ようこそ富良野へ―台湾の少年野球チームを迎えた「少年野球国際交流事業」が9日から行われている。来富したのは台湾新北市立(たいわんしんほくしりつ)新泰國中棒球隊(しんたいこくちゅうぼうきゅうたい)の団長以下関係者・選手計24人。同日は午前中、富良野市長への表敬訪問が文化会館で、この後、交流試合2試合が市営若葉球場でそれぞれ行われた。
表敬訪問には、富良野市側から能登芳昭市長、石井隆副市長、宇佐見正光教育長、市議会側から北猛俊議長、ふらの体育協会から野嶋重克理事長が出席。台湾側からは団長の賜恩さん、コーチの李良言さんら2人、保護者3人、通訳1人、選手17人が出席した。はじめに能登市長が「富良野は空気がきれいで美しい街。今はスイカ、メロンがとても美味しいです。富良野でいっぱい楽しい思い出を作って下さい。そして試合も全部勝つように頑張って下さい」と歓迎のあいさつを述べた。
これに対して団長は「私たちのチームは台湾で1番強いチームではありません。頑張っているチームです。今回は1、2年生で編成しました。試合での勝ち負けは気にせず、富良野の少年たちと大いに友好を深めたい。今度は台湾にも来て下さい」などとあいさつした。
続いて、プレゼントの交換が行われた。能登市長は富良野市のペナント(三角形の旗)とラベンダー畑を写した額付きの写真を、団長は、米を原料に醸造した酒と日本人観光客の人気を集めているパイナップル入りのケーキをそれぞれ交換した。
この後、台湾少年チームは午前11時から、市営若葉球場で富良野東中と山部中との交流試合に臨んだ。熱戦の結果、第1試合の東中に1―4、第2試合の山部中に0―1のスコアで惜敗したものの、接戦の好ゲームを展開していた。続いて10日も樹海・麓郷・占冠・トマム連合、富良野西中との交流試合が行われた。
交流試合には市内と占冠の中学生計106人が参加した。きょう11日は午前中市内観光を行った後、午後0時半から文化会館で開かれる「さよならパーティー」に参加し、市内の中学生と楽しく交流する。12日に帰国。
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