2012年12月10日月曜日

和菓子職人の佐々木廣道さん
食品衛生功労者で厚生労働大臣表彰

 長年にわたる食品衛生功労者として、富良野市若松町の佐々木廣道さん(73)が厚生労働大臣表彰を受賞し、能登芳昭市長に報告した。
 佐々木さんは、昭和28年に15歳で旭川市の千秋庵に就職。20年間、和菓子職人として修業を積んだ後、同48年12月、現在地で菓子店「ろっこう」を開業した。この間、富良野地方食品衛生協会理事、常任理事として活躍し、平成17年5月からは副会長に就任。さらに平成4年から食品衛生指導員として活躍するなど、行政の事業推進をはじめ、食品衛生の普及向上に積極的に取り組み、大きな実績を挙げている。
 こうした長年にわたる功績で平成15年に富良野保健所、同16年に北海道食品衛生協会からそれぞれ食品衛生功労者として表彰され、同23年9月には北海道知事から北海道社会貢献賞を受賞している。
 表彰式は10月26日、東京の明治座で行われ、表彰された。北海道からは佐々木さんのほか4人が受賞した。
 佐々木さんは「和菓子職人が年々少なくなってきているのが寂しい。現在、富良野市内の和菓子製造施設は4軒のみになった。中学生や高校生の若い世代に職人の技を伝えるため、10年ほど前から職場体験を受け入れている。一人でも多くの子供たちに和菓子作りの魅力を感じ取ってほしい。体力の続く限り、これからも和菓子作りに専念したい」などと能登市長に報告した。これに対して同市長は「大臣表彰はこれまで積み重ねてきた長年の努力の賜物です。これからも健康に気を付けて職人の技を若い世代に伝えて下さい」と受賞を祝福した。



扇山キセキゲッターズが初優勝
全国小学生タグラグビー選手権富良野支部予選会

 第9回全国小学生タグラグビー選手権大会兼第9回北海道小学生タグラグビー選手権大会富良野支部予選会が1日、富良野スポーツセンターで開かれ、扇山小「扇山キセキゲッターズ」が初優勝を飾った。準優勝は富良野小「富良野へそタグズA」で扇山キセキゲッターズと共に、1月14日、北広島市総合体育館で開かれる全道大会に出場する。
 同予選会には、市内6校から15チームと、南富良野町の4校で編成した連合チームの計16チームが出場した。試合は4チームずつの4ブロックに分かれてリーグ戦を行い、各上位8チームによる決勝トーナメントが行われた。
 約7時間にわたる熱戦の結果、決勝で大会9連覇のかかった富良野小「富良野へそタグズA」を扇山小「扇山キセキゲッターズ」が6―5の接戦の末に下し、念願の初優勝を飾った。北海道ブロック大会には富良野支部から2チームの出場枠があり、両チームが出場権を獲得した。
 富良野小「富良野へそタグズA」は北海道ブロック大会で2連覇しており、5度全国大会に出場している強豪チーム。また、扇山小「扇山キセキゲッターズ」は、昨年の全道大会出場メンバーがそのまま残っており、両チームとも全道大会での活躍が大いに期待されている。

0 件のコメント:

コメントを投稿