
原田さんは元市役所職員で職務上から保護司としての役割が求められ、平成6年12月に就任した。退職後も引き続き保護司活動に専念し、同13年4月から富良野地区保護司会常務理事に就任。さらに同15年5月からは副会長から富良野支部長になり、17年5月からは富良野地区保護司会の会長を務めるなど、16年余にわたり罪を犯した人たちの社会復帰に向け尽力している。
また、原田さんは保護司のほかに、北の峰連合会会長、北の峰第1町内会会長、北の峰振興協議会会長、富良野文化協会会長、北海へそ踊り保存会会長などを現在も務めており、地域自治の振興や文化、郷土芸能の普及活動にもそれぞれのリーダーとして活躍している。
原田さんは「罪を犯した人たちが更生していかに社会復帰させてあげるのが私たち保護司の務めです」と能登市長に報告。これに対して同市長は「長年にわたり大変ご苦労様でした。今後も富良野沿線の保護司会活動の先頭に立って尽力をお願いします」と労をねぎらい、大臣表彰を祝福した。
なお、富良野沿線5市町村の保護司は45人。このうち富良野地区には22人。同地区管内では保護観察など10人を担当している。
日本一の「絵本文庫」を目指して 富良野ロータリークラブで78冊寄贈

寄贈された絵本は「めっけもののサイ」、「じゃがいも畑」など仕掛け絵本を含め78冊。荒木委員長は「子供たちの活字離れが心配されています。幼児期から絵本に親しむことは豊かな感性につながり、本の好きな子供に育つと思います。市立図書館の図書冊数は全道的にも多く、充実していると聞いていますが、これからは絵本文庫日本一を目指して充実させて下さい」と期待をかけた。
これに対して宇佐見教育長は「市立図書館の図書貸し出し冊数では児童書の比率が全体の40%を超えており、児童一人当たりの貸し出し冊数は全道平均の約1・5倍に当たる18・1冊です。現在絵本の冊数は1万653冊。また、児童書は3万1000冊を超えている。市民の協力をなど得ながら絵本文庫の充実をさらに図り、利用増につなげていきたい」とお礼を述べた。
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