2012年7月26日木曜日

富良野緑峰の中村彰宏さんに富良野市特別奨励賞を授与

 富良野市は24日、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)世界学生パソコン大会決勝戦日本代表に高校生としてただ1人選ばれた、富良野緑峰高校情報ビジネス科3年、中村彰宏さんに「富良野市特別奨励賞」を授与、同世界大会での活躍に大きな期待を寄せた。
 同学生大会は、大学生、高校生を対象に社会人として必要なスキルアップ、さらに卒業後には国際的に活躍できる人材育成を目的として開催されている。日本大会では6万5000人がエントリーした。中村さんはエクセル部門において第1次選考で満点の1000点を挙げ、さらに2次選考の論文でも高得点の成績を収め、高校生としてただ1人、北海道初となる代表に選ばれた。決勝戦は今月29日から8月1日(現地時間)にかけアメリカラスベガスで開催される。
 こうした中村さんの素晴らしい活躍に対し富良野市が初めての特別奨励賞を設置し、表彰した。能登芳昭市長が賞状を授与し、「富良野市にとって大変名誉なこと。全国6万5000人の中から選ばれたことは大変素晴らしい。高校生をはじめ小中学生に大きな励みとなると思います。世界大会では優勝することを期待しています」とあいさつ。また北猛俊市議会議長も「ぜひ世界一になって下さい」とエールを送った。
 これに対して中村さんは「高校生として選ばれとても嬉しい。まさかの日本代表でびっくりしています。世界大会に向け、怠らず取り組んできました。世界チャンピオンになって富良野に帰ってきたいです」と意気込みを語った。



富良野市から19人の選手出場

 あす27日から始まる中体連全道大会陸上競技など3競技に出場する富良野東中、富良野西中の選手が24日午後、市役所を訪問、能登芳昭市長と宇佐見正光教育長に出場報告と意気込みを熱く語った。
 全道大会に出場するのは陸上競技に16人、卓球競技に1人、柔道に2人。陸上競技はあす27日から29日まで3日間、旭川市で、柔道は28、29日の2日間、深川市で、卓球競技は8月3日から5日の3日間、稚内市でそれぞれ開かれる。
 報告会には18人が参加。陸上競技の男子400メートル、同400メートルリレーに出場する富良野西中3年の森髙史也選手を皮切りに一人ひとり全道大会に向けた抱負を力強く報告した。この中で3年連続卓球競技に出場する富良野西中3年の相川陽菜選手は「昨年までの経験を生かし、いい報告ができるようベストを尽くしたい」、また柔道男子個人81キロ級に出場する富良野東中3年の今野郁哉選手は「優勝です」とそれぞれ力強く抱負を述べた。
 これに対して能登市長は「それぞれが全道大会に向けて述べた抱負に沿って全力で臨んでほしい」と激励し、さらに宇佐見教育長も出場選手の活躍にエールを送った。

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