7月末に山梨県で開催された「国産ワインコンクール2012(実行委員会主催)」で、富良野市ぶどう果樹研究所が出品した欧州系品種白部門で「シャトーふらの白」、国内改良等品種白部門で「バレルふらの白」がそれぞれ銅賞に輝いた。
同コンクールは今回で10回目の開催、欧州系品種、国内改良等品種、甲州など8部門に計690品種がエントリーし、国内一を競い合った。同ぶどう果樹研究所では、これまで9回出品。毎回、銅賞や奨励賞を受賞しており、「シャトーふらの白」は3度目の銅賞、「バレルふらの白」は2度目の銅賞。
同コンクールは、7月30日から2日間にわたり、山梨県甲府市で行われた。外国人審査員3人を含め、24人の審査員が香り、色、味、バランスなどの官能審査による審査を厳正・公正に行った。採点は第1次審査、本審査とも20点満点で審査が行われ、本審査で平均点が17・5点以上のワインを金賞、15・5点以上17・5点未満を銀賞、13・5点以上15・5点未満を銅賞としている。
見事銅賞に輝いた「シャトーふらの白」は2011年に製造されたビンテージ。同研究所が醸造しているふらのワインの中の最高級品。容量は720ミリリットル、アルコール度数は11・4%。価格は2569円。使用品種はケルナー、バッカス。香りはバッカスが持つ柑橘系果実やハーブのさわやかな香り、ケルナーが持つ良く熟した桃のような甘い豊かな香りが特徴。
「バレルふらの白」は2009年のビンテージ。容量は720ミリリットル、アルコール度数は12・4%価格は1897円。使用品種はセイベル5279、ケルナー。ワインの特徴は、ふらのワインの辛口ワインでは最も評価の高い白ワイン。香りは、セイベルの柑橘系果実の香りや、ケルナーの洋なしのような香り。味は、ボディ感があり、しっかりとした酸味が骨格を与え、力強いタイプのワイン。2006年ビンテージは2008年の国産ワインコンクールで銅賞を受賞している。
同研究所では「国産ワインコンクールは審査がとても厳しい。そんな中でふらのワインの品質が高く評価され、毎年入賞している」と喜んでいる。
同コンクールは今回で10回目の開催、欧州系品種、国内改良等品種、甲州など8部門に計690品種がエントリーし、国内一を競い合った。同ぶどう果樹研究所では、これまで9回出品。毎回、銅賞や奨励賞を受賞しており、「シャトーふらの白」は3度目の銅賞、「バレルふらの白」は2度目の銅賞。
同コンクールは、7月30日から2日間にわたり、山梨県甲府市で行われた。外国人審査員3人を含め、24人の審査員が香り、色、味、バランスなどの官能審査による審査を厳正・公正に行った。採点は第1次審査、本審査とも20点満点で審査が行われ、本審査で平均点が17・5点以上のワインを金賞、15・5点以上17・5点未満を銀賞、13・5点以上15・5点未満を銅賞としている。
見事銅賞に輝いた「シャトーふらの白」は2011年に製造されたビンテージ。同研究所が醸造しているふらのワインの中の最高級品。容量は720ミリリットル、アルコール度数は11・4%。価格は2569円。使用品種はケルナー、バッカス。香りはバッカスが持つ柑橘系果実やハーブのさわやかな香り、ケルナーが持つ良く熟した桃のような甘い豊かな香りが特徴。
「バレルふらの白」は2009年のビンテージ。容量は720ミリリットル、アルコール度数は12・4%価格は1897円。使用品種はセイベル5279、ケルナー。ワインの特徴は、ふらのワインの辛口ワインでは最も評価の高い白ワイン。香りは、セイベルの柑橘系果実の香りや、ケルナーの洋なしのような香り。味は、ボディ感があり、しっかりとした酸味が骨格を与え、力強いタイプのワイン。2006年ビンテージは2008年の国産ワインコンクールで銅賞を受賞している。
同研究所では「国産ワインコンクールは審査がとても厳しい。そんな中でふらのワインの品質が高く評価され、毎年入賞している」と喜んでいる。
樹海の里を盛り上げよう! 地域振興を熱く語る
市内東山地区の農業者など有志で構成し活動している「樹海の里もりあげ隊」(伊藤幸一隊長)が主催する「農業から考える樹海地区ワークショップ」が7月27日、東山公民館で開かれ、農業者や教職員、PTA会員ら30人が今後の地域振興について熱く意見交換を行った。
はじめに伊藤隊長、樹海やってみる会の笠倉要一さん、富良野市経済部農林課農政係主査の糸山健介さん、兵庫県立大学環境人間学部教授の尾崎公子さんの4人がそれぞれの立場から話題を提供した。伊藤隊長は「東山地域も少子高齢化が進んでいる。このまま何もしないでいると東山地域はさらに寂びれていってしまう。様々な地域の人や関係者が連携して盛り上げていくような企画や活動を実施していかなければならない」などと訴えた。
3年前、埼玉県から富良野に移住し、東山で生活を始めている笠倉さん(63)は「最初来た時は東山地域は『限界集落』と思った。しかし住んでみて地域に活力があり、そうではないということがわかった。私は地域にとけ込むため、農産物の直売所を東山パークゴルフ場駐車場内に開設し、店長を務めている。最初の年はあまり売れなかったが昨年は好成績だった。また地域の人たちも多く訪れ、交流の場になっている」などと語った。
糸山主査は「耕作放棄地と担い手の減少の問題を考えた時、一つの考えとして、東京都が環境確保条例を作り、二酸化炭素排出量の削減を義務化に踏み切ったことを利用して、東山地区の急傾斜地等の耕作放棄地を林地化していくなどの方法もある」などと提言した。
尾崎教授は3年前から富良野を訪れており、特に樹海中学校の生徒が取り組んでいるカボチャ栽培に関心を持っており、「自分たちの作ったカボチャが都会の消費者に喜んでもらえることを胸を張って語れることが大切だ」などと話した。
このほか、「樹海の子供たちが自分の家が農家であることを誇りを持って語れることが大切」「地域づくりにおいては『ここに住んでいて良かった』と思えることが大切」「そういう地域づくりをするためには、こういったことを色々な機会を利用して話し合うことが大切」などとの意見が出され、2時間半にわたり熱心な意見交換が行われた。
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