2012年10月4日木曜日

フラノ・マルシェのアイディア商品企画で表彰

 ふらのまちづくり株式会社(西本伸顕代表取締役社長)主催の「フラノ・マルシェ『パン・スイーツ』商品企画の表彰式」が9月29日午前、同施設内のサボールで開かれ、最優秀賞の富良野西中1年・土山怜奈さん、富良野緑峰高3年・村上遼華さんをはじめ、優秀賞、アイディア賞各2人をそれぞれ表彰した。
 同社では、フラノ・マルシェの2周年記念行事として、昨年に続いて富良野の素材を使ったパン、スイーツの商品企画を募集。寄せられた作品は167点にも上った。
 パン部門で最優秀賞に選ばれたのが土山さんの「富良野オムカレーパン」。スイーツ部門で村上さんの「ハスカップのシュー」。
 土山さんは「富良野オムカレーは中々食べることができない。そこで手軽に食べることができるようにと富良野オムカレーパンを考えました」とアイディアを語った。
 また村上さんは「両親がハスカップを栽培している。富良野の特産物として多くの観光客に食べてもらい、有名になってほしいという気持ちを込めて商品化を考えた」という。
 また優秀賞のパン部門で富良野緑峰高3年・北嶋ひかるさんの「グリルかぼちゃのタルティーヌ」、スイーツ部門で富良野西中1年・上野陽希さんの「カスタードポテトパイ」、アイディア賞パン部門で富良野小5年・中野祐心佳さんの「中みとろとろめろんパン」、同スイーツ部門で同5年・小柴真桜さんの「トマ☆Pプリン、トマ☆Pゼリー」がそれぞれ選ばれた。
 表彰式では荒木毅・同社代表取締役会長が、アイディア賞、優秀賞、最優秀賞の順で表彰を行い、作品応募に対してお礼を述べた。
 なお、最優秀賞に選ばれたパン(380円)とスイーツ(200円)は商品化され、同日からサボールで販売されている。販売期間は今月31日まで。



福島県南相馬市で「いも煮会」 市内など沿線の農家と緑峰高が食材2トン提供

 富良野地域農村元気プロジェクト(岡野恭輔会長)は、東日本大震災で被害を受けた福島県南相馬市の子供たちや被災者を支援するため今月8日、「いも煮会」を同市で開催する。その食材となるじゃがいも、にんじん、玉ねぎ計2トンをトラックで現地に運び込み、子供たちと一緒にいもを煮て食べ、にんじんや玉ねぎを仮設住宅に住む被災者に配る。
 同プロジェクトは今年5月、農林水産省の「食と地域の交流を推進する事業」の補助を受けて発足し、富良野美瑛地域資源開発センター代表理事を務める佐藤秀靖さん(49)が事務局を担当し活動を行っている。
 その一環として南相馬市の子供たちと交流し、被災者を支援することになった。じゃがいもと玉ねぎは市内扇山と美瑛、にんじんは市内麓郷と上富良野の農家が提供し、さらに富良野緑峰高校園芸科学科の生徒たちがじゃがいもを贈った。
 2日午後、緑峰高校でじゃがいもの贈呈式が行われた。園芸科学科2年の西尾育実さん(16)が「5月末に農場で、ひまわり幼稚園児と一緒にキタアカリを植え、8月29日に収穫しました。キタアカリは甘くて美味しいじゃがいもです。たくさん食べていただければ嬉しいです」、同3年の鶴谷穂乃佳さん(17)が「カレンジャー娘として活動しています。多くの人たちにたくさん食べていただきたい」などと話し、10キロ入りのキタアカリ5ケースを手紙を添えて佐藤さんに手渡した。
 これに対し佐藤さんは「皆さんの思いを南相馬市の子供たちや、まだ仮設住宅に住んでいる被災者にしっかりと伝えてきます」と約束した。
 佐藤さんは富良野移住者の会の蛯名裕子会長ら3人で6日出発し、9日までの日程で滞在する。いも煮会は8日午前開かれ、同市の「こどものつばさ」に所属する子供たち約50人と交流し、午後から仮設住宅に住む被災者に、じゃがいも、にんじん、玉ねぎを配布する。

