富良野中心市街地の商店街で使用されている「ふらのへそくりカード」と「ふらのカード」の2つのポイントカードが、2月1日からICカード「ふらのへそくりカード」に統一されることになった。新ポイントカードは富良野商工会議所(荒木毅会頭)が事業主体となって運営を行っていく。
同じ市街地に2つのポイントカードが長年にわたり使用されてきたことに対して、利用している市民の間から「2つのポイントカードがあるのは紛らわしい。統一できないのか」という要望があり、市議会定例会の一般質問でも取り上げられた。このため商工会議所が調整を図り、新しいポイントカードに移行することになった。新カードの加盟店は39店舗。
それぞれ使用されているカードで満点に満たない端数のカードについての移行期間は今年9月30日まで。ただし「ふらのへそくりカード」で2012年3月31日までの有効期限の端数カードの移行は今年3月31日までとする。満点の旧カードについてはそれぞれの加盟店で500円の金券として引き続き使用できる。
同商工会議所では、新ポイントカード発行に伴い、今後加盟店拡大を図り、多くの市民が新カードを活用できる体制を整えていくことにしている。また現カードを利用している市民に対して、早めの移行手続きを呼びかけている。詳しくは同会議所(電話22・3555番、FAX22・3120番)へ。
同じ市街地に2つのポイントカードが長年にわたり使用されてきたことに対して、利用している市民の間から「2つのポイントカードがあるのは紛らわしい。統一できないのか」という要望があり、市議会定例会の一般質問でも取り上げられた。このため商工会議所が調整を図り、新しいポイントカードに移行することになった。新カードの加盟店は39店舗。
それぞれ使用されているカードで満点に満たない端数のカードについての移行期間は今年9月30日まで。ただし「ふらのへそくりカード」で2012年3月31日までの有効期限の端数カードの移行は今年3月31日までとする。満点の旧カードについてはそれぞれの加盟店で500円の金券として引き続き使用できる。
同商工会議所では、新ポイントカード発行に伴い、今後加盟店拡大を図り、多くの市民が新カードを活用できる体制を整えていくことにしている。また現カードを利用している市民に対して、早めの移行手続きを呼びかけている。詳しくは同会議所(電話22・3555番、FAX22・3120番)へ。
小学生21人が会社経営の疑似体験
上富良野町の小学生たちが会社経営の疑似体験を行うため、実際に自分たちで製作した商品を今月22日、セントラルプラザ内で販売し好評を博した。この販売会は、町内の小学生たちが未来の経営者に育ち、技術者の育成につなげるのを目的に、上富良野商工会青年部(谷口貴人部長)が「ベンチャーキッズかみふっ子」と名付けて6年前から実施している。
参加した小学生は上富良野小、上富良野西小、東中小の4年生以上の児童21人。前日にセントラルプラザに集まり、店の名前や売る商品、販売個数などを協議した後、商品の製作や製造を行った。
木工品では犬のキーホルダー、首長恐竜、ひな飾りの3種類を製作。男の子や女の子は、すでにかたどった商品を磨き、金具を取り付けたり、目をはめ込むなど最後の仕上げを行った。また、レザークラフトでは業者が製作したブレスレットと小皿の2種類を組み立てた。パンの製造ではアップルパイ、クリームチーズ、メロンパンなど5種類をオーブンで焼き上げた。
そして22日に販売したのは木工製品40点、レザークラフト40点、パン110個。販売会は同時に開かれたフリーマーケットの中に「ベンチャーキッズブース」を設けて午前10時から販売を開始した。会場には主婦や保護者など大勢の町民が次々に訪れ、子供たちが製作・製造した商品を手に取り次々に買い求めていた。特にパンはすぐに完売する大人気だった。
ベンチャーキッズの販売会にあたり谷口青年部長は「子供たちが会社経営の擬似体験を行い、仕入れ、製造、販売を実際にすることで一人でも多くの子供たちが未来の経営者や技術者として巣立ってくれれば嬉しい」と期待していた。
なお、この日の売り上げ金は2万5249円。26日午後、同キッズの河原萌香さん(上富良野小5年)ら12人が役場を訪れ、向山富夫町長に「子供たちの教育資金に使って下さい」と手渡した。これに対して同町長は「有効に使わさせていただきます。上富良野町もお店が少なくなってきました。ぜひ将来社長さんになってお店を経営して下さい」と期待を込めて感謝の言葉を述べた。
参加した小学生は上富良野小、上富良野西小、東中小の4年生以上の児童21人。前日にセントラルプラザに集まり、店の名前や売る商品、販売個数などを協議した後、商品の製作や製造を行った。
木工品では犬のキーホルダー、首長恐竜、ひな飾りの3種類を製作。男の子や女の子は、すでにかたどった商品を磨き、金具を取り付けたり、目をはめ込むなど最後の仕上げを行った。また、レザークラフトでは業者が製作したブレスレットと小皿の2種類を組み立てた。パンの製造ではアップルパイ、クリームチーズ、メロンパンなど5種類をオーブンで焼き上げた。
そして22日に販売したのは木工製品40点、レザークラフト40点、パン110個。販売会は同時に開かれたフリーマーケットの中に「ベンチャーキッズブース」を設けて午前10時から販売を開始した。会場には主婦や保護者など大勢の町民が次々に訪れ、子供たちが製作・製造した商品を手に取り次々に買い求めていた。特にパンはすぐに完売する大人気だった。
ベンチャーキッズの販売会にあたり谷口青年部長は「子供たちが会社経営の擬似体験を行い、仕入れ、製造、販売を実際にすることで一人でも多くの子供たちが未来の経営者や技術者として巣立ってくれれば嬉しい」と期待していた。
なお、この日の売り上げ金は2万5249円。26日午後、同キッズの河原萌香さん(上富良野小5年)ら12人が役場を訪れ、向山富夫町長に「子供たちの教育資金に使って下さい」と手渡した。これに対して同町長は「有効に使わさせていただきます。上富良野町もお店が少なくなってきました。ぜひ将来社長さんになってお店を経営して下さい」と期待を込めて感謝の言葉を述べた。