サクラ、ようやく開花―先週末から富良野市内の気温が徐々に上がり始め、街路のサクラが16日、昨年より2週間遅れで開花した。今年の春は連日の低温と雨でサクラ前線の北上が停滞したままだった。いつになったらサクラが咲くのかと不安を抱かせるほどの遅れだった。
しかし、数日前から街路のサクラのつぼみが赤く色づきはじめた。市内幸町11番1号の寺院の敷地内に植えられているエゾヤマザクラの1本が16日開花し、17日夕刻には早くも満開となった。「ようやく咲き始めましたね。こんなに遅いサクラは初めて」と市民はピンク色のサクラを眺めていた。
サクラの名所として知られる東大樹木園ではまだ開花していない。山部商工会の話によると、このまま好天が続けば来週明けには開花し、数日後には満開になる見通し。昨年は7日に開花し、夕刻には満開となった。
しかし、数日前から街路のサクラのつぼみが赤く色づきはじめた。市内幸町11番1号の寺院の敷地内に植えられているエゾヤマザクラの1本が16日開花し、17日夕刻には早くも満開となった。「ようやく咲き始めましたね。こんなに遅いサクラは初めて」と市民はピンク色のサクラを眺めていた。
サクラの名所として知られる東大樹木園ではまだ開花していない。山部商工会の話によると、このまま好天が続けば来週明けには開花し、数日後には満開になる見通し。昨年は7日に開花し、夕刻には満開となった。
保存状態は日本一 富良野のデゴイチ(フラヌイ号)
富良野のデゴイチ(フラヌイ号)の保存状態は日本一です―韓国で発行している鉄道専門誌に富良野文化会館横に展示保存されている「D51954蒸気機関車」が紹介され、「綺麗に保存されたSLの姿に大変驚いた。長年共に過ごした車両を格別な愛着を持って大切に扱い、保存に努めている姿は我が国の鉄道専門家も手本としなければならない」と称賛している。
一昨年夏のことだった。富良野蒸気機関車保存会(辻澤寅男会長、会員数80人)の辻澤会長(74)が一人でデゴイチの清掃を行っていたところ、60歳代の夫婦が近づき声を掛けてきたという。夫婦はワイン工場へ行こうとして道を間違え、偶然、SLを見つけたという。男性は韓国人で鉄道専門誌を発行しており、日本国内に展示しているSLを取材している。辻澤会長は「日本語がとても流暢だったので最初は日本人と思ったほどです。名刺を差し出され、取材したいと言われた。デゴイチの歴史などこれまでの経過を説明し、大勢の会員の協力で4月から10月にかけて保存のため定期的に清掃を行っている」と話した。
男性は雑誌の発行責任者で、運転室まで入り、ピカピカに磨かれ、現役時代と全く変わらない保存状態に驚いたという。その時にSLの全景と運転室にいる辻澤会長を撮影し、「(日本)退役鉄道員のSLへの愛」と題して編集後記で詳しく紹介している。同雑誌は昨年12月に発行され、今年2月に辻澤会長に2冊送られてきたという。
この男性は柳正鉉(ユウ・ジョン・ヒョン)さん。「一昨年の夏、北海道のとある都市をレンタカーで旅行していた。道を誤って迷っていた時、偶然、筆者の前に素敵なSLが現われた。富良野市役所に近いこの小さな空き地で、まさかこのようなSLを見ることができるなんて想像もしていなかった。筆者が入った運転室は現役に走っていた時の姿と大差ないくらいピカピカに磨かれ、よく整備が行き届いていた。日本の鉄道愛好者の中にはこのように引退した鉄道専門家が意外に多い。我が国の鉄道専門家たちも手本としなければならない」と編集後記に称賛したコラムとカラー刷りのデゴイチ、さらに辻澤会長の写真を掲載し、紹介している。内容については日本語に訳して別刷りにして送ってきたという。
辻澤会長は「本当に偶然の出来事だった。まさか韓国で鉄道専門誌を発行している人と出会ったことに驚いている。富良野蒸気機関車保存会のことについて素晴らしい内容の記事と写真を掲載していただき嬉しい。会員たちのこれからの保存活動に大きな励みになります」などと話している。
展示しているSLは先月12日に辻澤会長ら会員約30人が参加して、昨年10月末に被せたシートを取り外した。夏の観光シーズンになると多くの観光客がSLの前で記念撮影をする光景が見られる。また、学習活動の一環として市内の幼児を招き、会員たちが協力して説明を行っている。
ソウルの柳正鉉です。
返信削除辻澤様突然のインタビューに親切に応対していただきましてありがとうございました。
花の街、デゴイチんの街、富良野に再度お邪魔したいと思います。その節はよろしくお願いいたします。
柳