
これに対して塾生を代表し、長田俊輔さん(26)が「富良野というまちから出たことで、このまちの良い所や悪い所を新たに発見することができました。若者としてできることがないかと考えていたところ、この青年塾のことを知り参加してみようと思いました。人それぞれに思いはあると思いますが、自分の活動をより良いものにしていくためには、横のつながりがとても重要になってくると思いますので、青年塾の活動を通し、若者同士の交流を深め、自分自身にプラスになるよう色々なことにチャレンジしていきたい」などと力強く意気込みを語った。
この後、富良野演劇工場の太田竜介工場長がコミュニケーションプログラムのワークショップを行った。太田工場長は「緊張することはとても大事なこと。面倒だと思うことに挑戦することが大切」などと話した後、ゴキブリ、カエル、猿などを真似た後、ジャンケンをするユーモラスな指導を行い、塾生たちを大いに楽しませた。
参加した20代の女性は「最初は少し緊張しましたが、ゲームに参加してとても楽しかったです。これからの青年塾の活動に期待しています」などと笑顔で話していた。交流は午後9時過ぎまで続き、終了後には市内の飲食店で懇親会が開かれ、楽しんだ。
同塾の運営は入塾した青年たちが自主的に運営を行い、出会いと交流を深めていく方針という。
看護の日 6か所の福祉施設や医療機関で利用者や患者と楽しく交流

同校では毎年5月12日の「看護の日」に因み、看護生に看護の心、ケアの心、助け合いの心を教えるため、福祉施設や医療機関を対象に交流を行っている。介護老人保健施設ふらの(高橋尚志施設長、利用者定数125人)には14人の看護生が訪れた。
看護生たちは、車椅子でホールに集合した約40人の利用者に対して手をつないだり、体調をうかがうなど終始笑顔で接した。交流は、車椅子のままできる背伸びや腕を伸ばすなどの軽い体操から始まった。
雰囲気が和やかになった頃に、「的当てゲーム」が行われた。看護生たちが「頑張って投げて」と声を掛けると利用者は真剣な表情で的に狙いをつけて投げ込んでいた。リーダーの岡本奈々さん(2年生)は「この交流を通して心と心の触れ合いを感じましょう」と話し、一緒にゲームを楽しんでいた。
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