2012年10月2日火曜日

ことぶき大学開校40周年 あす記念式典開く

 富良野市ことぶき大学(学長・宇佐見正光教育長)の開校40周年記念式典があす3日午前9時半から、文化会館で開かれる。同大学は生きがいのある人生観を確立するのを目的に、昭和47年8月1日に開校し、入学したのは43人だった。40年間で学んだ学生は約1300人に上っている。
 同大学の入学資格は満60歳以上の市民。修業年数は本科が4年、大学院が2年、研究科1年の計7年に及ぶ。当初は本科のみで修業年数が2年だったが、昭和53年に山部と東山に分校が開校したのに伴い、同55年4月から本科の修業年数を4年とし、さらに平成7年からは山部・東山両分校は、山部校、東山校に改称された。
 そして卒業後も学びたいという要望に対応するため、本科卒業生を対象にした大学院を富良野、山部、東山にそれぞれ設置した。さらに平成15年からは、本科、大学院の卒業生を対象にした研究科を設置し、現在に至っている。
 同大学の年間学習日数は約30日。様々な分野の専門家が講師を務め、意欲的な授業とクラブ活動が40年間にわたり行われてきた。
 同大学の4月10日現在の在籍者数は本科1年が21人(富良野校15人、山部校1人、東山校5人)、同2年が12人(同10人、同2人、同0人)、同3年が22人(同9人、同10人、同3人)、同4年が7人(同6人、同1人、同0人)、大学院1年が5人(同4人、同0人、同1人)、同2年が12人(同10人、同0人、同2人)、研究生が17人(同15人、同2人、同0人)で計96人。
 なお、式典終了後に記念講演が行われる。講師は旭川医科大学病院緩和ケア診療部副部長の阿部泰之さん。演題は「人生の花道の決め方」。



力強く堂々と 39回目の富良野市小中学校音楽発表会

 富良野市教育研究会(宮下敏会長)主催の「第39回富良野市小中学校音楽発表会」が9月27日、文化会館大ホールで開かれた。小学校9校、中学校7校の児童生徒計753人が出演し、合唱、器楽合奏、リコーダー演奏、スクールバンド、吹奏楽で、日頃の練習成果を発表した。会場には保護者も多数詰めかけ、演奏曲目が終わるごとに拍手を送っていた。
 同発表会は、市民総合文化祭協賛事業の一環として毎年開かれており、市内の児童生徒が一堂に会して音楽の祭典を催している。
 午前は小学生の部。9時25分から麓郷小の19人による合唱と器楽合奏を皮切りに始まった。この後、布部小、布礼別小、山部小、鳥沼小、樹海小、扇山小、東小、富良野小の順で計347人が出演し、力強い発表を行い、最後に「音楽のおくりもの」の曲を全員で合唱した。
 午後1時からは中学生の部が行われた。はじめに出演者406人全員による「心と心で」の曲目を合唱した。この後、布礼別中の3人による「さくらさくら」の器楽演奏を皮切りに、布礼別中と麓郷中の合同合唱、麓郷中11人のリコーダー演奏、布部中、樹海中、山部中、富良野西中、富良野東中の順で合唱を行い、美しいハーモニーを披露した。
 この後、山部中(25人)、富良野西中(35人)、富良野東中(49人)の順で吹奏楽部の生徒が力強い演奏を行い、詰めかけた保護者らを楽しませた。

2012年10月1日月曜日

ふらのワイン・シャトーふらのヌーベルアージュ
1日、600本の限定発売 1本6300円

 富良野市ぶどう果樹研究所は、道産ワインでは初めてとみられる新製品「ふらのワイン・シャトーふらのヌーベルアージュ」を10月1日から、600本の限定出荷で発売(道内限定)する。容量は720ミリリットル。価格は6300円(税込み)、ふらのワインとしてはこれまでの最高価格。
 同ワインは、2007年に収穫した富良野産ツバイゲルトレーベ、カベルネソーヴィニヨン、メルロー、ふらの2号の4種類の原料ぶどうをブレンド。中でもカベルネソーヴィニヨンとメルローは、フレンチオーク樽での樽発酵。
 このためしっかりとした口当たりと複雑味のある味わいで、長く続く余韻など、ふらのワインのヌーベルアージュ(新時代)を感じさせるワインという。
 製造した1340本のうち600本のみの限定出荷。同研究所では「道内ワインとしてはおそらく初めての新製品で、ふらのワインの歴史に新たな1ページを残すものと思います」とPRしている。



