富良野バドミントンジュニアクラブの西尾奈純・七宮優羽ペア
全国大会ではベスト8が目標―今年で20回目の記念大会となる全国小学生バドミントン大会が12月末、釧路市で開催されるが、富良野バドミントンジュニアクラブ(品田勝監督、24人)に所属する扇山小5年の西尾奈純(なずみ)さん(11)と同4年の七宮優羽(ゆう)さん(10)のペアが北海道を代表して2年連続出場する。両選手は8月の北海道予選で準優勝しており、「全国大会は北海道で開かれるので8位以内を目指したい」とほぼ1日の休みもなく、練習を行っている。
西尾・七宮ペアは、1年生の時から同クラブに所属している。学年は違うが2人とも大の仲良し。練習するにつれメキメキと上達。昨シーズンは北海道大会で準優勝を飾り、12月に愛媛県松山市で開かれた全国大会4年生以下女子ダブルスに出場し、初戦で勝利するほどの実力になっている。
今シーズンも6月に開かれた旭川地区予選で5年女子以下のダブルスに出場し昨年に続いて準優勝を飾った。そして8月20日、滝川市で開かれた北海道予選大会に出場。
同大会には各支部から勝ち抜いた38ペアが出場し、全国大会の出場権を懸けて全道一の実力を競い合った。
西尾・七宮ペアは昨年の大会で準優勝を飾ったことから、第2シード2回戦から出場した。初戦で北空知・深川ファミリーのペアを2―0で破ったのを皮切りに、3回戦、そして準決勝とも2―0でそれぞれ下し、2年連続決勝に進出した。
決勝の相手は昨年同様旭川・高台少年団に所属するライバルで強敵の藤原遥花・遠藤みのりペア。旭川支部予選の決勝で負けていることから雪辱に向けて試合に臨んだ。しかし、1セット目は8―21、2セット目も14―21の大差で敗れ、無念の準優勝だった。
西尾・七宮ペアは週2回、午後7時から2時間、富良野東中学校と富良野西中学校の体育館で、その他の日もスポーツセンターでほぼ毎日練習を行っている。
全国大会は12月23日午後4時半から開会式が湿原の風アリーナ釧路で開かれ、25日から27日にかけて個人戦が行われる。西尾・七宮ペアは「全国大会まで2ヵ月近くあるので、しっかりと基礎体力をつけながらトレーニングを行い、全国大会ではベスト8が目標です」と闘志を燃やしている。
指導をしている品田監督(富良野緑峰高校教諭)は「2年連続の準優勝で全国大会に出場することになったが、北海道予選も厳しい試合展開だった。しかし西尾・七宮ペアは粘り強い試合を行い、決勝まで勝ち進んだ。だが、決勝では相手のペアの強さに飲まれたためか、攻める場面が少なく敗れた。もっと強い気持ちを持って試合に臨むことが大事。西尾選手はスマッシュに力がある。七宮選手は守備範囲が広い。両選手の優れた能力を発揮できれば全国大会でも活躍できると思う。縄跳びなど基礎トレーニングも大事なので、全国大会を前にもっと練習の幅を広げていきたい」などと話し、両選手の活躍に期待を寄せている。
今シーズンも6月に開かれた旭川地区予選で5年女子以下のダブルスに出場し昨年に続いて準優勝を飾った。そして8月20日、滝川市で開かれた北海道予選大会に出場。
同大会には各支部から勝ち抜いた38ペアが出場し、全国大会の出場権を懸けて全道一の実力を競い合った。
西尾・七宮ペアは昨年の大会で準優勝を飾ったことから、第2シード2回戦から出場した。初戦で北空知・深川ファミリーのペアを2―0で破ったのを皮切りに、3回戦、そして準決勝とも2―0でそれぞれ下し、2年連続決勝に進出した。
決勝の相手は昨年同様旭川・高台少年団に所属するライバルで強敵の藤原遥花・遠藤みのりペア。旭川支部予選の決勝で負けていることから雪辱に向けて試合に臨んだ。しかし、1セット目は8―21、2セット目も14―21の大差で敗れ、無念の準優勝だった。
西尾・七宮ペアは週2回、午後7時から2時間、富良野東中学校と富良野西中学校の体育館で、その他の日もスポーツセンターでほぼ毎日練習を行っている。
全国大会は12月23日午後4時半から開会式が湿原の風アリーナ釧路で開かれ、25日から27日にかけて個人戦が行われる。西尾・七宮ペアは「全国大会まで2ヵ月近くあるので、しっかりと基礎体力をつけながらトレーニングを行い、全国大会ではベスト8が目標です」と闘志を燃やしている。
指導をしている品田監督(富良野緑峰高校教諭)は「2年連続の準優勝で全国大会に出場することになったが、北海道予選も厳しい試合展開だった。しかし西尾・七宮ペアは粘り強い試合を行い、決勝まで勝ち進んだ。だが、決勝では相手のペアの強さに飲まれたためか、攻める場面が少なく敗れた。もっと強い気持ちを持って試合に臨むことが大事。西尾選手はスマッシュに力がある。七宮選手は守備範囲が広い。両選手の優れた能力を発揮できれば全国大会でも活躍できると思う。縄跳びなど基礎トレーニングも大事なので、全国大会を前にもっと練習の幅を広げていきたい」などと話し、両選手の活躍に期待を寄せている。
道水産林務部主催の「北の海のめぐみ食育推進出前授業」
北海道水産林務部主催の「北の海のめぐみ食育推進出前授業」が9日、富良野小学校の5年生(98人)を対象に行われた。標津漁業協同組合職員と漁師の計3人が講師となり、漁労作業の説明や鮭のさばき方などの実演を通して、子供たちに水産業への関心を高めてもらった。
同部では昨年度から、道産水産物給食導入モデル事業の一環として、水産物になじみの薄い内陸部の児童生徒を対象に1校を選び実施している。今年度は富良野小学校が選ばれた。はじめに標津漁業協同組合職員の長谷川学さんが標津町で水揚げされる秋鮭について「放流された鮭の卵は5000キロ離れたアメリカまで泳ぎ、4年かけて故郷に戻ってきます。鮭は頭も骨も内臓も捨てるところがまったくありません」などと話し、定置網など漁労作業についても分かりやすく説明した。
この後、漁師の皆川秀美さんらが2ヵ所に分かれて標津町から運んできた秋鮭6匹を包丁でさばく実演を行った。皆川さんらは用意した体長40センチほどで重さ3キロの秋鮭を包丁で頭を切り落とした後、2枚におろし、筋子や白子を取り出し、さらに心臓や肝臓などについて説明した。
その様子を見ていた女の子たちの中には「わーかわいそう」と目をそらす子もいた。しかし男の子たちは「頭の中も見たい」と要求。皆川さんはこれに応えて、黒い目玉を取り出して2つに切り落とすと、見物していた児童たちは「わー」と大きな声を上げていた。また、「筋子は何個あるのですか」など熱心に質問する男の子もいた。
学校側では「今回の出前授業で子供たちが水産業や魚について関心を持ち、魚を積極的に食べようとする気持ちにつながってくれれば」と話している。
なお同日、富良野学校給食センターは、この出前授業に合わせて標津産の海の幸を使った「標津産ほたての道産子汁」、「標津産鮭の塩焼き」の2品を学校給食(富良野、中富良野、占冠の27小中学校、約3000食)の献立に取り入れ、秋鮭の美味しさを子供たちに伝えた。
0 件のコメント:
コメントを投稿