
その後、同22年12月に障害者自立支援法を改正内容とする新たな法律が制定され、主に平成24年4月から施行されている。さらに「障害者自立支援法」を「障害者総合支援法」とし、障がい者の定義に「難病」を追加し、今年4月1日から施行される。
こうした障がい者福祉制度の改革動向を踏まえ、富良野市は昨年3月、12人の委員で構成する「富良野市障がい者計画策定市民委員会」を設置。会長に富良野市社会福祉協議会会長の小玉氏、副会長に北の峰病院院長の久保昌己氏をそれぞれ選出。
同計画の見直しに向けて、趣旨、背景、計画の位置付け、計画期間、障がい者の定義、障がい者の状況、福祉サービスの内容などについて協議し、さらに5月と9月の2回、18歳以上の障害者手帳所有者(778人)を対象にアンケートを行い、障がい者の生活実態や障がい施策に対する意見などを把握した。委員会は計3回開催し、この1年間にわたり、時代の変化や障がい者のニーズに対応できる計画とするために、同計画の見直しを行ってきた。
同計画の基本的な考えの中で、「生活支援の推進」では、相談支援と権利擁護体制の確立、経済的自立の支援、訪問系サービス、日中活動系サービス、居住系サービス、移動に関する支援、保健・医療サービスを挙げている。また、「教育・発達支援の充実」では、療育・保育・教育の充実、特別支援教育の充実、放課後活動・生涯学習の充実などを盛り込んでいる。
富良野市はこの後、条例に基づき市民から意見を聞くパブリックコメントを行い、3月にその結果を公表し、同計画を決定する。
同日午後、小玉会長と久保副会長が市役所を訪れ、新たな同計画を能登市長に答申した。
無料で売り場の一角を提供 ふらの三番舘

同館では催事の一環として、4年前からフロアの一角を市民に無料で開放している。今年は3階フロアのほかに地下1階を長期間にわたり、提供することにしている。
古布遊会の作品展は今月26日まで開かれる。展示している作品は着物地で仕上げた洋服をはじめ、和服、帯、浴衣地など古い布をリメイクしたタペストリーやバッグ、ベスト、小物など約60点。
久米店長は「古布遊会の協力を得て今年も昨年に続いて作品展を開くことができました。来店の際にはぜひ3階の売り場まで足を運んで下さい。また今後も無料でフロアの一角を開放しますので、個人またはグループで絵や陶器などを展示したい方はぜひ利用して下さい。地下1階のフロアは広々としており、バンドグループの練習場所として活用することになっています」などとPRしている。問い合わせは同店(電話23・5131番)へ。
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