3度目の全道優勝、だが全国出場は逃す
富良野高ラグビー部 決勝で同点、優勝を遠軽と分け合う

 悔しい、1トライの差で花園出場を逃す―富良野高校ラグビー部(四釜瞭太主将、部員数27人)は、今月19日から22日にかけて中標津町運動公園で開催された第92回全国高校ラグビー北北海道大会で8年振りに優勝を飾ったものの、同点で遠軽との両校優勝となり、トライ数で遠軽が富良野を上回り、惜しくも3度目の全国大会出場を逃した。しかし選手たちは来月7日、旭川市で開催される秋季全道大会(新人戦)旭川支部予選に向け、気持ちを新たに練習を開始している。28日夕方、四釜主将をはじめ27人の部員が市役所を訪れ、能登芳昭市長に全道優勝の報告と今後の大会に向けた意気込みを伝えた。
 富良野は1回戦で強豪の中標津と対戦。前半は12―12の接戦だったが、後半は1トライも与えず23―12で下した。準決勝は旭川支部予選の決勝で逆転負けした旭川工業と対戦。前半は15―14の接戦となったが、後半は優位に試合を進め12―5のスコアで下し、昨年に続いて決勝にコマを進めた。
 決勝は昨年と同じ強豪の遠軽。昨年は1トライも取れず、0―36のスコアで大敗した。しかし今大会では前半8―15のスコアで劣勢となったが、後半は逆に富良野が優勢に試合を進め14―7のスコアで下し、22―22の同点となり、両校優勝となった。だが、トライ数は富良野が3、遠軽が4だったため、1トライの差で3度目となる全国大会出場を逃した。
 チームを率いる坂口和紀監督(33)は「昨年の秋、新チームがスタートしてからずっと優勝できなかった。どうして勝てないか選手たちと真剣に考えた。その結果、反則をしない、ミスをしない。小さいチームだから走る。まとまる。DFの強化―を重点に取り組んできたことが最後の大会で実を結んだ。決勝戦は反則はゼロだった。それに対し遠軽は10。遠軽よりも平均体重で10キロも軽い小柄なチーム。小さいからこそ今年は今まで1番走った。圧倒的に強かった遠軽に対し、互角の戦いとなったのは選手の結束力の賜物だった」と予想を超える選手たちの大健闘を称賛している。
 新チームは2年生8人、1年生8人。このうち全道大会でレギュラー選手として出場し、全道優勝の原動力となった2年生は7人。坂口監督は「今回の全道大会の経験は秋の新人戦に必ずつながるものと思う。10月7日に旭川支部予選、同16日から全道大会が芦別市で開催される。花園出場を果たせなかった悔しさを今度は1、2年生で頑張ってほしい」と選手たちを鼓舞している。

2012年9月27日木曜日

富小でiPadの贈呈式 富良野ライオンズクラブ50周年記念事業

 富良野ライオンズクラブ(菊地敏紀会長、会員数76人)は26日午前、「タブレット端末機iPad」贈呈式を富良野小学校で行った。同iPadは同クラブの「チャーターナイト50周年記念事業」(式典は23日開催)の一環として、市内の全小学校(9校)に計135台(総額500万円)寄贈したもので、「英語の話せる富良野っ子を目指す日本一の学校づくり」を支援する。
 贈呈式には富良野ライオンズクラブ側から菊地会長、高橋博志さん、佐々木雅夫さんら6人、富良野小学校側からは6年生100人が全校児童を代表してそれぞれ出席した。また教育委員会側からは、児島応龍委員長、宇佐見正光教育長ら6人。
 はじめにタブレット端末機iPadを寄贈した主旨をDVDで紹介し、菊地会長ら3人の会員が6年生を代表した伊達真穂さん、小林美苑さん、木村明日香さんにiPadを贈呈した。
 この後、菊地会長が「私たちは友愛と相互理解を理念に活動しており、行政が進めている『英語の話せる富良野っ子を目指す日本一の学校づくり』を支援するため、iPadを寄贈することにした。インターネットを活用するなど、皆さんが世界に羽ばたき活躍することを期待します」などとあいさつした。また宮下敏校長が「素晴らしい贈り物。こうした時代だから大変貴重なものです。今後、授業でどのように使い、活用していくかが重要です」とお礼を述べた。
 これに対して児童会長の広瀬美月さんが「たくさんのiPadありがとうございます。授業の中でiPadを使い、色々なことを学んでいくのが楽しみです」とお礼を述べた。



