
山本さんは、ふらの市移住促進協議会主催の「素の―ライフinふらの」に参加しており、富良野への移住を希望していた。委嘱期間は6月1日から来年3月31日までで、1年ごとに更新し、最長で平成28年3月31日までの約3年間。山本さんは市が移住希望者に提供している山部の「お試し住宅」で生活する。
交付式には、NPO法人山部まちおこしネットワーク理事長の山崎伸一さん、山部地区総合振興協議会会長の桝谷壽世さんらが同席した。能登市長は「地域おこし協力隊は全国的に広がっている。富良野では市の窓口を通して、この5年間で49組94人が移住してきた。移住者から冬は厳しいが夏は過ごしやすいと聞いている。山部地域は協力体制ができているので、ぜひ、地域のまちおこしに参加し、期待に応えるような活動を行って下さい」などと激励した。
市民の4割以上が参加 チャレンジデーに9565人

ふらの体育協会(野嶋重克理事長)が中心となって実行委員会を組織し、同協会に加盟する競技団体をはじめ、保育所や幼稚園の園児、一般市民に15分以上継続しての運動やスポーツなどへの参加を積極的に呼びかけた。市民の参加率が低いことから、事業所や町内会を直接訪問し、チャレンジデーの目的などをPRした。この結果、昨年を大幅に上回った。
スポーツセンターのサブアリーナでは、正しい姿勢で歩くポスチュアウォーキング体験教室が開かれ、札幌市の指導者が講師を務め、男女約20人の市民に美しい歩き方を指導した。また、富良野スポーツセンター駐車場、富良野文化会館、東部児童センターの3会場を集合場所にノルディックウォーキングも行われ、多数の愛好者が参加した。
このほか、あおぞら保育所やルンビニ幼稚園など8か所の園児計200人が参加した「ふらのちびっ子なわとび大会」がそれぞれの施設で開かれ、回数を楽しく競い合った。この結果、あおぞら保育所の園児3人が85回を跳び1位となった。さらにソフトテニス連盟など各競技団体は、同日に限定した競技会を開くなど、大勢の会員が爽やかな汗を流した。
同実行委員会では「富良野市の参加は今年で3年目。チャレンジデーに対して徐々に市民の関心が高まってきた。直接、職場を訪問したり、口コミで地道なPR活動を行った結果、昨年を大幅に上回る市民が参加してくれました。参加人員数の連絡など、まだ課題はあるが今後も継続して参加し、運動の楽しさを市民に訴えていきたい」などと話している。
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