9日夕、富良野市山部東の国道38号線沿いで大型トラックとレンタカーが正面衝突し、レンタカーに乗っていた3人のうち男女2人が死亡、1人が重傷を負った。富良野市内では1か月前の8月8日、東山の国道38号線沿いでワゴン車と大型トレーラーが正面衝突し、2人が死亡、2人が重軽傷を負っており、28日夜には、東鳥沼の道道で乗用車と農薬散布車が衝突し1人が死亡した。さらに24日に南富良野町の国道237号線沿いで大型トレーラーが単独事故を起こし、運転手が死亡した。わずか1か月で富良野管内の交通死亡事故が4件も相次いで発生し6人が亡くなった。
富良野署の調べによると、同日午後4時23分頃、旭川市豊岡5条1丁目、運転手渡辺信行容疑者(24)の大型トラックが富良野市内方向に走行中、対向車線をはみ出し、帯広方向に走行中のレンタカーと衝突した。レンタカーには男女3人が乗っており、10日午後2時時点でまだ身元が確認されていない。同署は自動車運転過失傷害で現行犯逮捕した。事故原因については詳しく調べている。
事故を目撃し通報した農産物直売所を国道沿いに出店している50代の女性は「大型トラックとレンタカーが衝突する瞬間を目撃した。一瞬の出来事だった。レンタカーが大型トラックの下敷きになっているとは思っていなかった」と青ざめた表情で語った。
なお、富良野市内では1年前の9月5日、学田三区の国道38号線沿いで乗用車と大型トラックが正面衝突し、高齢者3人が死亡、1人が重傷を負っている。この1年間で交通死亡事故が計4件発生し8人が死亡するという異常事態だ。
富良野署の調べによると、同日午後4時23分頃、旭川市豊岡5条1丁目、運転手渡辺信行容疑者(24)の大型トラックが富良野市内方向に走行中、対向車線をはみ出し、帯広方向に走行中のレンタカーと衝突した。レンタカーには男女3人が乗っており、10日午後2時時点でまだ身元が確認されていない。同署は自動車運転過失傷害で現行犯逮捕した。事故原因については詳しく調べている。
事故を目撃し通報した農産物直売所を国道沿いに出店している50代の女性は「大型トラックとレンタカーが衝突する瞬間を目撃した。一瞬の出来事だった。レンタカーが大型トラックの下敷きになっているとは思っていなかった」と青ざめた表情で語った。
なお、富良野市内では1年前の9月5日、学田三区の国道38号線沿いで乗用車と大型トラックが正面衝突し、高齢者3人が死亡、1人が重傷を負っている。この1年間で交通死亡事故が計4件発生し8人が死亡するという異常事態だ。
全道書道コンクールで快挙 4部門で最高賞に輝く
第43回全道書道コンクールで富良野と上富良野の書道教室に通う生徒4人が毛筆、高校ペン字、実用書道、ボールペン字の4部門で最高賞に選ばれる快挙となった。同コンクールは、国際書道協会が主催し、道内で最大級の応募総数を誇る。今回寄せられた作品数は道外を含め、小学生から大人まで計1万903点に上った。
見事最高賞に輝いたのは、毛筆高校1年生の部で富良野緑峰高1年の古川朋佳さん(16)、高校ペン字の部で旭川藤女子高2年の井口椎菜さん(16)、実用書道の部で荒木洸春さん(72)=富良野市朝日町=、ボールペン字の部で介護職員の穴澤紅琴さん(29)=同山部=。古川さんは小学3年生から静琴書道学院(大橋静琴主宰)=市内本町10番34号=で書道を学んでいる。受賞した作品は空海の「風信帖」の中にある『恵止観妙』の4文字を選んだ。古川さんは「バスケット部のマネージャーをしており、忙しく週1回書道教室に通っています。最高賞は初めて。とても嬉しい。今後も最高賞を取れるよう一生懸命練習していきたい」などと笑顔を見せた。
井口さんは小学2年生の時から上富良野町の紅静書道学院(飯沼紅静主宰)に通っている。受賞した作品は島崎藤村の「椰子の実」の作品にある『名も知らぬ遠き島より流れ寄る 椰子の実ひとつ 故郷の岸をはなれて なればそも波にいく月』を選んだ。井口さんは「最高賞は思ってもいませんでした。今後は毛筆の部でも作品を出品し挑戦したい」と気持ちを引き締めていた。
荒木さんは13年前から静山会(山田静洸主宰)=千歳市=で書道を習っている。受賞した作品は『君よ知るや南の国 木々はみのり 花は咲ける 風はのどけく 鳥は歌い』。荒木さんは「孫の世話をしなくてすむようになったため、何かしようと始めたのが書道でした。指導してくれている先生は当初富良野にいましたが転出したため、通信指導で作品を応募しました。まさかの最高賞です。今後は年齢のこともありますが、できるだけ書道と親しんでいきたい」と受賞の喜びを語った。
穴澤さんは小学2年生から静琴書道学院に通っている。受賞した作品はトルストイの作品の中から選んだ『善をなすには努力を要する。然しながら悪を抑制するには一層の努力が必要だ』。穴澤さんは「高校3年生の時、全道学生書道展の毛筆の部で最高賞を受賞したことがありますが、同コンクールでは初めて。今度は毛筆の部でも最高賞を目指したい」と気持ちを引き締めている。
今年から同コンクールの審査員に選ばれ、富良野市内で書道学院を経営している大橋静琴さんは「私の書道学院では一度に2人の生徒が最高賞を取ったことがありますが、書道教室に通う富良野沿線の生徒4人が、それぞれの部門で最高賞に選ばれたのは初めてのこと。現在、書道に励んでいる生徒たちに大きな励みになるものと思います」と生徒たちの日頃の努力を称賛している。
なお、同コンクールでは特別賞一席(第2位 各部門、学年1人のみ)に幼児小1の部で、新山胡珀さん(富良野小、静琴書道学院)、実用書道の部で小林琴瑶さん(富良野市若松町、静琴書道学院)がそれぞれ選ばれた。また、特別賞二席(第3位 各部門、学年1人のみ)に高校ペン字の部で藤澤梨紗さん(富良野高、遊書道教室)が選ばれた。
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