書家・福瀬餓鬼さんの喜寿を祝い、一層の活躍に期待

 富良野市下御料の文化村にアトリエを構えている書家・福瀬餓鬼さんの喜寿を祝う会が22日夜、フラノ寶亭留=市内学田三区=で開かれ、福瀬さんと親交のある関係者など約80人が出席して長寿を祝い、「100歳まで現役として頑張って下さい」と今後一層の活躍に大きな期待を寄せた。
 福瀬さんは富山県大沢野町生まれ。書をはじめ篆刻、墨彩の大家として知られ、日本各地で個展を開催。さらにオランダ、中国、ドイツなど海外でも個展を開き、作品展はテレビでも紹介されるなど、独特の「餓鬼ワールド」を展開してきた。特に篆刻に関しては元総理大臣の中曽根康弘氏、俳優の故森繁久弥氏、元横綱の曙関など著名人のものも手掛けている。
 そんな幅広い作家活動を続けていた福瀬さんは、平成5年、縁があって富良野にアトリエを構え、20年近い歳月が過ぎている。この間、渓流釣りなど富良野の豊かな自然に囲まれて生活を楽しみながら、書を通して多くの市民と交流を行っている。数年前、体調を崩したものの、奇跡的に回復し新たな創作活動に意欲を見せている。
 喜寿を迎えたことから藤田嗣人さんが世話人となり、福瀬さんの喜寿を祝う会を企画し、日頃から親交のある人たちに呼びかけて、長寿と一層の活躍を祈念した。
 祝う会では中富良野町に在住するピアニスト・菅美穂さんがミニコンサートを開き、続いて若き日の福瀬さんの活躍ぶりと自然をこよなく愛している姿を映像を通して紹介した。福瀬さんが壇上で「山中に鹿を射る」の揮毫を力強く書き、出席者に披露した。
 この後、宴が和やかに催された。小学校から高校まで一緒に机を並べた同級生の大屋進さんが鎌倉から駆けつけ、「子供の頃から独特の世界を持っていた。病気した際は弱々しい声だったが、今ではすっかり回復し、新境地に入ったのではないか。本物になるには80歳、90歳からだと言った。100歳まで生き、感動と喜びを抱く書を書いてくれるものと思う」などと幼なじみの福瀬さんに対して大いなる期待を寄せる祝辞を述べた。

2012年9月25日火曜日

半世紀の歴史振り返り祝う 富良野ライオンズクラブが盛大に記念式典

 富良野ライオンズクラブ(菊地敏紀会長、会員数76人)の「チャーターナイト50周年記念式典」が23日午後、富良野演劇工場で開催された。同式典には、姉妹クラブの西脇ライオンズをはじめ、ライオンズクラブ国際協会331―B地区の18クラブと関係来賓など約300人が出席し、半世紀にわたる同クラブの奉仕活動を振り返り、節目を祝うとともに、新たな奉仕の第一歩とすることを確認した。また、記念事業では「英語の話せる富良野っ子を目指す日本一の学校づくり」に向け、市内の全小学校(9校)に総額500万円のiPad135台を寄贈した。
 同クラブは昭和37年(1962年)、芦別・旭川ライオンズクラブのスポンサーによる28人のチャーターメンバーで結成され、初代会長に桜木武氏が就任した。全国で131番目、北海道で45番目、331―B地区内で11番目に認証された。
 式典では物故会員の追悼を行った後、来賓、地区役員の紹介が行われた。続いて、菊地会長が「富良野ライオンズクラブの歩みは、ライオンズのモットー『ウィサーブ』を一義として、ライオンズの誓いを守り、幅広い分野にわたり地域分野に密着した奉仕活動を展開してきた。331―B地区において田村憲行さん、福士祐三さんの2人の地区ガバナーを輩出、今年度は佐藤信雄さんが地区ガバナーに就任し、輝かしい実践を重ねてきた」などと前置きした後、「更なる発展に向け、50年の歴史と伝統に裏打ちされた『ウィサーブ』の心を『次世代に継ぎ』、友愛と相互理解の理念を大切にライオンズ精神の高揚に努めてまいります」と式辞を述べた。
 この後、50周年記念アクティビティの発表が行われ、高橋博志大会委員長が、能登芳昭市長に総額500万円の目録を贈呈した。これに対して同市長は「グローバル社会に対する人材を育てるためには、教育環境のIT化は重要であり、これまで情報機器を利用する授業は、コンピュータ教室での実践が中心でしたが、今後は各教室での展開が可能となり、電子黒板との併用など幅広い授業で活用することができ、子供たちの学習意欲の向上につながるものと確信します」などと謝辞を述べた後、「地域での先導役として一歩一歩着実に礎を築かれてきた栄光と伝統を誇る、富良野ライオンズクラブ創立50周年の継続の足跡を節目に、より一層発展することを祈念します」などと祝辞を述べた。
 さらに331―B地区ガバナーに就任した佐藤信雄さんが「富良野ライオンズはローカルのクラブだが、B地区では会員数76人を擁する名実ともに名門クラブと自負している。ガバナースローガンは『友愛と感動で奉仕の絆』とした。会員同士の心と心が友愛で結ばれ、それが大きな奉仕の輪となり、恒久的世界平和のために、なお一層奉仕活動を推進していきたい」などと祝辞を述べた。



