
同大会には、上川をはじめ函館、釧路、北見、留萌、石狩の6管内から選ばれた農業青年が「青年の主張」と「青年部活動実績」の2部門で北海道・東北ブロック大会に向けて競い合った。見事、最優秀賞に選ばれた大野さんの発表は「こちら、過疎最前線」でサブタイトルが「東山でそばを作り始めた男たちの物語」。
大野さんは10年前の2002年から、地域の農業青年22人と連携し、耕作放棄地の有効利用とこれ以上耕作放棄地を増やさないのを目指し、そばの栽培を開始した。初年度はわずか90アールだったが、10年後の昨年は11ヘクタールまで拡大。「家の仕事をしながらの共同作業を連携しながらするのは大変だった。試行錯誤を繰り返しているうちに青年部が成り立っていることが分かった。そばの栽培を通じて地域活性化の一翼を担う活動に発展してきている」という。
大野さんら3人は「今回の受賞はみんなのチームワークの結果。それぞれ役割分担を行いながら、10年が過ぎた。今回の発表でも全員の協力で成り立った。北海道・東北ブロック大会も突破し、全国大会進出を目指したい」と意気込みを能登市長に伝えた。これに対して同市長は「素晴らしい成績です。地域で頑張っている農業青年に対して行政としても対応していきたい。ぜひ、全国大会を目指してほしい」と称賛し、一層の奮起を促した。
少林寺拳法の青木賢祥、佐藤佑亮両選手
12月の全国大会で堂々の3位

この結果、青木・佐藤ペアは263点を得点した。優勝した大阪府代表のペアは264点で、僅か1点差だった。また準優勝の岡山県代表のペアとは同点だった。同点の場合は技術度の採点で順位を決める。このため、技術度の低かった青木・佐藤ペアが3位となった。青木・佐藤ペアは「緊張することもなく普段どおりの演武ができました。優勝は逃したが力の差はほとんどなかったと思うので、今年の全国大会では優勝、そして世界大会でも制覇したい」と新たな闘志を燃やしている。
青木・佐藤ペアは小学2年からペアを組んでおり、ともに初段の腕前。普段からとても仲が良く、学年が上がるに合わせて、より演武に磨きがかかっている。今では2段の上級生を破るほどの実力という。
観戦していた父親で道院長の賢隆さんは「全国大会では優勝、準優勝したペアより技術度が劣っているとは思えない出来ばえだった。惜しくも3位となったが、チャンピオンとの差はほとんどなかったと思う。1年生での成績としては素晴らしかった。私も中学生の時に全国優勝と世界制覇を達成している。今後の2人の活躍が大いに楽しみです」と両ペアに対して一層の活躍に期待を寄せている。
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