
調印式には警察署側から北川幸一署長、富良野市側からは能登芳昭市長が出席。それぞれの協定書に署名して交換を行い、今後の情報交換と連絡調整を約束した。
警察が現在配信している「ほくとくん防犯メール」の登録者数は富良野警察署管内で現在535人。また、富良野市の「安全・安心メール」には288人の市民が登録している。
協定書に調印した能登市長は「これまでは町内会組織を通して定期的に、犯罪の発生や事故状況の実態、さらに啓発などを行ってきているが、今回の警察側との調印によって市民への情報提供がより早くなる。警察側の発信力に期待を寄せたい」と話す。また警察側でも「伝達の幅が広がり、災害情報に関しては行政側に発信力がある」と今後の効果的な運用に期待を寄せている。
児童生徒が熱演 3日間にわたり「ふらの演劇祭」

同演劇祭は「演劇のまち富良野」を全国に発信するのを目的に平成14年から毎年、10月に開催されている。市内の小中学生と中富良野町の中学生が多数出演して、見事な演技力を披露している。今年は麓郷中(12人)、中富良野中3年生(63人)、扇山小4年生(37人)、布礼別中(10人)が出演した。
8日は麓郷中と中富良野中が出演。麓郷中の演目は「そしてプロローグ」、中富良野中は「夢を信じて」。9日は扇山小4年生が「なめとこ山の熊」、布礼別中が「ごはんの時間」を演目にそれぞれ熱演した。出演した児童生徒たちはそれぞれ約40分間にわたり与えられた役を見事に演じきり、同ホールに詰めかけた保護者や関係者から大きな拍手を受けていた。
毎年演劇祭を鑑賞している男性市職員は「子供たちの演技力には本当に感心させられ、素晴らしい。また指導にあたっている先生たちも演技を行う子供たちのために大道具、小道具を手作りで作製するなど懸命に行っている」と、演劇活動に熱心に取り組む子供たちとその先生たちに拍手を送っている。
なお、3日間にわたる演劇祭には約800人が入場し、子供たちと市民の演劇を楽しんだ。
sergo
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