ひまわり幼稚園児が緑峰高農場でじゃが芋を楽しく収穫作業

 富良野緑峰高校園芸科学科の生徒とひまわり幼稚園児との連携学習会が好天に恵まれた8月29日、同校付属農場で行われ、生徒と園児が5月末に植えたじゃが芋の収穫作業を行い、お昼にはそのじゃが芋を茹でて楽しく試食した。
 同学習会は毎年実施している。今年もひまわり幼稚園の年長組(61人)と園芸科学科2年生(34人)、同3年生(2人)、園芸科学科職員(9人)が参加して春にキタアカリの品種を植えた。この後、生育の状況を観察し、3回目の学習会が収穫作業となった。
 今年のじゃが芋は6月にかけて全く雨が降らず干ばつとなり、生育が心配された。しかし7月から8月にかけて適度の雨が降り、順調に生育した。同日の収穫作業では園児たちは小さな手で手よりも大きく成長したじゃが芋を次々に掘り起し「こんなに大きくなった」と歓声を何度も上げていた。
 園児たちは用意したビニール袋の中にじゃが芋を次々に入れ、「もう持ちきれない」と嬉しい悲鳴を上げる場面もあった。そして昼には収穫したじゃが芋を農場横の広場で茹で、ほかほかのじゃが芋を食べ、満足な表情を見せていた。なお、この連携学習は10月にも行われ、収穫したじゃが芋を材料にカレーライスを一緒に作り、園児と生徒が収穫の喜びを共に味わう

2012年9月24日月曜日

富良野彌栄太鼓保存会 道青少年団体・グループ顕彰


 富良野彌栄太鼓保存会(篠嶋慎一会長)が、青少年を交えた地域貢献活動の功労で、財団法人北海道青少年育成協会主催の「平成24年度青少年団体・グループ顕彰」を受賞した。19日午後、篠嶋会長ら4人のメンバーが市役所を訪れ、能登芳昭市長に受賞の喜びを報告した。
 同顕彰は今月7日、札幌市の道民活動センター「かでるホール」で開かれた北海道青少年育成大会の席上で行われた。
 同保存会は昭和48年、市内の農業青年ら8人で結成された。同年の富良野市開基70周年式典で初出演し、作曲家の故八洲秀晃氏による作詞・作曲「彌栄太鼓」を披露した。以来、福祉施設への慰問をはじめ、成人式、神社例大祭、北海へそ祭り、ワイン・ぶどう祭り、スキー祭りなど年20回前後の出演をこなし、市内行事では欠くことのできない団体として活躍。現在、25人のメンバーが精力的な活動を行っている。
 さらに保存会の継続活動を行うため、昭和62年、小学3年生以上と中学生を対象とした「少年部」を新たに設立。週1回の活動を続け、太鼓の演奏を通じて、青少年の健全育成に取り組んでいる。現在、16人の小中学生が少年部に所属し活躍している。
 こうした長年にわたる公演事業や青少年育成活動が評価され、平成7年に富良野市文化団体協議会が主催する文化奨励賞、同17年に文化功労賞をそれぞれ受賞しており、同顕彰表彰へとつながった。
 報告したのは篠嶋会長、鈴木ジェシカさん、少年部に所属する富良野東中3年の中川里菜さん、富良野西中3年の川上茜さん。
 篠嶋会長は賞状を能登市長に披露し、「今後も精力的に活動し、富良野彌栄太鼓の普及に努めていきたい」などと受賞の報告を行った。
 ジェシカさんはオーストラリアの出身。3年半前、富良野スキー場を訪れた。その時、彌栄太鼓のメンバーを募集するポスターを見て入会した。「スキーを楽しんだらすぐ帰国するつもりでした。しかし彌栄太鼓の力強い演奏に魅せられ夢中になった。日本人の男性と結婚し、住居も構えました」などと笑顔で話し、16日に開催されたワイン・ぶどう祭りでも勇壮な太鼓演奏を披露した。
 また中川さんは中学1年の時、少年部に入った。「クラブ活動のサッカーと両立させるのが大変だったが、頑張り通すことができた」とこれまでの活動を振り返った。川上さんは小学5年の時から太鼓演奏を行っている。中学に入って陸上競技の選手として活躍。その一方、富良野彌栄太鼓少年部の一員として演奏活動を行ってきた。
 能登市長は「これまでの長年にわたる活動、後継者となる小中学生の育成にも努めており、本当にご苦労様」などと顕彰受賞を祝福し、篠嶋会長ら保存会と少年部メンバーの労をねぎらった。



