ふらの観光協会(松井敬二会長)の通常総会が今月14日、ニュー富良野ホテルで開催され、事業と組織の見直しを盛り込んだ平成25年度事業計画や、総額約3391万円の一般会計収支予算案と総額7571万円の特別会計収支予算案をそれぞれ承認した。また、平成25年度から北海道では富良野広域圏が唯一認定を受けた「ブランド観光圏」という事業が数年にわたり展開されることになった。
総会では松井会長のあいさつに続いて、能登芳昭市長など来賓多数があいさつを行い、同協会が実施する各種事業に大きな期待を寄せた。この後、議事に入り、平成24年度の事業と収支決算報告が行われ、承認された。事業報告によると、五郎の石の家、拾ってきた家、ぶどう果汁工場、広域インフォメーションセンター、国際センターなどの入場、売店などによる収益事業売り上げは約6945万円だった。平成25年度の事業方針では、同協会の財政基盤の支えになっている収益事業の収入額はピークの平成15年度の2億円が同24年度では約7000万円に減少しており、さらに一般会計の収入額も3394万円で前年度より約1300万円も減少し、過去15年間で最低の規模になっている。このため、外国人誘客に加え主力の国内客の誘致にも再度力を入れるための事業の見直しと、理事会組織と事務局組織が連携して業務ができるよう再編し、役員と職員が協力してより効率的に事業を推進することができるような組織の見直しを図る。
主な事業計画を見ると、誘客宣伝部では、観光宣伝誘致事業として、①道内外観光客への宣伝誘客(キャラバンを全道へ向けて派遣、道観光振興機構や広域推進協、あさひかわ観光誘致宣伝協などとタイアップ)②物産展との連携事業③海外プロモーション事業(富良野・大雪・旭川地区外国人スキー客誘致協議会、富良野市国際観光促進協議会との連携事業)④海外メディア・旅行会社招へい事業などを行う。
情報発信事業として①観光パンフ・マップの作成(ふらのまっぷ、くるるパスくるる号チラシ、富良野風景バナー、北の国から探訪マップなど)②マスメディア対応事業③PRレディの派遣④観光案内(駅横、国際センター、拾って来た家、ぶどう果汁工場、石の家)など。
イベント事業として①冬季イベント(歓寒村、スキー祭り)の実施②富良野西岳、富良野岳、芦別岳の山開き、紅葉登山の実施③文化交流イベント(冬期観光客を対象にライブパフォーマンスを開催)。など
アクセス事業として①夏期域内循環バス「くるる号」の運行(7月6日~8月15日の41日間)②冬期リゾートシャトルバスの運行③スキー場間連絡バスの運行協力。
収益事業部の事業計画は、五郎の石の家インフォメーションセンターをリニューアルし、観光客の利便性と更なる誘客を目指す。国内旅行センターについては、昨年から実施している宿泊予約のほかに、タクシー、体験予約など第三種旅行業を主体とした手数料収入を軸とする。このほか、果汁工場インフォメーションセンターの看板整備を行う。
石の絵手紙「北海へそ踊り」 小豆島の海岸沿いに設置
瀬戸内海国立公園の東部に浮かぶ小豆島に属する香川県土庄町(とのしょうちょう)のドライブライン沿いに、「小豆島石の絵手紙ロード」が造られ、富良野市末広町、絵手紙作家の渡邊百合江さん(72)が描いた絵手紙「北海へそ踊り」が採用された。
同ロードは4月20日から始まっている「瀬戸内国際芸術祭2013」に合わせて造られた。全国で絵手紙講師として活躍している絵手紙作家たちの24作品を小豆島石とコラボレーションして「石の絵手紙」が制作され、海沿いに面した場所に設置、訪れる観光客にPRしている。
同町は、明治41年、ヨーロッパ地中海から初めて持ち込まれたオリーブの木が国内で唯一根付いた四季を通じて温和な瀬戸内式気候。昭和の合併に伴い、6町村が合併し現在に至っており、人口は約1万5000人。
同町の伝統産業が良質の花崗岩である小豆島石。昨年、瀬戸内国際芸術祭の開催に向け「島内外の人との交流を大切にしたい」という思いから「小豆島からの手紙」をテーマに全国各地で絵手紙作家として活躍している人たちから作品を募り、「石の絵手紙」が完成し、24か所に設置された。このうち北海道からは渡邊さんのほかに帯広市の津島民子さんら3人の作品が採用された。
石に描かれた絵手紙は70センチ×90センチのサイズ。様々な形の石を選定して設置され、小豆島石と絵手紙が美しく調和している。この石の絵手紙を紹介したマップ付の観光パンフレットが造られ、1万枚を印刷し訪れる観光客らにPRしている。
小豆島とのしょう観光協会会長の丹生年一さんは「小豆島は古くから良質な石の産地であり、大阪城や江戸城の石垣にも使用されている。その歴史ある小豆島の石に個性豊かで温もり溢れる絵手紙を貼り合わせた石の絵手紙が土庄町北浦から大部地区の海岸線沿いに設置された。石の絵手紙ロードを小豆島の新しい魅力として全国に発信したい」とPRしている。
また、渡邊さんは「昨年夏に帯広の仲間から呼びかけがあった。どんな作品がいいか迷ったが、富良野のPRのため北海へそ祭りのへそ踊りを描くことにした。採用されてとても光栄です。11月には帯広の絵手紙仲間と一緒に石の絵手紙ロードを見に行く予定です。その日がくるのを心待ちにしています」と嬉しそうに語った。
同町は、明治41年、ヨーロッパ地中海から初めて持ち込まれたオリーブの木が国内で唯一根付いた四季を通じて温和な瀬戸内式気候。昭和の合併に伴い、6町村が合併し現在に至っており、人口は約1万5000人。
同町の伝統産業が良質の花崗岩である小豆島石。昨年、瀬戸内国際芸術祭の開催に向け「島内外の人との交流を大切にしたい」という思いから「小豆島からの手紙」をテーマに全国各地で絵手紙作家として活躍している人たちから作品を募り、「石の絵手紙」が完成し、24か所に設置された。このうち北海道からは渡邊さんのほかに帯広市の津島民子さんら3人の作品が採用された。
石に描かれた絵手紙は70センチ×90センチのサイズ。様々な形の石を選定して設置され、小豆島石と絵手紙が美しく調和している。この石の絵手紙を紹介したマップ付の観光パンフレットが造られ、1万枚を印刷し訪れる観光客らにPRしている。
小豆島とのしょう観光協会会長の丹生年一さんは「小豆島は古くから良質な石の産地であり、大阪城や江戸城の石垣にも使用されている。その歴史ある小豆島の石に個性豊かで温もり溢れる絵手紙を貼り合わせた石の絵手紙が土庄町北浦から大部地区の海岸線沿いに設置された。石の絵手紙ロードを小豆島の新しい魅力として全国に発信したい」とPRしている。
また、渡邊さんは「昨年夏に帯広の仲間から呼びかけがあった。どんな作品がいいか迷ったが、富良野のPRのため北海へそ祭りのへそ踊りを描くことにした。採用されてとても光栄です。11月には帯広の絵手紙仲間と一緒に石の絵手紙ロードを見に行く予定です。その日がくるのを心待ちにしています」と嬉しそうに語った。
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