富良野商工会議所 創立60周年を祝う
富良野商工会議所の創立60周年記念式典が9月27日、新富良野プリンスホテルで開かれ、60年の歩みを振り返ると共に、今後さらに積極的に事業を会員一同で推進していくことを確認した。
同会議所は大正14年、市街商工業者による「富良野実業協会」の結成にさかのぼる。その後、富良野商工会が創立されたが、昭和25年10月に新しい商工会議所法が制定されたのに伴い、翌年5月、地域総合経済団体として新たにスタートした。
この60年間に、役員議員の有志が発起人となり、北の峰観光開発株式会社を設立し、北の峰スキー場に初めてスキーリフトを建設したのをはじめ、商工祭りの一環として始まった北海へそ踊りへの支援、従業員の定着・福利向上のための従業員住宅の建設、地域経済活性化の一助とした「ふらの市内共通商品券」や「プレミアム付き商品券」の発行、ふらのまちづくり会社の運営によるフラノ・マルシェのオープンなど地域総合経済団体として、様々な中心市街地活性化事業を推進してきた。
式典には、日本商工会議所常務理事の宮城勉氏、北海道経済産業局長の和田修一氏、上川総合振興局局長の窪田毅氏、北海道商工会議所連合会副会頭の新谷龍一郎氏、富良野市長の能登芳昭氏を来賓に招き、市内外の関係者約200人が出席した。
はじめに荒木毅会頭が60年間の歩みを振り返った後、「今後さらに積極的に事業を行うことを会員一同で誓い、その意気込みをご理解いただき、関係機関のご支援をお願いします」と式辞を述べた。この後、荒木会頭が前会頭の日下博克さんをはじめ歴代の副会頭、議員会長など10人を特別功労者として表彰したのを皮切りに、永年勤続役員・議員、永年勤続職員などの表彰を行い、長年にわたり商工会議所運営に携わった功労をねぎらった。
さらに、永年経営継続企業(80年以上)として昭和6年創業の有限会社中央ハイヤー(吉本貞子社長)を表彰。続いて会員事業所永年勤続優良従業員の表彰が行われ、勤続40年以上の寺坂昭雄さん(後田設備工材)をはじめ、30年、20年、10年以上の計24人を表彰した。
最後に優れた業績を挙げている北央貨物運輸株式会社(段禎文代表取締役社長)にエクセレントカンパニー賞を授与した。同社は昭和52年2月に開業。従業員数141人。保有する建設機械等は1000台を超え、建設機械リース業、建設機械土工、クレーン作業など事業を拡大し現在に至っている。
引き続き、約270人が参加した記念祝賀会が開かれ、創立60周年を祝った。
あす第49回北海道障害者スポーツ大会
北海道障害者スポーツ振興協会、富良野市など主催の「第49回北海道障害者スポーツ大会」があす2日、富良野市、上富良野町、中富良野町、南富良野町の4市町で開催され、陸上競技、車椅子バスケットボール、バスケットボール、サッカー、ソフトボール、フットベースボールの6競技に計602人の選手が出場して全道一の実力を競い合う。
同大会は「富良野から 汗と笑顔と感動を!」をスローガンに開催される。昭和38年に第1回大会が開かれて以来、富良野圏域では初めて。競技別の出場選手は個人競技の陸上競技に341人、団体競技の車椅子バスケットボールに5チーム37人、サッカーに3チーム43人、バスケットボール男子に5チーム49人、同女子に2チーム10人、ソフトボールに7チーム87人、フットベースボールに3チーム35人。
富良野市からは陸上競技に9人、ソフトボール競技に13人の計22人が出場する。また、上川地区管内からは陸上競技に5人、ソフトボール競技に23人、フットベースボール競技に15人の計43人。
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