魚を殖やすのは“森づくり”から トマムの国有林で植樹祭

 上川南部森林管理署が主催する「お魚を殖やす森づくり」植樹祭が好天に恵まれた14日、占冠村のトマム国有林246林班(鵡川源流部)で行われ、約100人がアカエゾマツの苗木500本を植えた。
 同植樹は今年で13回目。下流域に位置する鵡川の人たちが上流域に位置する占冠の地に、占冠村など富良野圏域の人たちと協力して「森づくり」を行い、きれいな水や栄養分を川や海に供給し、魚を殖やすのを目的に毎年実施している。
 参加したのは占冠村と鵡川町、鵡川漁業協同組合、南富良野、富良野、上富良野の関係者。占冠村からは中央小学校の3、4年生14人も参加した。
 開会式で主催者を代表して西川晃由署長が「森林づくりはきれいな水や栄養分を川や海に提供し魚を殖やすのみでなく、国土の保全をはじめ地球温暖化防止にも大きく貢献している。さらに鳥や動物など色々な生物の棲む場所やエサの供給源にもなっている」などとあいさつし、鵡川上流域での植樹の重要性を改めて訴えた。
 この後、グループに分かれ約30センチに成長した苗木を次々に植えた。今回はコスト縮減に向けた「コンテナ苗」20本を記念として植えた。小学生たちも「大きく立派な木に成長してほしいです」と大人に交じって一生懸命植えていた。
 同日は30度を超す猛暑となったが、植樹は1時間ほどで終了した。この後、植樹会場からトマムコミュニティセンターに移動し、鵡川漁業協同組合女性部が石狩鍋を参加者たちに振る舞い、しばし和やかな歓談と交流が行われた。

