2013年5月9日木曜日

第27回ふらのワインぶどう祭り 今年は1時間延長し5時間

 今年で27回目の「ふらのワインぶどう祭り」の実行委員会(会長・能登芳昭市長)が4月30日、富良野市役所大会議室で開かれ、9月16日に開催する同祭りの実施概要と収支予算などについて協議した。同祭りは清水山で長年開催されてきたが、平成19年からは駅前公園(JR富良野駅横)と駅横駐車場(JAふらの本所向かい)などを主会場に開催されており、今年で7年目。
 今年もワイン用ぶどうをはじめとする富良野の農産物に感謝し、「ふらのワイン」の普及を図るため、多くの市民と観光客に満足してもらえる、ワインにこだわった特色あるイベントを企画開催する。昨年までは開催時間を午前10時から午後2時までの4時間としていたが、今年は1時間延長し午後3時までの5時間。
 冒頭、能登会長は「平成19年からJR富良野駅横で開催しており、市民に感謝するイベントです。毎年、7、8000人の来場者で今年は時間を延長して開催する」などとあいさつし、出席した各団体の代表者に同祭りへの協力を改めて呼びかけた。
 この後議事に入り、2012年の入場者数(約7500人)や出店者数(28店)など経過と実施概要、収支決算報告が行われた。続いて2013年の基本方針として、①市民や観光客に感謝するお祭り②ワインにこだわった特色あるイベント③アトラクションや飲食物に地元の農作物を使い、広くPRする④商店街と連携し、中心市街地の活性化を図る⑤リターナブル食器の活用やゴミの減量化に努める⑥来場者がゆっくり祭りを楽しめる会場にする―を挙げている。
 入場料は無料。市民、観光客を問わずフリー入場。飲み物・食べ物は全て有料販売。食べ物は富良野産を使い、ふらのワインを使った一品料理を提供する。主なアトラクションは、ぶどう踏み実演会、ワインに因んだアトラクション、コルクの広場や縁日コーナーの開設など。収支予算額は290万円。


大空にスイスイ泳ぐ 大小80匹のこいのぼり

 4月29日にオープンした山部自然公園太陽の里パークゴルフ場の一角に、大小80匹の「こいのぼり」が揚げられ、芦別岳を望み風に吹かれ勢いよく大空に泳いでおり、利用者や観光客などの目を楽しませている。
 このこいのぼりは、山部更生保護女性会(玉手洋子会長、会員数32人)が平成10年から、子供たちの健やかな成長を願って毎年5月末までの1か月間揚げている。こいのぼりはコンクリート製の支柱3本にワイヤーを張り、山部商業協同組合の協力を得て人力で揚げていた。しかし、中央の支柱の高さは約10メートルもあり、取り付けるのに危険が伴うことから、この春、滑車を取り付けた。ワイヤーには1メートル20センチ間隔でリングを取り付けたことで、女性でも容易に揚げることができるようになった。
 玉手会長は「当時、テレビで川の流れに多くのこいのぼりが揚がっている映像を見て感動した。私たちの家にも眠っているこいのぼりがたくさんあるだろうと思い、会員や地域住民の協力を得て使用されなくなったこいのぼりを集め、もう一度大空に泳がせ、子供たちがすくすくと成長する心のふるさとにするため揚げたのが始まりです。これからも頑張ってこいのぼりを揚げ、社会を明るくする私たちの愛の力を微力ながら継続していきたいと思います。子供の日は過ぎましたが、今月いっぱいは大空にこいのぼりを棚引かせたいです」と話す。
 なお、同女性会では使用済みとなったこいのぼりの提供を呼びかけている。連絡先は玉手会長(電話42・2446番)へ。

0 件のコメント:

コメントを投稿