良野高校・富良野緑峰高校に進学したのが163人で全体の76%。旭川(東高校や北高校など)へ進学したのが35人で同16%。できるだけ保護者に経済負担をかけないで、地元の高校から国公立大学へ進学、また、スポーツや文化活動に専念できる体制も整っており、今春、富良野東中出身者が北海道大学に進学した。今後も子供たちや保護者の皆さんに『通いたい・通わせたい』と思ってもらえる高校を目指したい」などとあいさつした。
この後、両校の指導部の教諭が「学力・部活動・キャリア教育・学校の生活状況・資格取得・進路や就職状況・PTA活動」など詳細にわたり説明した。また、説明会終了後には個別相談会が設けられ、保護者や生徒たちからの質問に答えていた。
往年の名車ズラリ 北海道クラッシックカーミーティング
往年の名車が『へそのまち』に大集合―「北海道クラッシックカーミーティングinふらの」(実行委員会主催)が、快晴となった6月30日、ふらのワインハウスのぶどうヶ丘公園駐車場=清水山=で盛大に開催された。今年で3回目。道内外のクラシックカー愛好家が約200台を出展し、自慢の愛車を訪れた大勢のファンや市民に披露した。
同ミーティングは長年にわたり赤平市で継続して開催されていたが、中止となった。このため富良野市の畑山修一さん(64)が仲間の協力を得て一昨年、富良野市での開催にこぎつけた。一昨年は道内外から120台、昨年は180台、そして今年は事前申し込みが168台、当日参加を含め、200台近くの往年の名車が会場となった駐車場を埋めつくした。
出展されたクラシックカーは昭和60年までに生産された国産車と外国車。この中で一番の旧車は、1949年(昭和24年)にイギリスで製造されたベントレーマーク6。
所有者は静岡県熱海市の和田篤泰さん(72)。和田さんは日本ロールスロイスベントレーオーナークラブの会長を務めており、昨年に続いての出展。昨年は1932年(昭和7年)にイギリスで製造されたロールスロイスのファントムⅡオープンツァラーを出展した。今年出展した自慢の旧車は、ブラックとベージュのツートンカラー。排気量が4250ccで、最高時速は140キロまで可能という。それだけに多くの入場者の目に止まり、車の周りを囲んでカメラに収めるなど人気を集めていた。
和田さんは「私は毎年赤平で開かれていたイベントに参加していた。それが中止となり残念に思っていたが、仲間からの情報で富良野で開催されると知り、昨年から参加している」と話し、フェリーで苫小牧港に到着し、自走で富良野までやって来たという。
また、千歳市の藤田誠さん(64)は1969年(昭和44年)にドイツで製造されたフォルクスワーゲン(排気量1600cc)を出展した。藤田さんは「15年前に手に入れました。ナンバーは札5です。ナンバーが一けた台だったのでどうしても手に入れたかった。夏はこの旧車でドライブを楽しんでおり、冬は車庫に入れて大事に保管しています」3年前から富良野のイベントに参加している。
イベントは午前9時から始まり午後3時まで続いた。会場では参加者、オーディエンスによるグランプリ投票や豪華賞品が当たる抽選会、さらにエンジン・サウンド、板金技術の実演が次々に行われ、入場者たちを楽しませた。また、会場の一角には焼き鳥やたこ焼き、かき氷など食べ物や飲み物の出店もあり、会場は大勢の出展者とファンで終始賑わっていた。
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