第32回北海道障害者冬季スポーツ大会

同日は早朝小雪が降っていたが、競技開始の午前10時には青空が広がり無風、絶好の大会日和に恵まれた。競技は肢体、視覚、聴覚、知的など9部門に分かれて行われ、大回転競技に49選手、距離競技に54選手が出場した。
大回転競技は全長600メートル、400メートル、200メートルのコースに分かれて行われ、選手たちは日頃の練習成果を存分に発揮していた。チェアスキー部門に挑んだ選手は5人おり、巧みにチェアスキーを操作しながら旗門をくぐり抜けていた。聴覚障害の選手は健常者とほぼ同じように斜面を一気に滑り降りる実力を発揮していた。また、四肢障害選手はチェアスキーに乗り、後ろからロープでサポートを受けながら懸命にレースに参加していた。
一方、距離競技は障害程度に応じて200メートル、500メートル、1キロ、3キロのコースで行われた。視覚障害選手には横に伴走者がついてサポート、また四肢障害選手には何人ものサポート者がつき、「あともう少し、頑張って」と声を掛け、選手と一緒になってレースに参加していた。
表彰式ではメダルを手にした選手たちが高々と手を上げ、体全体で喜びを表わしていた。
日本文化を楽しむ JICAの青年研修生25人来富

一行は今月2日に来道し、20日までの18日間滞在する。札幌市で「観光産業の基礎となる平和の重要性」や「スキー産業と総合リゾート」などの講義と視察を行った後、13日、旭川経由で富良野を訪れた。
富良野での研修は今回で3年連続。かつて青年海外協力隊として派遣された富良野市内で旅館を経営している松谷都生さんの協力で実現。研修生たちは市内北の峰町のニュー富良野ホテルに宿泊した。夕食後、和服の着付け体験が行われた。松谷さんの母、登志江さん(70)らが振袖、紋付、袴を持ち寄り、着付けを手伝った。男性は紋付と袴、女性は振袖。略式で一人30分ほどかけて着付けを行った。
正装したウズベキスタンの30代の男性は「日本に来る前から着物を着るのを楽しみにしていました。きょう着てみて感激しています」と嬉しそうに語った。また、刀を腰に差し、「サムライ」「ハラキリ」などと興奮気味に話し、デジカメで互いに記念撮影を行っていた。
また、女性たちは「着物が自分の背丈にピッタリ合ったのでびっくりしました」「日本の心が着物を通して伝わってきました」「可愛くて面白いです」などと話し、自分の華やかな着物姿にしばしうっとりしていた。この後、女性たちは琴の演奏も体験し、日本古来の音楽も楽しんでいた。
14日は午前中、ふらの観光協会専務理事の会田系伍さんが講師を務め、富良野の観光産業などを中心に、経済効果などの講義を分かりやすく行い理解を求めた。
一行はこの後、阿寒のタンチョウ観察センター、阿寒湖アイヌコタンなどを視察した。
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