2011年4月7日木曜日

62人の小中教職員が着任

 1日付で発令された富良野市公立学校教職員の着任式が4日午後、文化会館大会議室で行われ、62人の教職員が新たな富良野の教育発展に向けて気持ちを引き締めた。
 着任したのは校長5人(小学校3人、中学校2人)、教頭7人(同4人、同3人)、一般教諭39人、養護教諭5人、栄養教諭1人、事務職員5人。このうち市内異動は11人で新規採用された教諭は8人。
 はじめに宇佐見正光教育長が校長を皮切りに一人ひとり辞令を交付した。この後、小島応龍教育委員長が「今年度から小学校で、来年度からは中学校でそれぞれ新学習指導要領が全面実施されます。教育現場の最前線に立たれる教職員の皆様にとりましても負担が大きくなることが予想されますが、円滑に移行が進むようお願いします。また本年度は鳥沼小学校と山部中学校を会場に第60回全国へき地研究大会北海道大会が開かれますので、富良野の教育の姿をぜひ全国に発信していただきたい」などと述べ、着任した62人の教職員に大きな期待を寄せた。



富良野看護専門学校で第18期生入学式

 富良野看護専門学校(丸昇学校長)の平成23年度入学式が5日午前、同校で行われ、第18期生33人(うち男性2人)が3年後の看護職を目指して決意を新たに入学した。
 はじめに丸学校長が「これから始まる看護の道は、人間としてのあるべき姿を求め、『人を大切にする』という人間の生命に対する畏敬を根底に、かけがえのない命を育み、守ることを目的とした自らの人間性を高めることであり、人々への生活援助学というものであります。皆さん方一人ひとりは、常に自分を高めようとする信念と気概を持ち、広い視野から現実としっかり向き合い、自分の可能性を日々精一杯高め、自己啓発、自己開発していきましょう」などと式辞を述べ、新1年生に大きな期待を寄せた。
 これに対して入学生を代表して平泉諒子さんが「豊かな自然に囲まれたこの富良野という地で、夢への第一歩を踏み出せたことを大変嬉しく誇りに思います。看護師は命を預かる責任の重い仕事です。しかし、患者さんの不安や苦しみを和らげることのできる仕事でもあります。私たちは病気や障がいを持つ人々の不安や苦しみを取り除き、温かさのある看護で日常生活を支えられるよう、正確な知識と技術、そして相手を思いやる温かな心を学んでいきたいと思います。看護師への道は厳しく、くじけそうになることもあると思いますが、ここに入学した仲間と共に助け合いながら、成長していくことを誓います」と誓いの言葉を述べた。

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