
同実行委員会では富良野スキー場が開設されてから今シーズンで50年を迎え、また近年同スキー場の利用者が減少を続けていることから、市内の小中学生をはじめ海外を含めた国内の利用増と拡大を図るため、総額2700万円の事業予算を組み、市内小中学生を対象としたリフト無料パス券の発行をはじめ、様々なイベント事業を展開する。
その第1弾として同フォーラムが企画された。出席したプロスキーヤーとプロスノーボーダーは計7人。はじめに富良野にスキースクールを設立したプロスキーヤーの木村公宣さん(41)と富良野出身でSAJナショナルデモンストレーターの井山敬介さん(31)、札幌出身で世界各国の山にアプローチして滑走するプロスキーヤーの児玉毅さん(37)の3人がトークを行った。
木村さんは「富良野に来て今シーズンで9年目。ワールドカップ大会に出場したのは富良野大会が初めて。世界各国のスキー場を滑っているが富良野スキー場が最高」と話し、また井山さんは「スキー場まで5分。小さい頃からスキーを楽しんでいる。16歳の時に富良野を離れてスキーを職業としているが、やはり富良野が1番いい」、そして児玉さんは「富良野の雪質は本当に素晴らしい。富良野の子供たち、もっとスキーやスノーボードを楽しみ、滑り、学んで下さい」などと話し、会場に詰めかけた大勢の子供たちにスキーやスノーボードの素晴らしさを伝えた。
また、この日のフォーラムのために制作されたプロスキーヤーとプロスノーボーダーによる華麗でアクロバット的な映像が上映され、子供たちに感動を与えた。最後に豪華景品が当たる抽選会が行われ、各メーカー協賛の豪華なスキー用品が提供され、子供たちを喜ばせた。
今年の「新酒 富良野」も美味しい

5年前までは「ふらのヌーヴォー祭り」として開かれていた。華酔祭と銘打ってからは4回目。新酒はオリビア種とセイベル種の原料ぶどうを使用してリニューアルしたもの。今年は好天に恵まれ、昨年に続いて糖度が高く良質の新酒が出来上がったという。
その新酒と「サーモンマリネ」、「マグロのタルタル」、「野菜とベーコンのチーズパイ」など18種類のワインに合ったオリジナル料理がズラリと並べられた。参加した市民の約半数以上は常連で若い女性も多い。毎年参加しているという20歳代の女性は「今年も非常に美味しいですね」と、なみなみと注いだワイングラスを片手に、談笑しながら新酒を楽しく味わっていた。
なお、新酒富良野(720ミリリットル)は16日から市内小売店で限定発売(1000本)されている。価格は1300円。
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