2012年9月20日木曜日

富良野市役所 全国大会へ
東日本軟式野球大会北・北海道大会優勝

 第35回東日本軟式野球大会(1・2部)北・北海道大会(北海道軟式野球連盟主催)が15日から17日までの3日間、富良野市民野球場など4球場で開催された。1部では富良野支部代表の富良野市役所が決勝で釧路支部代表の釧路市役所マリナーズを下し、来年(5月頃)、神奈川県で開催される全国大会に駒を進めた。また2部では富良野支部代表のベアーズ(中富良野)が決勝まで勝ち進み、準優勝を飾る健闘を見せた。
 同大会には1部に道内13支部から選抜された13チームが出場し、15日から富良野市民野球場と富良野市営若葉球場で3日間熱戦が繰り広げられた。
 富良野市役所は、2回戦で北見支部代表のメジャーを延長10回4―3、準決勝で紋別支部代表の紋別市役所を3―0、続く決勝で釧路市役所マリナーズを5―2でそれぞれ破り、念願の全国大会切符を手にした。
 決勝は富良野市役所が先攻、釧路市役所マリナーズが後攻。富良野市役所が1回と6回に1点ずつ得点した。しかし、7回裏に2点を許し、同点とされた。終盤戦に入って1点を争う接戦となったが、富良野市役所は8回表に長打などで2点、さらに9回表に1点をそれぞれ加点し、試合を優勢に進めた。
 しかし、9回裏、準決勝から連投した冨澤陽平投手(25、体育施設職員)が突然制球を乱し、連続の四球。1アウト満塁の大ピンチを迎えた。だが冨澤投手は最後まで球威が衰えず、力強い投球を見せ得点を許さずチームを優勝に導いた。
 富良野市役所は、消防職員、体育施設職員、病院職員、福祉施設職員の混成チーム。全国大会出場を目指し、これまで定期的に練習。北海道軟式野球連盟が主催する各大会に出場し、全国大会に向け挑戦してきた。富良野市役所は富良野市民野球場が完成した平成15年、高松宮賜杯北・北海道大会で優勝しており、2度目の全国大会出場となった。
 チームを率いる中島修主将は「優勝できたのはチーム力に加え、投手の軸となった冨澤陽平選手と弟の和明選手の活躍が光った。全国大会は来年(平成25年度)神奈川県で開催される。チーム一丸となって練習を行い、全国大会に臨みたい。」と意気込みを語った。
 2部には富良野支部代表の3チームと12支部から計15チームが出場。15、16日、上富良野町富原球場、中富良野町町営野球場で1回戦、2回戦、準決勝。決勝が17日、富良野市民野球場で行われた。
 富良野支部からはベアーズ、占冠村役場、多田クラブが出場した。占冠村役場は1回戦、2回戦と勝ち進んだが準決勝で帯広支部代表の勝興寺に1―3で惜敗した。また、多田クラブは2回戦で敗退した。
 ベアーズは、1回戦で網走支部代表のホクレン中斜里製糖工場を7―3、2回戦で中標津代表のJA中標津を4―1でそれぞれ破り、準決勝は北見支部代表のJOKERを6回コールド11―0で下し、決勝に進出した。
 決勝はベアーズが先攻、勝興寺が後攻。ベアーズは5回表まで3―2でリードした。しかしその裏、味方のエラーなどが続き4点を献上した。その後加点出来ず3―6で敗れ、惜しくも全国大会出場を逃した。



旭川地区で初優勝飾る 中富良野リトルスターズ

 今月1、2日、美瑛町スポーツセンターで開催された「第36回旭川地区ミニバスケットボール夏期大会」で、中富良野リトルスターズ(高嶋あや乃主将、17人)が女子の部で見事初優勝を飾り、11月に開催される第38回北海道ミニバスケットボール選手権大会旭川地区予選会に向け好スタートを切った。
 同大会には旭川、富良野、上富良野、中富良野、東川など旭川地区ミニバスケットボール連盟に加盟している20チーム(男子は16チーム)が出場し、旭川一の実力を競い合った。
 大会は8月18日と26日に、上富良野町と中富良野町、富良野スポーツセンターで行われた予選会から始まり、上位11チームによる決勝トーナメントが両日、美瑛町スポーツセンターで開催された。
 中富良野リトルスターズは、1回戦で美瑛を38―23で破り、続く準決勝では旭川の強豪・千代田に24―23の接戦で勝利した。そして決勝では同じく旭川の永山に対して43―18のスコアで圧勝した。
 中富良野リトルスターズは結成10年目で同夏期大会で優勝したのは初めて。4月に行われた大雪クラブ杯争奪第10回春季リーグ大会では準優勝を飾り、6月に行われた北海道ミニバスケットボール夏季交歓大会予選会ではベスト4と安定した力をつけてきた。今大会では第1シードとしての出場だった。
 主将の高嶋さん(6年)は「チームができて10年目に優勝することができ、とても嬉しい。11月に行われる全道選手権大会旭川地区予選会では優勝を飾り、全道大会に出場したい」と笑顔で答えた。
 また監督の北村貴志教諭(33)は「小さな学校なのでみんな仲が良い。チーム力で初優勝を飾ることができたと思う。放課後2時間の練習を行っている。中学校に行ってもバスケットボールを続けられるよう基本プレーを中心に指導している。11月の大会ではぜひ優勝し、全道大会に出場させたい」と選手たちの頑張りに大きな期待を寄せている。