富良野農業体験受入協議会(吉中文也会長)が主催する今年度1回目の「修学旅行生農家生活体験」が好天の6日、富良野市内の農家で行われ、石川県金沢錦丘高校2年生320人が農作業に汗を流した。同体験は、4年前から本州の高校修学旅行生を対象に、富良野や北海道に対して良いイメージを持ってもらうこと、農業を身近に感じてもらうのを目的に実施されている。今年度は昨年の2倍を超える13校から2500人を受け入れる。
金沢錦丘高校の生徒たちは夕張市に宿泊。同日早朝、大型バス8台に分乗して富良野を訪れた。生徒たちは10人ずつのグループを作り、山部、東山、扇山、南富良野町下金山の32戸の農家に分散して農業体験を行った。
毎年、生徒たちを受け入れている山部西14線8の大石春夫さん(55)の農家では、定植した加工用トマトの苗の根元に土を寄せる作業が行われた。生徒たちは約2時間かけて、約2000本の苗に土寄せを行った。
女子生徒は「北海道、富良野に来るのは初めて。広くてとても気持ちがいい。もちろん農業体験は初めてです。土寄せは簡単な作業で楽しかったですが、農家の人たちの苦労が少し分かったような気がしました。収穫したトマトがケチャップやジュースの原料となることを知りました」と笑顔で答えた。
大石さんは「生徒さんたちが農業に従事するかどうかは分かりませんが、農業に対して少しでも理解を深めてもらい、農業者の応援団になってくれれば嬉しいです。今年も秋の収穫期には大勢の生徒さんを受け入れます。稲刈りをはじめ、じゃが芋やトマトの収穫作業などたくさんの農業体験をしてもらっています。人手が足りないので例え簡単な草取りでも大変助かります」と修学旅行生を毎年快く受け入れている。
この農家生活体験受け入れは9月の収穫期に集中する。昨年は1050人だったが、今年の受け入れは2倍以上になる。修学旅行生の大半は関西方面という。
金沢錦丘高校の生徒たちは夕張市に宿泊。同日早朝、大型バス8台に分乗して富良野を訪れた。生徒たちは10人ずつのグループを作り、山部、東山、扇山、南富良野町下金山の32戸の農家に分散して農業体験を行った。
毎年、生徒たちを受け入れている山部西14線8の大石春夫さん(55)の農家では、定植した加工用トマトの苗の根元に土を寄せる作業が行われた。生徒たちは約2時間かけて、約2000本の苗に土寄せを行った。
女子生徒は「北海道、富良野に来るのは初めて。広くてとても気持ちがいい。もちろん農業体験は初めてです。土寄せは簡単な作業で楽しかったですが、農家の人たちの苦労が少し分かったような気がしました。収穫したトマトがケチャップやジュースの原料となることを知りました」と笑顔で答えた。
大石さんは「生徒さんたちが農業に従事するかどうかは分かりませんが、農業に対して少しでも理解を深めてもらい、農業者の応援団になってくれれば嬉しいです。今年も秋の収穫期には大勢の生徒さんを受け入れます。稲刈りをはじめ、じゃが芋やトマトの収穫作業などたくさんの農業体験をしてもらっています。人手が足りないので例え簡単な草取りでも大変助かります」と修学旅行生を毎年快く受け入れている。
この農家生活体験受け入れは9月の収穫期に集中する。昨年は1050人だったが、今年の受け入れは2倍以上になる。修学旅行生の大半は関西方面という。
ひまわり幼稚園児と緑峰高生徒がじゃが芋の植え付け
秋には美味しいじゃが芋の収穫を―富良野緑峰高校(小島和明校長)は、園芸科学科の生徒と慈恵ひまわり幼稚園による「わくわく体験交流会」を5月28日、同校付属農場で実施し、じゃが芋の種芋3300個を植えた。同日は今年1番の暑さとなる31度の真夏日を観測した。この暑さの中、園児たちは元気いっぱい生徒と共同で農作業を楽しんだ。
同交流会は、幼稚園児との連携学習の一環として毎年実施。今年は低温と雨が続いたため、平年より2週間遅れての交流となった。参加したのは年長組の園児58人、園芸科学科生徒39人、同職員9人。
開会式で作業手順の説明を行った後、園児たちは2グループに分かれて男しゃく1600個、きたあかり1700個の種芋を約30センチ間隔で一つ一つ綺麗に並べた。この後、生徒たちが園児の手をひいて種芋を踏みつけ、その上から土を寄せた。女の子は「きょうはとても暑かったけど、楽しかったです。じゃが芋は大好き」と笑顔で話した。
同校では「作付けは昨年より大幅に遅れたが、7月上旬頃には白い花が咲き始めるので、園児たちの観察会を行い、8月下旬には収穫が可能と思います。さらに10月には園児たちが植えたじゃが芋を材料にカレーライスを作り、収穫祭を開く予定です。その都度、園児と一緒に交流し、食べ物の大切さや生命の素晴らしさを学んでもらうことにしています」と話している。
同交流会は、幼稚園児との連携学習の一環として毎年実施。今年は低温と雨が続いたため、平年より2週間遅れての交流となった。参加したのは年長組の園児58人、園芸科学科生徒39人、同職員9人。
開会式で作業手順の説明を行った後、園児たちは2グループに分かれて男しゃく1600個、きたあかり1700個の種芋を約30センチ間隔で一つ一つ綺麗に並べた。この後、生徒たちが園児の手をひいて種芋を踏みつけ、その上から土を寄せた。女の子は「きょうはとても暑かったけど、楽しかったです。じゃが芋は大好き」と笑顔で話した。
同校では「作付けは昨年より大幅に遅れたが、7月上旬頃には白い花が咲き始めるので、園児たちの観察会を行い、8月下旬には収穫が可能と思います。さらに10月には園児たちが植えたじゃが芋を材料にカレーライスを作り、収穫祭を開く予定です。その都度、園児と一緒に交流し、食べ物の大切さや生命の素晴らしさを学んでもらうことにしています」と話している。
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