2013年2月5日火曜日

猛吹雪 第48回ふらのスキー祭り

 今年で48回目を数える「ふらのスキー祭り」(実行委員会主催)が2、3の両日、富良野スキー場北の峰ゾーン特設会場で開催されたが、3日は猛吹雪に見舞われ、予定されていたイベントが次々に中止となり、最悪の冬のイベントとなった。それでも会場には家族連れの市民やスキーを楽しむ高校生が多数訪れ、「牛乳早飲み選手権」に挑んでいた。
 同祭りは2日午後7時に開会。富良野弥栄太鼓保存会による太鼓演奏を皮切りに、圧雪車乗車体験、馬そり体験、餅つき体験、陸上自衛隊上富良野駐屯地の演奏会、花火大会など次々に開かれ、約1000人がスキー場の夜のお祭りを堪能していた。
 しかし、本祭りの3日は早朝から時折り一寸先も見えないほどの地吹雪が舞う最悪の天候となった。この中、予定通り午前10時から1回目の牛乳早飲み選手権が始まったが、風と雪が一段と強まったため、予定していた雪中運動会、宝探しが中止となり、さらに富良野の食の祭典「ワンコイングルメ」も最後まで行うことができなかった。
 だが、牛乳早飲み選手権に出場した富良野高、富良野緑峰高の男子生徒は元気ハツラツで、スキー祭りを盛り上げていた。生徒たちはいずれも3年生。高校生最後の思い出にと90ミリリットル、180ミリリットル、900ミリリットル計3本の冷えた牛乳の早飲みに挑戦した。競技前に「必ず優勝する」などと一人ひとり意気込みを語った後、口の周りに牛乳をこぼしながらも一気に飲み干し、観戦者から「あともう少し」と声援を受けていた。この後、先着150人にふらの牛乳が無料配布された。



北海道予選で見事グランプリ
新人ギタリスト発掘オーディションで

 富良野市出身の磯江太生さん(20)がプロミュージシャンを養成する学校として名高い「MIジャパン」と、音楽雑誌「YOUNG GUITAR」が共催する新人ギタリスト発掘オーディション「GITMASTERS2012」の北海道予選でグランプリを獲得し、今月開催される全国大会に出場する。
 この大会は全国を6ブロックに分け、23歳以下のアマチュアギタリストが日本一を目指してそれぞれの腕を競うもので、過去の出演者の中からは現在、第一線で活躍する多くのプロも輩出している。
 バンドを組んでいる父親の影響もあり、物心ついた頃からギターを弾いていたという磯江さん。中学生の頃には数々のコンテストで賞をとり、高校生になると各地のライブハウスで大人たちに混ざって演奏をしていたという。
 今回のオーディションにはドラムを実の弟、その他の楽器を全て自身で演奏、録音したオリジナル曲で参加。本番は「尋常じゃない位緊張しました」と語るが、その音色や演奏力等が高く評価されてのグランプリとなった。
 なお、本選は今月9日、東京都渋谷区の初台TheDOORSで開催される。その他詳細に関してはwww.mi-japan.comへ。

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