富良野市の夏の風物詩「第44回北海へそ祭り」(7月28・29日開催)に友好都市の兵庫県西脇市から「播州ラーメン」が初出店する。さらに、西脇高校生活情報科の生徒らが訪れ、富良野緑峰高校園芸科学科のふらのカレンジャー娘との交流、播州織の浴衣で踊りに参加するほか、富良野オムカレー推進協議会(谷口正也会長、加盟13店舗)に播州織のオリジナルグッズを製作、贈呈する。また、7月26日と8月3日の2日間、西脇市内にある日替わりシェフレストラン「梅吉亭」で、西脇高校生活情報科の生徒らが、富良野オムカレーをメニュー化、提供するという。
昨年11月のB―1グランプリ姫路大会で富良野オムカレーの出店ブースを西脇市職員がサポートして以来、同協議会と西脇市は、両市の地域ブランドである「食」(播州ラーメン・富良野オムカレー)や「衣」(播州織)を通した新たな交流を進めており、同祭りで播州ラーメンの出店、西脇高校の生徒らの訪問など、これまでの交流が実を結んだ結果となり、西脇市と同協議会の関係者は喜んでいる。
同協議会は、「北海へそ祭りでの交流に弾みをつけて、西脇市とは継続しながら食と衣の文化交流を進め、両市が持つ『食』(播州ラーメン・富良野オムカレー)と『衣』(播州織)の地域ブランドの魅力を道内外に発信し、両市にとってメリットを享受できる企画をこれからも展開できれば」と話している。
富良野緑峰高
第48回全経簿記・電卓全道大会電卓部門で全国出場
全国経理教育協会北海道地方会が主催する第48回全経簿記・電卓全道大会の電卓部門で富良野緑峰高が団体の部で2年連続優勝、個人総合競技でも1位から3位を独占する好成績を挙げた。9月2日、東京で開かれる全国大会に4人の生徒が出場し、団体と個人の部で全国一を競い合う。
同大会は今月16日、苫小牧市で開かれ、専門学校や高校など9校から111人の生徒が出場した。全国経理教育協会が主催する簿記や電卓検定を受験している生徒が簿記と電卓部門に分かれて個人総合と団体戦で競い合った。電卓部門の競技は乗算・除算・見取算・複合算・伝票算の5種目を各8分間で200点、合計1000点満点で競い合った。この結果、個人総合で情報ビジネス科3年の工藤冬花さんが830点で優勝、同岩渕佳代子さんが800点で準優勝、流通経済科3年の松田知恵さんが785点で3位に入賞し、上位を独占した。
さらに個人総合競技の得点上位3人の合計点で競う団体競技で計2415点を獲得し、準優勝の旭川商業に335点の大差をつけ、団体の部で2年連続全国大会出場を果たした。また個人競技でも流通経済科2年の宍戸愛さんが上位の成績を挙げ、全国大会出場を果たした。
上位を独占した工藤さんら3人は電卓検定でいずれも9段に合格している。また宍戸さんも7段の腕前だ。
全国大会では北海道など全国8ブロックから選ばれた生徒が個人総合と団体戦で日本一の実力を競い合う。
2年連続出場を果たした工藤さんは「昨年は入賞できず悔しい思いをしました。今年は入賞(3位以内)を目指して頑張りたい。27日から8月20日まで夏休みに入るが、午前中は学校に来て全国大会に向けた練習を行いたい」と闘志を燃やしている。
指導している顧問の保坂雅裕教諭は「昨年までは各種目の競技時間が10分だったが、今年から8分に短縮された。よりスピードアップと正確さが求められている。2年続けての全国大会出場なので生徒たちの頑張りに期待したい」と話す。
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